スーパーマンのレビュー・感想・評価
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人間らしさも持ち合わせたスーパーヒーロー
まずは一言、スカッとした。正義は勝ち、悪は負ける。しかも正義は相手にトドメを刺さないゆとりさえある圧倒的な強さだ。今まで幾作かのスーパーマンを観てきたが、CG技術の進化も相まって、ものすごい迫力だ。スーパーヒーローでありながら生身の人間と同様に痛み、傷つき、葛藤する姿には共感が持てた。取り巻きのヒーローやスーパーワンコもキャラが際立っていて、ストーリーを盛り上げていた。楽しい映画だった
ヒーロー映画のあるべき姿かも
前シリーズの暗く重い感じがあまり好みではなかったが、今作はスーパーワンコやジェームズガンお得意のキモカワクリーチャーがコメディリリーフになり幾分か明るさを取り戻し、あまり色々と考えることなく楽しく鑑賞することができた。
スーパーマン役のデヴィッド・コレンスウェットは背が高いが下半身もしっかりとしており少し不恰好に見える分、可愛げがあり愛され系ヒーローのポテンシャルを感じた。
相手役のレイチェル・ブロズナハンはマーゴット・キダーにそっくりで驚いた。
ラブシーン多すぎw
レックス・ルーサー役のニコラス・ホルトはウォーボーイ以来のスキンヘッドで計算高いマッドサイエンティストにふさわしいビジュアルアプローチ。
正義のヒーローが罠に陥り市民の敵と誤解される、というのはまあまあ手垢のついた設定だが、ルーサーの真の目的やクラークとロイスとの関係性、ルーサー・コープスやジャスティス・ギャングなどの多彩なキャラクター(ちょっととっ散らかった感もあるけど)などで圧倒的な差別化をはかることができたと思う。
ポータルってよくわからなかった。
エンジニアはヴェノム、ウルトラマンはアイアンマンを想起させたが嫌いではない。
怪獣?は日本人には馴染みのビジュアル。
カル=エルの生みの親のメッセージはそのままに捉えても良いの?
娯楽映画として最高の出来
全スーパーマンを観てる訳ではありませんが個人的に今まで観たスーパーマン作品として最高傑作だと感じています
人によってはジェームズ・ガン監督特有の描写だったりが嫌いな人もいるとは思いますがガン監督の作品は娯楽映画として観た場合のクオリティが毎作品とても高く好きな監督の1人です
デップーも言っていましたがDCは陰キャ感強くそれはそれで魅力もありマン・オブ・スティールの感じも好きですが楽しむ為に観たいとなるとちょっと違う所がありそこがマーベルと差を付けられた所かな?と思ってたので今作は陰キャ感が少なく娯楽としてとても楽しめました
ただ面白いだけではなく喜怒哀楽や興奮感動などの人の感情全て盛り込まれて娯楽としてのバランスが秀逸
勿論娯楽としての完成度高める為に感動などは薄っぺらい感はありますがヒューマン映画ではないので十分だと思います
何よりもそこに映像の迫力も加わるので本当に素晴らしい!
何よりもマーベルと違い美男美女ばかりなのがDCの素晴らしい所ですね
こんなヒーロー映画を待っていたなぁ
ジェームズ•ガンがDCの総指揮となってからの記念すべき一作目。
やはり監督のアメコミに対する解像度の高さと、ヒーロー映画で観たいシーンを見せてくれる手腕。
それを感じられる素晴らしい映画だった。
配役もハマり役な俳優が多く、アクションからストーリーまで満遍なく楽しめる、まさに夏休み映画の王道を描いた映画だったので、これから公開予定の特大アニメ映画に押される事なく、話題になってくれればと思う。
個人的にはジャスティスギャングのチーム掛け合いが最高だったので、今後の作品でもガツガツ出演して欲しいものである。
今後のDCユニバースへの期待を高めさせてくれる最高の序章だった。
ちなみに吹替版での視聴だったが、
吹替に違和感がなかった事も、物語の邪魔にならなくて良かった。近年では珍しかったので、今後もその路線で進めて欲しい。
気分爽快
小難しい講釈とか、展開とか、そういうのはどうでもよくて、
なんか観終わったあとに、気分がよくなるような、すっきり、スカッとする映画観たいな…
と思ってたところだったから、満足!
