スーパーマンのレビュー・感想・評価
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ごった煮の英雄ではないスーパーマン
冒頭からスーパーマンが負ける。
ウルトラマンなる敵が出てきたり、クリプトンというスーパードッグや怪獣まで出現する。レックスルーサーが2枚目の天才で悪の魅力を存分に出して凄い。
次元を操る装置を作ったりしてルーサーが実は主役の映画なのか!?
ギャラクシーを作った監督らしくスーパーマンより強いやつらがこれでもかと出てくる。
飽きさせないが、通常のスーパーヒーローものではなく、ごった煮の異星人物語として描かれている。
タイトルなし(ネタバレ)
約90年前に作られた直球なキャラクターなのでしかたがないですが、たぶん地球で一番のスーパーな能力を持ち、他人を疑わない純粋な性格、そして品行方正な態度をとる、自分の中ではなんの葛藤も持たない優等生で、悪という災害を叩くより人命救助を最優先するとスーパーマンのキャラクターを壊さず、現代の大人が楽しめる物語を作れただけでもすごいなぁと思いました
マーベルにもキャプテンアメリカという優等生キャラがいますが、こちらはもともとは弱者という設定なので、弱者を守る動機を実感しているんだろうなと感情移入できますが、スーパーマンが人命救助をする動機って、もちろんよい行いなのはわかってるんですが「強者は弱者を守るべき」みたいな上からの目線を感じてしまい共感度が下がってしまうんですね
この映画で、地球一のスーパーな能力を持つスーパーマンが初めて負けた相手がクローン(自分)+分析とレックスの頭脳、というのはおもしろいんですが、続編やdcユ二バースがあるとすると、クローン戦争?少年ジャンプ的な展開の新たな異星人?などと思ってしまい、今後どうするんだろ?な不安の方が先に立ちました
新スーパーマンかなりチャーミング
演じる人が変わると厳しい目で見てしまいがちだけれど、想像の10倍愛らしいスーパーマンで一気に好きになってしまった。端正な顔立ちに筋肉隆々の体でスーパーマンらしい容貌だけれど、子どものような純真無垢さが垣間見えてかなりチャーミングな人物になっている。
ニコラス・ホルト演じる悪役はスーパーマンへのコンプレックスの塊なのだが、こちらも思春期かと思うような拗らせ具合に素直さを持ち合わせている。ボロボロと悔し涙を流す悪役というのが斬新だった。
コメディもいい塩梅で入っていて飽きずに見られるし、犬映画としても楽しめた。
はじめましてなのに…。
ジェームズ・ガンらしくうまくまとめているがワクワクしないのは、はじめましてなのに紹介が足りないからだろう。
●今さら、スーパーマンに説明はいらないと判断したのだろうが、新始動したならそこはちゃんと敵も味方も導入を描いてほしい。続編ぽいオープニングで、ワクワクしないし、レックス・ルーサーはいきなり何でもありだし、そもそも敵の劇的欲求の源もわかりずらい。
●スパーパワーでガチで殴り合ってるだけ。昨今のヒーロー映画と同じで退屈なアクションだ。思わぬパワーの使い道とかまるでない。
●結局、クリプトナイト。結局、クローン。その発想から出られてない。
●良かったのは本当にスーパーマンが侵略者として地球に送られたという発想だ。
国際紛争に介入するのも倫理的な問題があるというのもガンらしい。
現実の世界にスーパーマンがいたらという発想にもっと傾けた方が良かった気がする。
●ガンの悪ノリも機能しづらいのか、あまりない。
MCとかDCとか以前にヒーロー映画も限界に来てるのでは?
良くも悪くもジェームズ・ガンらしいスーパーマンだった。見せたい映像が明確で、様々な場面で、美しい映像で魅了される
良くも悪くもジェームズ・ガンらしいスーパーマンだった。見せたい映像が明確で、様々な場面で、美しい映像で魅了される。
ストーリーは、現在の世界情勢やSNS時代を反映していて、つめこむだけ詰め込んだ感じ。国際紛争、侵略、SNSなど、考えさせらるテーマが散りばめられている。ただ、深刻にならずに上澄を救ったぐらいで、暗喩にもなっていない。味付けはジェームズ・ガンらしい乗りとギャグが満載。
一番のテーマは、スーパーマンも普通の人間と一緒なんだということ(まるで相田みつをみたいに「人間だもの」と)。で、強烈な印象を残すシーンは、侵略者としてスーパーマンが非難され、スーパーマンへの見る目がガラッと変わるシーン。鎮痛な面持ちのスーパーマンの表情がなかなかいい。ジェームズ・ガンはこれを一番やりたかったのでは?
