スーパーマンのレビュー・感想・評価
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クリプトの存在だけでもう満足
正直
ヘンリーカヴィルのスーパーマンがヴィジュアル的に100点だと思っていたのであまり期待せずに観たけどデヴィッド・コレンスウェットの仕上げ方が半端なかった。
そもそもスーパーマンはそれほど好きでもなく、DCなら断然バットマンが好きだったけど、今回のスーパーマンを観て初めてスーパーマンシリーズが好きになった。
デヴィッド・コレンスウェットのスーパーマンは大当たりだと思う。
なにより今回の作品ではクリプトが可愛すぎてしばらくこのデヴィッド・コレンスウェットとクリプトのスーパーマンはシリーズ化してほしい。
ただ、ジャスティスギャングは必要あったのか?とは思う。
嫌いじゃないけどなんだかマーベルっぽくなってしまったなという残念感はあった。
なぜ、クリストファー・リーブに勝てないのか?
何作もスーパーマンムービーを観てきたが、どうしてもクリストファー・リーブのスーパーマンに勝る作品が現れない。今回の作品は、何だか日本ナイズされていて、スーパーマンが人間味ありありで、弱いところが強調されすぎてる。アメコミなんだから、徹底的に強いスーパーマンで良かったのではないかと思う。それに、スーパーマンと言えば、ジョン・ウィリアムスのスーパーマンのテーマだが、端々にそれらしい音楽が鳴るものの、そのものずばりが流れない。正直言ってジョン・ウィリアムスへの冒涜だし、音楽が物足りない。ルーサーの狡賢さは良いとしても、ウルトラマンはどうなんだ?これまた、円谷英二への冒涜だろ!トータルとして今回のスーパーマンは、正直言って物足りない。
無敵だが最強ではない
「マン」らしさが絶妙
クリストファー・リーヴのスーパーマン以来観る機会がなかったが、本作は劇場予告の絶妙な一寸出しににわかに興味が湧き、これは劇場でと鑑賞。
期待通りというか期待に反してというか、スーパーマンのイメージがずいぶん違ったが、結論としてはじゅうぶん合格点。
スーパーマンはもっと完璧かと思っていたが、本当に「マン」らしく、弱いところも存分に見せそしてユニークだ。勉強不足により初見になったが、仲間達もとても味があって皆魅力的。
映像も私レベルでは現代のCGを駆使しど迫力。そういう設備ではないはずだが場内が本当に震動し、臨場感バツグン。
ところどころで本シリーズに詳しくないと追いていけない設定もあったが、本作だけでもじゅうぶんエンターテイメントとして楽しめるし、感動もできる。
やっぱりスーパーマンのテーマに乗って登場するシーンは最高だ!
なんだか勇気がもらえて、アメコミの魅力を最大限に享受できた気がする。
「敵を倒すこと」が目的か「人を救うこと」が目的か。
今までのスーパーマンを全く観たことがない状態で鑑賞。新たな1作目だが、すでにスーパーマンが存在している世界で物語が始まる。導入の説明は端的で、いきなりピンチから始まる展開には特に引き込まれた。
戦闘シーンはダイナミックなVFXが印象的で、アメリカの街並みが壮大に見えるほどスケール感があった。とにかく映像の迫力でグッと持っていかれる。
一方で、人間模様の描写は少し長めに感じた。「力を持つ者に向けられる妬みや嫉みとの戦い」を描きたかったのだろうけど、1作目ならシンプルに“世界を守る”でも良かったのでは?とも思った。ただ、網羅的に映像作品が溢れている今の時代においては、それだけでは物足りないというのも納得できる。
DC映画には暗いイメージがあってこれまで避けていたけれど、MCU好きとしてはこの作品をきっかけに今後の広がりが気になった。過去作も少しずつ掘ってみたくなる。
ユーモアも効いていて、特に主人公とヒロインが部屋で話している最中に、窓の外ででっかい怪物とヒーローが戦っているシーンは笑ってしまった。日常に怪獣バトルが溶け込むと、確かにああいう感覚になるんだろうなと。
観終わって思ったのは、映像的には脇役のグリーンランタンやミスター・テリフィックの戦闘のほうがカッコよく映えていたこと。それでも、彼らとスーパーマンの違いは「敵を倒すこと」が目的か「人を救うこと」が目的か。どんなに傷ついても、1つでも多くの命を救うことに全力を注ぐ姿勢こそがヒーローなんだと感じさせられた。
親の使命
クリプトン星の超人スーパーマンの活躍に疑念を抱く者達と、彼らに陥れられた状況から脱しようと奮闘するスーパーマンだったが、自身も驚く驚愕の真実がそこに…といった物語
正義感からとはいえ、他国の武力紛争に干渉したことからアンチを生んでしまったスーパーマン。その一人である超ハイテク企業の天才科学者は、この武力紛争を止められてしまうと都合が悪いようで…。
見応えのあるアクションは勿論のこと、令和の現代にも実際に起こっている…かもしれない暗黒面をわかりやすくストーリーに絡めている。ウルトラマン…はウルトラマンではないですね(笑)
何で俺の家に入れたの!?…等々の伏線回収も面白いし、元カノたちの活躍(⁉)にもクスりとさせられる(笑)
スーパーマンの他にも超人キャラが何人か出てきたが、ニワカのワタクシにはなじみが無く…皆有名キャラなんですかね。鉄球の女の子が滅茶苦茶タイプでした。彼女になら落っことされても本望ッ‼あとは、赤ちゃんと一緒に監獄に入れられていたおっさんは何者⁉
その他、あの部分はフェイクじゃなくて本当に本当だったの!?