正直なところ、観に行く予定だったわけじゃなかったけど
予告の犬、クリプトを見て、かわいいぞ、そして多分こいつ面白い動きしそうだぞ
と好奇心をかられ、そしてちょうど求めてる感じの系統だったから、急に観に行くことにした作品
でも、直感に従って正解でした!
今の自分のテンションに合ったし、
王道な勧善懲悪でスカッとしたし、
ヒーローはヒーローだし、
やはりクリプトが期待どおりのダメっぷりといい動きを見せてくれるし、
観終わったあと、気分爽快なところもよい
それにしても、レックスが後半スーパーマンにいろいろとうだうだ語り続けてるけど、それ、そのまま自分…となる内容だったな
こういう作品の敵って、頭よいこと多いけど、そのせいでこじらせちゃってるキャラばかり
レックスもそれだった
スーパーマンも、普通に人としての悩みと、ヒーローとしての悩みを抱えて、ラストの方でそれをレックスにぶつけるとことかもよかったな
そしてそして、最後の最後、ホントに最後の余計な一言が面白かった
いや、わかる!気になるよ!
まじっすか?
肝心な点が全て抜き取られている
微妙だなあぁ
アクションはイマイチ、感情描写も微妙。正直、『マン・オブ・スティール』やドラマ版の『スーパーマン&ロイス』を観た方がマシ。
敵キャラには一切キャラの成長や深みがなく、VFXもギリギリ合格ライン。ストーリーは陳腐で、「またこれか」って感じ。
両親やロイスといった登場人物も印象が薄くて、正直いなくても成り立つレベル。キャラ設定も雑で、無理やりアメリカの自由精神を押し込もうとしていて、むしろ冷める。
一番ひどいのは戦闘力の崩壊。スーパーマンのレーザービームは全然使わないし、クリプトナイトでちょっと攻撃されただけで瀕死。戦いが下手すぎて見てられない。
笑えるような場面もなく、ストーリーも古くさい。正直、コメディとしてすら楽しめなかった。
唯一良かったのは音楽。流れるタイミングが絶妙で、ゾクッとする瞬間はあった。あと、一部の映像は良かったけど、全体的にカメラワークは弱い。
もっとモンタージュや色調フィルターを活かして、敵にもっとプレッシャーを感じさせる演出、キャラの動機や心理を丁寧に描いていれば、少しは印象も違ったかもしれない。
総じて言うと…観終わってしんどかった。あんまりオススメできない。アクション観たいなら『マン・オブ・スティール』、感情ドラマならドラマ版スーパーマンを観るべき。
ヘンリー・カヴィルのスーパーマン、あれだけ良かったのに、なぜリセットする必要があったのか、本当に理解できない。
監督目当てで
DC作品を映画館で見るのは初。
ほぼ、ジェームズ・ガンが監督する大作ということだけで鑑賞(ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが好きなので)
スーパーマンの背景もほぼ知らない状態で観たけど、ちゃんと楽しめるように作られていた。
また、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー同様にたくさんのキャラクターがいても全員にしっかり見せ場を作っている点が素晴らしいと思った。それぞれのキャラクターに物語があるんだろうなぁ、という想像ができるのがよかった。
この先のDCUへの希望は持てたので、MCUと食い合うのではなくて、アメコミ映画全体を盛り上げてくれたら嬉しい
スーパーマン:REBORN
インクレディブルみ。
小難しい話は無しだ!!これぞスーパーマン!!