話は、スーパーマンは非難されながらレックスルーサーに完膚なきまでもやられる。
が、ジャスティスギャングのマイケル・ホルトと一緒になんとかレックス・ルーサーをやっつけるというもの。
レックスルーサー(70年代のスーパーマンではジーン・ハックマンがやっていた)は、今回はニコラス・ホルト。端正で美形の悪役。ロイス・レイン役のレイチェル・ブロズナハンも美しくて良かった。ジャスティスギャングなる新たなチームがなかなか賑わせてくれる。
あと愛すべきバカ犬のクリプトが笑える。(エンドタイトルの後の二人(?)が並んで地球を見ている姿は美しい!)
と、それぞれのキャラが立っていてジェームズ・ガンらしく、賑やかで楽しい。
スーパーマンも、人間スーパーマンとして悩み、克服する話と、現在の世界の情勢まで入れて「正義とは」と語る。結局正義とはうつろいやすいということを言っているのか。それすらも無自覚にたまたま描いているのか。この現代社会は、見方によって、悪にも正義にもなることを描いたのか?結局、昔のようにノーテンキに正義を謳うことができなくなったせいで、色々趣向を凝らして自家中毒を起こしてしまった感はある。
ちょっと消化不良な感じでしたが、ジェームズ・ガンのギャグの乗りは楽しく見ました。
特にバカ犬が!
「スーパーマン」じゃなくて「スーパードッグ」だ11
スーパーマン弱すぎる。冒頭から血ヘドを吐きながら全身骨折なんてありえない! 犬に助けられてるとは。スーパーマンは絶対に完全無欠です。人間性をだして描いてるらしいが、スーパーマンは宇宙人だし移民じゃない 今の世界の世相を政治を絡めてるし面白くもない
助けを呼んでるのに現れないなんて酷すぎる。今の時代はこんな作り方しかできないのかな
こんな時代だからこそ敵をスーパーマンにバッサリとやっつけてほしかったな、犬の方が活躍してます。時代の流れなのでしょうか。この手の映画はややこしい理屈抜きで敵をバタバタと倒す方がいい。スカッとして映画館を出たかったです。✦は犬にです
楽しめたが、それ以上に不満なことが多すぎる。
スーパーマンならではの凄まじい戦闘能力は及第点で堪能できた。高速で空を飛んだり、目からビームを出したり等々。、物語としてはスーパーマン同等以上の超人とそれを操る会社とのやりとりかな。楽しめたんだ。一応楽しめたのだけど。文句言いたいことが沢山ありすぎる。
制作者がスーパーマンの内面の弱さを描きたかったのは何となく分かる。分かるけど…。戦闘面では負けても成熟した大人としてのやりとりが出来るスーパーマン像が見たかった。戦闘で負けて、さらに恋人との口喧嘩に負けてキレる姿なんぞ見たくなかった。心身共の弱々しい歴代最弱のスーパーマンだ。序盤の恋人との痴話喧嘩がスーパーマンのヒーロー像が決定づけられた瞬間と言っても過言ではなく、心底残念に思ってしまった。
後、スーパーマン以外の超人が多すぎる。多すぎてスーパーマンの有り難みというか特別感が薄くなってしまっている。しかもその超人達はスーパーマンの味方という立場だから始末に負えない。味方になる超人の中にはスーパーマンの弱点を取り扱う者がいて、その存在が「スーパーマンはこの超人には劣っている」という認識が付き纏って、スーパーマンの無敵感がさらに薄くなってしまっている。どうせだったら味方だった超人部隊は実は敵であって、スーパーマンがジョン・ウィックばりにボコボコにやられながらも最終的には全員倒すという流れの方が良かった。
文句を色々と言ってしまったが、とってつけたようだが、楽しめたのは間違い無い。個人的作中での重要なポイント、分岐点は序盤の恋人との痴話喧嘩の場面だ。その場面でスーパーマンに対してどのような感情を視聴者が抱くかで作品に対する見方が変わっていくだろうと思う。
のんきな市民
ザック・スナイダー版のスーパーマンを数作見たせいか、今回のスーパーマンの緩さや、妙なコミカルさがあまりしっくりこなかったです。
まず、スピード感のなさ。スナイダー版だと、人間には全く対応できないような超スピードだったのに、今回は単なる人間のレックス・ルーサーが普通に指示を出せる程度のスピード。また、ウルトラマン以外の超人に対しても圧倒的な強さが見られないのが物足りなかったです。ワンダーウーマンたちが束になってもかなわない、ステッペンウルフを軽く扱うあの強さと比べてはいけないのかもしれませんが、やはり見劣りしてしまいました。