つまり孫悟空みたいなものだったのか!?そこは衝撃。
そんな中、ご飯爺ちゃんじゃないけど育てのお父さんの言葉。手段を与える…う~ん、グッときましたね。そして真の理由…極度の思い込みって怖ッ。。
ヒーローモノはシリーズを追い切れなくなるので、ここ数年敬遠がちでしたが、アクションだけでなく、複雑すぎない程度にメッセージ性もあってとても面白い作品だった。
「1分で物語の中へ――スーパーマンの名にふさわしい、30年ぶりの感動」
「始まって1分で物語に入り込む」というレビューを、
どこかで目にした記憶がありました。
その言葉もすっかり忘れて観始めたのですが、
驚いたことに、本当に1分後には物語の世界にすっと引き込まれていたのです。
その瞬間、あのレビューを思い出し、「これか!」と納得しました。
実は私が最後に観たスーパーマン作品は、昔の4作のみ。
それ以降の続編があったことも知らず、
今回の作品が「もしかして30年ぶりの新作?」という気持ちで
劇場に足を運びました。
結果として、私にとってはまさに30年ぶりのスーパーマン。
最後まで集中して楽しめる、素晴らしい映画体験でした。
単なる娯楽映画にとどまらず、現代の世界情勢をさりげなく織り交ぜながら、
スーパーマンという存在の意義や葛藤を、描いている点がとても新鮮でした。
特に、敵の描かれ方がこれまでと異なるアプローチで提示されており、
それもまた印象的でした。
「スーパーマン」という名を冠する以上、当然その名にふさわしい内容と面白さ、
そして興行的な成功が求められると思いますが、
本作はその期待にしっかり応えてくれます。
ぜひ、何も考えずに、ただ映画の世界に身を委ねて観てみてください。
きっと、あなたも1分で物語の中に入り込めるはずです。
庵野監督率いるスタジオカラーのある
日本で生まれ育ってよかったなって。
さんざ擦られまくったコンテンツもオールドファンを納得させつつしっかりエンタメとして成立させながらきっちり腹落ちさせる才能が存在するのは奇跡でしょう(私見です)。
たとえそれがひとつのスタジオに集中しようとも、日本人の持つ物語を生み出し、育て、見たものそれぞれが解釈して消化していく能力は世界でも稀有な才能なんじゃ無いかなって思ってしまいましたね。これはたぶん、製作側も視聴者側もほぼ日本人で日本人の作ったコンテンツで育ったからかもしれませんけどー。
結局シン・スターウォーズやシン・ゴーストバスターズやシン・メンインブラックの例に及ばす、今も公開されてるシン・ファンタスティック・フォーも、この先公開されるシン・ベストキッドもシン・裸の銃を持つ男も…ねえ?どうなんでしょうね?
あと最近のハリウッド映画の全体を通してデカい話しに見せようとすればするほどこじんまりとしてしまう感じも気になりますね。脚本家とかプロデューサーとかがたくさんいるんでしょうね。なのでストーリー展開が都合良すぎるのもジェイムス・ガン監督だけのせいにするのは酷かな?
個人的にあまり外国人の顔を見分けを付けるのが得意じゃないので、主人公がパックンに見えてしまい集中力をバキバキに削がれたし、ウルトラマン(ネーミング…)のネタバラシも顔がわからないのでセリフで理解するなどだったので、いよいよ本当にダメかもしれない。
まあ、名前はアイロニカルだけどスーパーイッヌ可愛いし、このメンツで2とかやっていくのかな?歴代スーパーマン見てたらわかる隠しネタとかはあるのかしら?あたしゃ一番有名なクリストファー・リーブ版すらよく覚えてないからわかんないな…うーん、でもって奴ら侵略戦争ばかりやってるくせに、エンタメの中で描く戦争ってわりと解像度が低いし矮小化されてるよね。
レビューにまとまりないけどまあそんな印象の映画ってことで!