最近のスーパーヒーロー映画はこねくり回したシナリオと凝りすぎた伏線と商業的な儲けを優先しすぎたものばかりで辟易していませんか?私もそうです!
そんなあなたにド直球なスーパーヒーロー映画スーパーマンをお届け!!
と言わんばかりのジェームズ・ガン版スーパーマンが公開。何ともはや!これはまさしくスーパーマン!!子供の頃に見た地球を逆回転させてたスーパーマン程ではないですが、王道のスーパーヒーロー映画です。小難しい話は置いておいて!長々とした導入も無しにして!面倒くさい恋愛もすっ飛ばして!俺のかっこいいスーパーマンを見てくれ!!という監督の意気込みを感じます。
DCスーパーヒーロー映画の新たな出発点にもなる本作。出来栄えは十分かと思います。今後の展開に期待!
希望は生き続ける…ジェームズ・ガン節全開による希望の物語!誰も死なせないパンクロッカーな希望の象徴 vs ナショナリスト
「他国のことなんて放っておけ」
スーパーマン…スーパーマン…スーパーマン…ぼくらがその名を心の底から呼ぶとき、マークを見たり心の中で思い描いたりするとき、本来それは希望の象徴であり、平和への希求のはずだ。長年ポップカルチャーに浸透しすぎて忘れられがちなその意味を、今この暗い時代に然るべき重さをもって再提示する。当初本作のタイトルには「レガシー(遺産)」という言葉が付いており、後ろ向きな印象から取られたが、実際本作を観るとそこに込められた前向きな意味も受け取れる。
「黄色い太陽」
78年版に立ち返るようなカラフル&軽快ポップな作風で、頓挫したDCEU当初のザック・スナイダー節に重苦しくダークなシリアス路線の闇夜をひとっ飛びで切り裂く!例えば、胸のマークは「"S"ではない」と格好つけて言い訳する必要もない。だって、本作ではちゃんと赤いパンツも履いているんだから"S"上等!老若男女問わず誰もが親しみやすく、誰からも愛される"Man of Tomorrow"像を一新して打ち立てる。
国家のしがらみに囚われることなく、誰も死なせないスタンスこそ、ヒーロー映画飽和時代な現代における"パンク・ロック"(体制や主流派への反骨)だ!!
『バットマン vs スーパーマン』では、超人バトルの足元でその被害の甚大さから命を奪われていく無数の人々に目を向けようとしていた(というよりバットマンをスーパーマンと対立させるための口実として描いていた)が、本作ではそもそも徹頭徹尾"死者0"を目指すスタンスが打ち出されていて、その辺りの差別化も素晴らしい。作中でスーパーマンが、誰か一人のために救出に飛んで現れるシーンが何度も出てくる。それはもしかしたら生温い夢想家の発想なのかもしれないけど、夢くらい見たっていいじゃないか!夢で終わらないために。
スーパーヒーローがリアルに存在するとしたら、一般人たち・市井の人々の暮らしを壊し全てを奪っていく被害は間違いなく現実問題として議論されるべき点であるにも関わらず、MCUにおける『シビル・ウォー』然り、内輪揉め・仲間同士を対決させる理由に使われてきた感があるわけで、それを自身の代表作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』では大量に死なせてきたジェームズ・ガンが(楽観的であったとしても)現実世界に反旗を翻すアンチテーゼとして希望を込めたことが何より特筆に値する。これぞ"パンク・ロック"と言わずして何と言えようか!そりゃパンク・ロック好きのロイス・レインも惚れるわけだ。
「"エイリアン"」
=外人、よそ者。今最も目が離せない役者のひとりニコラス・ホルトによるスキンヘッドと言えばウォーボーイだけど、彼が本作で演じたノリノリなレックス・ルーサー像は、本作を極端な見方をするならネオナチ的でもある?つまり、保守的な排斥運動やナショナリスト・民族主義につながる"妬み"。そして、色んな数字とアルファベットの組み合わせを叫びまくるけど、「2X」は金的攻撃・股間蹴り?それはスーパーマンだけじゃなくて全男性の弱点という意味で有効な技だよ…。2500パターンあるとかって言っていた内の、(「1A」から始まり)50番目に股間キック思いついたのかと思うと面白い。