あとはあのカイジュウのフォルムがぬいぐるみらし過ぎたことで、あまり怖さがなかったし、それを反映するかのように、本来ならゴジラの時のように市民が逃げ惑うはずなのに、全然慌てないでのんきに見物している事にあきれてしまいました。特に話題になった少女を救うシーンは、あの状況の中でのんびり歩く少女に笑ってしまいます。いかにも「映え」のするシーンを撮るためだけの場面にしか感じませんでした。
ビルの倒壊から車を1台助けるシーンも、その前にビルの中の数千人はどうなるの? あくまでも車を助けるシーンを見せたいだけなの? と意地悪な目線でしか見れなかったです。
クリプトも、なんだかかわいいキャラで引き付けようとしているあざとさしか感じませんでした。
とにかくこのスーパーマンは肌に合わなかったです。次回作があっても観に行かないでしょうね。
ありがとう、スーパーマン!
スーパーマンは目の前に困っている人がいればどんな人でも助ける。それがどんな悪人でもきっと殺さずに警察に引き渡すだろう。
スーパーマンは人間を100%信じている。ちょっとエラそうな言い方をすれば善意の象徴だと思う。
スーパーマンは目の前で困っている人がいれば戦うことをあきらめない。その救うべき存在がたとえスーパーマンを目の敵にしたり、こちらを裏切るような行為を行ったとしてもだ。
そして今作のスーパーマンの内容は、昨今の世界情勢を表したいんだろうなということは分かる。
大国による「大義名分」を掲げて他国に侵攻したり、どこの誰が打ったかも知らない「噂」や「陰謀論」を、自分の目で見てもいないのに安易に信用する人々。
そして別の惑星から地球に来た彼を恐れる人々。これは生まれた国や人種の違いによるディスコミュニケーションを表していると思う。
などなど、なかなか社会的なメッセージを入れているなと思ったが、そこまで際どくなく、見ていて飽きさせないように丁寧に脚本に織り込んでいくところがとても見事だと思った。
スーパーマンはいわば移民。別の惑星からきて本来なら恐れられる存在だけれど、一組のとても優しい老夫婦に拾われて大事に育てられた。
よくよく考えれば、到底できることではない。しかし夫婦はスーパーマンを偏見の目で見ず、一人の人間として彼を見て接した。
だからこそ、彼は人間を信じ続けることができるのだと思う。
ここ数年のSNSの台頭により、人と人がつながりやすくなってしまったが、デマや噂が広まりやすくなって人を貶めやすくなる時代になった。目の前のことが簡単に信じられなくなる。
しかし、それが正しいか正しくないかはSNSなんか使わなくても分る人にはわかる。
相手を恐れてしまったら打ち解けられない。しかし、大事なのは自分から歩み寄ること。
人と関わることは時に誤解が生じてしまいトラブルになるが、それでも恐れず、お互いの考えを打ち出して対話をすること。
考えが違ったとしても、そこで話し合いを辞めるのではなく、「なぜそういう考えなのか?」とあきらめず相手の考えを理解しようとすること。
テクノロジーの力によってつながりやすい時代だからこそ、ちょっと泥臭いけれどアナログな手法が求められるんじゃないかな。
それにしても、ジェームズ監督は動物の使い方がうまい。
例えばSNSにデマを打っていた存在が、人間ではなくてサルがキーボードを使って興奮しながら入力しているところなど、滑稽だがコミカルで面白い。クリプトも腕白で、元気だからちょっと凶暴な面はあるけれど、ちゃんと愛嬌が感じられる。
こうした動物を的確に出演することにより、作品の楽しさを数段階レベルアップしていることに成功していると思う。
ジェームズガンさすが
昭和のスーパーマン、ザック・シュナイダー版どれもどハマりしませんたが、ジェームズ・ガン監督の手腕に唸らされました。
犬が手に余る感じとかリアルで良かった。
最初のこれまでのあらすじをさっと見せつつ、負けて始まるスーパーマン凄く良かったです。
2とか3の話で、相当戦ったりして来ての完璧な対策に負けるし、アンチには行動をネットで批判されるし、恋人とはそれで上手く行かないし、身近なスーパーマン凄く良かった。