それではハバナイスムービー!
なんで観客が
ジェームズ・ガンの手腕
Marvelに押されがちなDCの状況打破のためか『ガーディアンズ』シリーズの監督ジェームズ・ガン投入。ただ、DC最初の作品となった『スーサイド・スクワッド』は正直不発、果たして今回は?と、注目しましたが、本作は如何なくその手腕を発揮です。
どうしてもDCにつきまとうシリアス路線のイメージから見事脱却。最近のMarvelにすら 見られない、愉快で楽しいスーパーマンが誕生していました。クリストファー・リーヴが演じた80年代のスーパーマン以来の傑作ではないでしょうか。
ジェームズ・ガン監督らしいあちこちに散りばめられたユーモアが楽しく、スーパーマン以外のキャラクター、特にスーパーマンの援護をするジャスティス・ギャングのヒーローたちのあまりのダサさも笑えます。
主演のデイビッド・コレンスウェットはまったく知らない役者さんでしたが、スーパーマン役が見事にハマっていたと思います。一方のレックス・ルーサーを演じたニコラス・ホルト。目が綺麗すぎて、とても悪い人には見えませんでした。
本作のヒットに触発されれば、また今後のDC vs Marvelが面白くなりそうです。
バレないかな?のドキドキ感とスーパーなワクワク感がない
デビッド・コレンスウェットは、初めて見たけどとてもスーパーマン!そこは期待を裏切られず良かった!でも、最近の映画はヒロインがあんまり綺麗じゃないのがなんとなく嫌だわ。もちろん、助けられるばっかりのヒロインでなくても良いけど、やっぱり見目麗しい美女にヒロインをやって欲しいというのは、ルッキズムで、オールドファッションすぎかな。
ストーリーは、今の時代背景をうまく使っているなとは思うものの、拗らせているギーク野郎が、スーパーマンに嫉妬しすぎてる泣き虫ハゲ野郎というのが、なんかイマイチ。確かに厄介な敵だし、規模感もでかいんだけど、私利私欲に走った個人対スーパーマンなので、なんとなく矮小化??
あとは、回転扉で着替えるとか、電話ボックスで着替えるとかのスーパーマンの「秘密感」が欲しかったなあ。ヒロインにも正体バレてるから、そこのドキドキ感がない。
Mr.terrificは好きだが、ジェームズ・ガンの動物好き、ミュータント好きが前面に出過ぎて、スーパーマン味が薄れた。ジェームズ・ガンは、ガーディアンズ オブ ギャラクシーの最終作辺りからつまらなくなってるのだが、大監督になったが故の忖度なのか、寄る年波で奇抜さが消えたのか…スーパーマンは地球の自転を逆回転させるくらいのスーパーさが欲しいっす。
ヒーロー映画かくあるべし
「ヒーロー映画とはこうあるべき」と言い切れるほど、非常に完成度の高い一本だった。
ジェームズ・ガン作品らしい一癖あるキャラ同士の掛け合いや、おしゃれで印象的な劇伴は健在。独特の“ズラし”が効果的で、観ていてとても気持ちがいい。
特にカメラワークは秀逸で、まるで漫画のコマ割りを思わせるカットが連続するかと思えば、長回しやスローモーションを駆使したケレン味たっぷりの演出も見どころ。ワンパターンになりがちなスーパーマンの戦闘を、巧みに盛り上げていた。
それでいて、王道展開も決して外さない。敗北、葛藤、そして復活——。ヒーロー映画の王道ストーリーラインを踏襲しつつ、「ここでこう見せてほしい」と思う場面を真正面から描き、しっかりと“ヒーローのカッコよさ”で魅せてくる。まさに期待を裏切らない展開で、気づけば感動で何ども目が潤んだ。
昨今は、時代の影響もあり、ダークでシニカルなヒーロー像が主流になりがちだ。そんな中で、誰よりも人を信じ、人々のためにまっすぐに戦う姿にはとても胸を打たれた。
こんな時代だからこそ、子どもたちにはぜひこの映画を観て、心から憧れる“真のヒーロー像”を胸に育ってほしい。まさに子どもたちにこそ届けたい「ヒーロー映画」だ。
やっぱりスーパーマン
悩める青年みたいな
表面的な作りかも
さすがのジェームス・ガン監督
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