作中で描かれるのは、明らかにロシアによるウクライナ侵攻。そして、アメリカ国旗(星条旗)が何度か映るのも、つまるところそういうことではないのだろうか。何よりの証左だと思う。世界には一方的な侵略など理不尽な暴力が未だに溢れているのをぼくらは知っているのに、何もできない(しない)でいる。そんな中で世界のリーダーであり、国家における超大国まさしく"スーパーマン"な存在であるアメリカが、ルールや慣習に縛られることなく人として本当に今すべきことは何なのかと問いかけているようだったし、それはぼくやあなた世界中の一人ひとりの胸にも突きつけられているジェームズ・ガンからの問いだ。
「Don't be a stranger.」
涙腺崩壊。ジェームズ・ガンといったら父息子の物語が得意だけど、それは本作でも感情面を担う屋台骨としてしっかりと生きている。予告でも使われている家の外の親子語りシーンからの、希望の旗を立てるシーンの流れで、どちらもまんま涙を流してしまった。もっと言えば上述したような本作の方向性に、作品の前半で気づいた時点で、普通のアクションシーンの最中にもウルッときていた。だから、彼に遺されたメッセージの真相は、今となってはどうでもいいことだ。親は子に目的を与えるのでなく、手段を与え、子がバカをやってもそばで見守るのが役目だから。地球のために人々の役に立ち、世界をより平和にする。そこには右も左も関係ない。
挫折に始まり、アイデンティティークライシスに陥る。スーパーマンという全ヒーローの中で一番有名なヒーローだからこそできる、今さらキャラクターを説明的に描写する必要がないからこその、意外性のあるオープニング。からの、毎度おなじみな盟友ネイサン・フィリオン(グリーン・ランタン!!)だけでなく、こちらも毎度おなじみな弟ガンにもチラッと役柄を与えることに成功している。もう彼の作品におけるタスクですね。"KAIJU"怪獣バトルすらも!あと、ジェームズ・ガンと言ったらサントラ・音楽面で、本作は『GotG』最強ミックスに比べると圧倒的に控えめではあるけど、ミスター・テリフィックの戦闘シーンでしっかりと出てくる(ex.『GotG Vol.2』♪Mr. Blue Sky)!レックス・ルーサーがスーパーマンに執念を燃やすさまは、ある種スーパーマンが周囲にも危害の及ぶ敵キャラを引き寄せているという主人公理論(ex.「ドラゴンボール」孫悟空・「名探偵コナン」コナン)が頭をよぎりもしたが、"ゴッド&モンスター"な世界なら関係ないのか?何よりスーパーマンが食い止めているし!新たなDCユニバースの未来は明るいかもしれない。
「"頭脳は腕力に勝る"」
そして、なにより心がある…人間は強い。自信がなく確信を持てなくても一歩踏み出して飛び込む勇気がある。それがぼくらの強さの源だ!その力をどう生かせるだろうか。
本作が持つパワー、この希望の物語に胸打たれた人が実際にどれだけそのメッセージを持ち帰り、実生活で差別・迫害しないで不当な暴力に立ち向かったりできるのだろうか?誰かが傷つき困っているときに、知らんぷりはやめよう。猿みたいに、自分の人生がままならないことへの当てつけ・ストレス発散感覚で、現代社会の病床スマホ依存・ネットSNS社会の匿名性を悪用した誹謗中傷に精を出している場合じゃない。他者を貶めるために、人の悪口ばっかり心無く書き込んでいるところじゃない。刻一刻と減っていくあなたの人生、それでいいんですか?既存IPを使った夏のブロックバスター娯楽作ド真ん中のハリウッド大作だからといって、これは"あ〜おもしろかったね!!"…だけで終わりにしてほしくないな。失われつつある希望を取り戻そう!