敵も容赦ない悪いやつなのも良かった。
SNSにアンチ書く人は猿って皮肉も良かった。
最後の犬の本当の飼い主が魅力的で続きが気になる作品でした。
ディズニーがポリコレうるさいから、離れたなか真相はわからないけど、伸び伸びと作品を作っていた良かったと思う。
親子で観られる。現代の詰め込める要素全て詰め込んだ作品
もうハイテクも野蛮もアホなのも政治的なのも人間愛もアクションもペット人気も全部詰め込まれたカオス。
映像は綺麗。
犬がCGなのは残念。
最後にメンバーになる緑の人の目の表現が好き。
敵対するスキンヘッドマンが可哀想に思えるくらい、これだけ正義が完全勝利する映画があってもいい。
子どもが観るにはこれが健全かもしれない。
最後、エンドロール終わった後に少しまだ映像あります。
可もなく不可もなく
これまでのシリーズと比べて、ヒーローらしい映画になったかな、と思います。
ただ、5作目までやった時と比べて、弱くない?w
スーパーマンはもっと強くても良いかな。せめて最初の方で絶対的ヒーローシーンを入れても良かったかな、と。
エンターテイメントとしては十分面白い。ただ、スーパーマンとしてはもう少しヒーロー感が欲しかったなぁ。
それでも今後のDCには期待したい。
弱さこそ強さ
久しぶりのDC作品。久しぶりすぎて、「ジャスティス・ギャング」というものの存在を初めて知ったくらい。
スーパーマンが負ける場面からスタートする本作。えっ、と思うがその弱さこそが本作の本質。弱いスーパーマンを通して人間の本質とは何なのかを問いかける。
一人で勝てないならどうするのか?他の人(や犬)と力を合わせればいい。
敵対するのは、政権にも影響力を与えるIT長者のレックス・ルーサーで、某国が隣国を侵略するのを裏で操っている(まぁ、誰でもMのことを想像するが、見た目はどちらかというとBに近い)。そして、国境紛争を収めにスーパーマンに登場されると困るルーサーが使う手口は、ネットで「アイツは異星人だ」等の排外的な書き込みで世論を反スーパーマンに操ること。
しかし、何でも自分の意のままになると思っているルーサーと盲信する手下たちに対峙するのは、実は、正義の存在を信じる大衆。
分断化する現実社会へのアンチ・テーゼとして描かれているが、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガン監督作品らしく、小ボケネタが散りばめられ、音楽が大きな推進力になっている。
なお、アレンジはされていてもジョン・ウィリアムズのテーマがまだ現役で使われていたのが感慨深い。
スーパーマンも同じ人類
スーパーマンと言うと完全無欠の人として描かれることが多かったが、今回の作品は彼の人間性を強調して描かれた感じが非常に特徴的である。冒頭ではスーパーマンが敗北したシーンから始まる。そんなところも今回の映画の特徴だ。また劇中でもスーパーマンは必ずしも全ての人から共感される人物ではなく、人類から彼の行動に対して批判誹謗中傷などが寄せられる。ただし、ネットの書き込みは全ての人ではなく、敵の策略によるものでしたが、こうしたSNSなどで個人を誹謗中傷するといった描写はまさに現代の象徴の1つだと感じました。個人的には前作のスーパーマンより非常に親しみが湧く作品になっていたと思います。また、本作品にはスーパーマン以外のスーパーヒーローも登場する設定も個人的には面白かったです。今後スーパーマンを筆頭にDC キャラクターの映画制作もあるようなので楽しみである。
タイトルなし(ネタバレ)
命令出すのが、マイクで言うって、無いわ。鉄人28号かよ。
スーパーマンのテーマ曲、なんか変えてますから使ってません的な感じが残念。ちょっとツッコミどころが満載過ぎて、、、。
ドローン壊したら終わりやん。スーパーマン負ける意味がわからん。
ルーサーが何したいんかわからんかったし。
いとこも、えっこれだけ?出なくてもいいやんみたいな。
映画のスーパーマンで一番良かったです、泣いた。
この映画のスーパーマンもレックスルーサーも、人間力を最大の武器に戦います。ここが本当に新しい!