P.S. クリプトかわいすぎ!飼いたいけど、あのアタックは普通の人間なら肋骨とか折れてヤバいことになりそう。レックスのガールフレンドの描き方だけ少し気になってしまったので、彼女には報われてほしい。
多様性の時代のヒーローとは
楽しかったです。オススメします。
確かに国内(USA)で災害から人々を守ったり悪人を懲らしめたりしているならばヒーローであろう。然しながら国外で紛争を止めるためとは言え侵略国の戦車を壊したりするのはイデオロギーの問題で内政干渉となってしまうかも。
SNSで誹謗中傷されるなんて昔のスーパーマンにはあり得ない事だわね。
敵のレックス・ルーサー、同業ヒーローのグリーン・ランタン、ホークガール、テリフィック、皆魅力的なキャラですね。
クリプトの飼い主のスーパーガールの登場もビックリ。
何よりも執拗な敵キャラのウルトラマンの正体がわかった時の驚きはなかなかです。
お父さんが言う「お前が選ぶ道、お前の行いが、お前が何者かを決めるのだ」は真理ですな。
時折、カル・エル、クラーク・ケント、スーパーマンの彼が伊藤淳史さんに見えてしまうのは私だけですか?
〝おふざけ半分〟に騙されてはいけない
予告編からの印象では、『ダークナイト』のように〝正義〟についてシリアスに考えさせられる映画だと思っていたのですが、大らかな笑いを予想外に挟んでくるので、拍子抜けといってもいいくらい気楽に楽しめる映画でした。
ところが、よくよく振り返ってみると、いま世界で起きてることをそのまま暴き出して、我々人類は本当に「ホモ・サピエンス(ラテン語で「賢い人」)」と名乗っていいのだろうか、ということを痛烈に描き出している。
①二度の世界大戦や米ソ冷戦の時代を経て、もう大きな戦争は起こらず、世界中が経済で繋がる平和な時代がきた、と思っていたら、ロシアのウクライナ侵攻やイスラエルの軍事作戦が起きるし、中国の台湾侵攻だっていつおきてもおかしくないほど今の世界は不安定。
②格差や差別、その他解決できない現実的な問題はたくさんあるけれど、「自由と平等」を求めることでは人類はほぼまとまってくれる、と思っていたのに、強権的で全体主義的な政治体制の国が増えている。アメリカですら、〝そちら〟側に傾きつつある。
③真実かどうかなどとは関係なく、無責任に人を貶めることで、自分のイライラを解消したり、快感中枢を満足させる人が無限に増殖中。
④ルーサーはGAFAMの創業者やイーロン・マスクをデフォルメ(かなり悪影響のほうを誇張してはいるが)。
ルーサーの会社。もしかしたら空飛ぶ本社だから、或いは本社は異次元にあるから、とかいう理屈で税金払ってないかもしれませんね。
歴史に学び、「過ちは繰り返しませぬから」と歯止めを掛けられる人は、世界にはもうスーパーマンしかいない、という絶望の映画になりませぬように。
今ひとつ乗れなかった
全般、カル=エルの人間性を物語にのせて
短い時間ながらも巧く描いている。
ただ、冒頭より強い相手に苦戦する状況が
延々と続いていく場面には流石に閉口。
もっと颯爽と相手を倒す描写との対比があっても
良かったかも。
それから、他のメタヒューマンに全く魅力を感じない。
特にグリーンランタンは今後、単独作があるようだか
大丈夫?
平均的な面白さ、期待は超えてこなかった
IMAX生まれの作品なのでIMAXで鑑賞
MCU人気を不動のものにした立役者ジェームズ・ガン監督がDCに移籍しDCユニバースの再構築に挑む記念すべき第一作!
という話題と期待の本作、自分でハードルを上げすぎたのか、至って平均的で可もなく不可もなく、というのが観終わった直後の率直な感想でした
そして何はともあれホッとしたし最も良かった点は“マルチバースとかタイムトラベルとかが無かったこと”、これは本当にくだらなすぎて、それが私がMCUにウンザリしてしまった理由なので、それが無かったのが最大の好印象でした
もう1つ、ムダにキャラが多く“東映まんがまつり”みたいになってしまうのもMCUのウンザリ点で、これは本作もちょっとその雰囲気をかもしているので今後エスカレートしない事を祈ります
総じて、もっと爽快でスピード感のある痛快作を期待・想像していましたが、後々説明はされていくけど連ドラの途中から観始めた?と思う様な一瞬戸惑う始まりと展開だったり、“スーパーマン”とロイスの口論やそのバックグラウンドの諸外国における戦争など分かりにくいパートがあったりして、何も考えずに乗っかりたいのがノレず、“ん〜”と思いながら観ている部分がちょくちょくありました
とはいえ破壊力バツグンのスペクタクル映像は素晴らしく、IMAXということもあってド迫力の映像とサウンドデザインには唸らされ、“スーパーマン新章”にふさわしい圧巻の完成度をまとった作品には仕上がっているとは思います
近年のザック・スナイダー監督のスーパーマン作品群はダークな作風イメージでしたが本作はとても明るい雰囲気で良かった
やっぱりバットマンじゃないんだからスーパーマンはこうじゃないとね、とすごく納得できました
スーパーマン/クラーク・ケントを演じるデイビッド・コレンスウェットさんの持つルックと空気感がとても役に合っていて、真っ直ぐでしかも完全でない弱さも持ちながら苦悩し成長していくスーパーヒーローを熱演されていてとても好感が持てました
そしてロイス・レインを演じたレイチェル・ブロズナハンさんがすごく綺麗、年初に観た『アマチュア』(2025)では出番が少なすぎて消化不良だったけど本作でロイス・レインを演じるのを知っていたので楽しみにしていたところ今回はたっぷりの出番でとても眼福でした
スーパーマンことクラークを一歩外から冷静に見ていて時に的確に助言したり、理屈抜きで全力で支えようと立ち回るアクティブで現代的な女性を生き生きと力強く演じているのがとても印象的でした
そしてニコラス・ホルトさんの演じるレックス・ルーサーも良かったですね、過去には名優ジーン・ハックマンさんも演じた役でもあり、今回ニコラスさんを見ていて本当にいい役者さんだなと思いました、今後益々名優として名を上げていくのではないでしょうか、期待です
その他 善悪共に沢山のキャラが出てきますが原作に忠実なんですかね
私はスーパーマンの世界は過去の映画群しか知らず原作は全く読んでいませんが、原作や関連作を読み込んだDCのコアなファンならもっと興奮し楽しめる展開やシーンなんだろうなと思いながら賑やかなところを楽しく観てました
ホークガールを演じるイザベラ・メルセドさんも綺麗でハスキーボイスなところも相まってすごくセクシー、そしてスーパーマンロボ4号もとても印象的で大好きなキャラです
↓↓↓この先、公式発表はされていますが知りたくない人もいると思うので観てない人はここまで↓↓↓
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そしてラストには以前からジェームズ・ガン監督が発表していたミリー・オールコックさんの演じるスーパーガールが出てきて、個人的には特大のボーナスシーンでした、可愛くてスタイル抜群の彼女の姿が観られて ある意味 本作で最もエキサイティングなシーンの1つだったとも言えます(笑)
彼女がメインの『スーパーガール:ウーマン・オブ・トゥモロー(原題)』は2026年6月26日に全米公開とのことで、いやがおうにも今から期待が高まります
全546件中、421~440件目を表示