スーパーマンがいつか分かってほしい!と吠えてましたが、彼もまた人間として様々な悩みと葛藤、責任を感じており、自分の行いによる結果を飲み込もうとしてましたが飲み込みきれない事がロイスのインタビューで描かれてました。また個の力では地球人類の知恵と結束には勝てない事も、描かれてます。スーパーマンでもギリギリです。
なのでレックスルーサーが過去一格好良かった。彼クリプトナイトは実質封じ込める事にしか使わずに、知恵と人間力でスーパーマンを完封しにかかった。なんなら人類の知恵はクリプトナイトより遥かに強力な力として描かれてました。
そしてルーサーは悪ではあっても彼の行動は人間としての矜持と使命感に基づいたもので、それに賛同した人間たちの力によるものでした、まさに持てる全身全霊を持ってスーパーマンに戦いを挑んでました。
スーパーマンも個の力では勝てないほど強力でしたが、スーパーマンもロイスを始めとした彼に惹かれた人間の力に助けられてルーサーにかろうじて勝利しました。これは紛れもなくスーパーマンの人間力なんです。
白状すると私は最後にルーサーが流した悔し涙のシーンで、一緒に泣いてしまいました。全力を尽くした結果に、本当に悔しいんだなってのが伝わってきましたね。
最後にピースメーカー、お前登場するだけで笑えるとかズルすぎでしょ。
スーパーマンの父…
ネタバレ多数あります。観てない人は読まないで。
パンクな世界。マーベルはカオス。DCもカオス。仕切り直しで新たに始めるDCUその序章。
レックス・ルーサー役に、Mマックス・怒りのデスロードのニュークことニコラス・ホルト。
このルーサーが天才的すぎるのだ。
スーパーマンを抑えるための秘策を複数用意した。
まず「ポケットユニバース」という異次元空間に幽閉施設を建設した。この危険すぎる施設が引き金となって現実の地上に割れ目が出現する。しかもなぜだか、アメリカのマンハッタンが真っ二つというでたらめな展開なのだが、ストーリーに引き込まれている私はなんの違和感もなく受け入れ、そしてまたもとに閉じた世界に安堵した。(少しぐらいズレていてもそれを言ってはいけない)なぜか宮崎駿の「君たちはどう生きるのか」を思い出した。異次元空間から助けられる人々のイメージかも。
メタモルフォという超人(たぶん異星人)をここに幽閉している。かれら親子が攫われる経緯も十分一本の映画になりそうだ。(クリプトナイトも太陽も作れるんだぜ(°_°))
スーパーマンの南極秘密基地にも難なく侵入して、基地を荒らし、相棒のスーパードッグのクリプトンを誘拐する。さらには、過去の父と母の映像を解析してデータを復元してしまうのだ。スーパーマンの執事ロボットたちもできなかったことをいとも容易く可能にするルーサーの一味。
犬と、遺言データの復元。
さらに、「ウルトラマン」というスーパーマンの能力に匹敵する謎の戦闘員と、遺言データを復元もできるルーサーの片腕のミュータント女性。この二人のほかにも空飛ぶ軍団もいる。
さらに、スーパーマンが闘う姿を捉え映像でルーサーの本部に送る目玉型のドローンと、ルーサーがそれを見て指示を瞬時に送る双方向の命令システム。まさに現代的なゲーム感覚だが、リアルだと常に後手ごてに回るはずなのに的確な打撃を与えられるルーサーの天才的な戦闘判断力。
さらに、スーパーマンを待ち侘びているシャルハンプールの民衆とボラビアの軍隊の実力行使寸前の切迫詰まった状況。
なので、結果的にスーパーマンは、ルーサーと互角以下で闘うしかなくなる。
ネットで悪評を拡散するのにモンキー(小猿)を使うとか、あきらかに「毒」らしい表現も見受けられるが、基本はコテンパンにやられまくるスーパーマンがいかにして再生するかの物語になっている。
ルーサーの近くにいた自撮り女が、見事にスパイになっていたのは驚いた。
ほかにも、メディアに踊らされている民衆の気持ちとか、じつは結構、毒は多い。ただ、ジェームズ・ガンは、スーパーマンをまだ若くて政治に疎いごく普通の若者として描くことで第一作の始まりとしたのではないかと思います。
公開から二週間待ってようやく観ましたが、130分ほぼ飽きずに楽しめました。皆様のレビューを参考にしました。「スーパーガール」「グリーンランタン」非常に楽しみです。あの子がクリプトンの本当の飼い主なのか‼️笑
ばか犬大活躍!
そして、ミスター・テリフィックも! スーパーマンよりかっこいい。
DCに通じている前提で作られており、初見には不親切。
異世界人がわらわらいるけど、どんな世界設定なのか分からないし、ガーディアンズなんちゃらって知らないし。
チープでゆる~い、ニンゲンなスーパーマン、脱力しつつ観ました。しかし弱いよ、やられすぎです。
一番面白かったシーンは、エンドロール後の「ちょっとズレてる」、スーパーマン地雷踏みがち、だから敵ができるんだよ、とツッこんでしまいました。
クリプトン星の実両親のメッセージがどうあれ、愛情を注いで今のスーパーマンに育て上げたのは、ケント夫妻。スーパーマンが癒される「両親」の映像が、実両親ではなくケント夫妻だったのは良かった。
スーパーマンって、桃太郎みたい。
どんぶらこどんぶらこ、とクリプトン星からやってきて、おじいさん、おばあさんに拾われてかわいがられて育った強い男の子!犬、子分だし。(多分犬はスーパーマンが子分だと思ってる)
悪役が「ウルトラマン」を名のっているのがちょっと許せません。
市街地に大怪獣が出現して、日本の着ぐるみ特撮ものを彷彿とさせましたが、でっかい怪獣の死骸の処理が大変なんじゃないかと心配しました。スーパーマンがしゅわっち、って海の真ん中に捨ててきてくれるから大丈夫か。
ジョン・ウィリアムズの壮大なテーマ曲が聞きたかったです。
看板に偽り(少し)あり
Mr.Terrificが強すぎる。キャラとしての個性が強く、途中で出しゃばるシーンで「こいつ死ぬんじゃないか」と思ったがしっかり無双。GotG無印のYonduを見ているようだった。タイトル、というかサブタイトルにでも「Justice Gang」を入れた方が良かったのでは、と考えたが一つの意外性として良い。惜しむべくは、スーパーマン本人の最終決戦がクローンのウルトラマンとの闘いで終わってしまったこと。彼の力でひっくり返すところも見たかったのでほんの少し減点。それにしても良かった。リスを助けるシーンから、人間に限らずどんな小さな命も救う彼の姿勢を感じられたし、新しいヒーロー像のスーパーマンが上手く表現されていたと思う。ガン監督がクロスオーバーを描くのが楽しみで仕方ない。
典型的で薄味
うーんと言ったところ。
面白いかと聞かれると面白いと答えますが、人に勧める気にはならないかな。
中盤から終盤にかけてどんでん返し的なものがるのかと思いましたが、何もありませんでしたし。
あとディープキスが長い笑、
典型的だ近年見られるアメコミ映画って感じたと思います。
キャラはSFチックでかっこいいのですが、肝心のストーリーの単調さが評価を下げているも思います。
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