スーパーマンのレビュー・感想・評価
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見終わったらすぐ内容忘れるような映画
やはりジェームズ・ガンは変わらずガンだなという印象。
トレーラーの域を超えない映画だった。
淡々とシーンが描かれていくが、シーンの積み重ねて感情が盛り上がることもなく感情移入も皆無。
エモーショナルなセリフがあってもそこに至る物語を積み重ねて描いていないので見せられた映像に常に忖度しながら見ないといけない。
全くオリジンを描かないのも無理がある。
またユーモアとシリアスのバランスが悪く、途中ユーモアが鼻につき始めイライラする。ガン特有の寒いギャグだ。
怪獣が暴れてるのに全く逃げない人民はアホっぽく、リスを救うシーンは本当馬鹿馬鹿しい。こんなギャグがあまりに多く何の危機感も無い。
ロイスとのキスシーンも、人間関係描けてないのに長ったらしいキスシーン見せられて気持ち悪い。
スーパーマンの父、ジョー・エルについても改悪が酷い。
人間っぽいスーパーマンは、過去の作品でもたくさん描かれて来たが、ほぼセリフだけで済ませてあるのはお粗末としか言えない。
いろいろやりたい事は分かるし、テーマは悪く無いがそれを伝えるストーリーや構成や見せ方が上手くない。
期待していたし、キャスティングがとても良かっただけに非常に残念な作品。
ヒーロー映画の頂点であるスーパーマンの映画を、子供が見て楽しめる内容にしなかったのも心底残念だ。
スーパーマンの生い立ちなどのオリジンを描かないことで初見の子供達を排除してる姿勢は最低だった。
こんなスーパーマンを見せられる今の子供達は本当可哀想だ。
よく言えばガンらしい。悪く言ってもガンらしい。
スーパーマンも人間だもの
スーパーマンも1人の人間だったって話
クリストファーリーブのスーパーマンの第1作のリメイクを現代風にアレンジした感じっぽい。
まあ考えてみたら当たり前かも知れないがスーパーマンは赤ん坊の頃に地球に来て地球人の両親に育てられた。圧倒的なパワーや超能力があっても思考と言うか心は地球人だ。育てられた環境が大きくその後に影響を与える。田舎の農場で良き両親に育てられたスーパーマンは異星人ではあるが普通に人や正義を愛する人間として育った。そして普通の人間と同じ様に苦悩し迷い自分を失いそうになる。そして原点に立ち戻り復活する。そんな感じの話。
予告編やCMでも出ているけどスーパードックも出てくるし、スーパーマン以外にも超人が何人か出てくる。地球上にはスーパーマン以外にも地球人の超人が普通に活躍している世界。
そんな中でもスーパーマンは特に人気だが、それ故に批判の対象にもなっている。彼の活躍にも応援もあれば批判もあり上手く行かない事に悩む。
そんな中、突如現れたロボットにコテンパンに負けてしまいスーパードックに助けられて例の秘密基地で治療。
そのロボットは彼が他国間の紛争に個人的に介入し恨みを持つものからの報復だった。
彼は米国の意向や国防省に相談する事なく政治介入した事により世論も分裂。米国代表でも無いのに勝手に多国間紛争に足を突っ込んでどうするつもりなのか?米国の立場や国益は?勝手な事するな!から侵略行為を止めて人々の命を救ってくれて良くやったまで紛糾。SNSもある時代だからフェイクニュースや異星人に対するヘイトなど自分の考える正義、米国の正義、人々の考える正義に悩まされてしまうのだった。更に追い討ちをかける様に悪の天才科学者レックスルーサーが打倒スーパーマンに追い討ちを掛けるのだった。
果たしてスーパーマンはどうなってしまうのか?
ルーサーの野望とは何か?何故スーパーマンを執拗に攻撃するのか?
そして新しく出てくるスーパードックや超人達は敵か?味方か?
侵略戦争やSNSの誹謗中傷など現代的な問題点もふんだんに盛り込んだ作品と言うのは正義と言うテーマを考える上で良いですね。
ヒーロー映画ファンとして僭越ながら
なぜDCはここまで映画を作るのが下手なのかとひしひしと感じながら見ていた。
本国アメリカでの認知度が高すぎるからエピソード0を描くのを諦めているのだろうか。
ワンダーウーマンシリーズは面白く、ジャスティス・リーグもアベンジャーズのように盛り上がってくれるかと期待していたが、フラッシュを最後に中途半端な形で終わってしまった。
本作スーパーマンには、新時代のジャスティス・リーグに向けて頑張って欲しい気持ちであったが、なぜ生い立ちやレックスとの関係性を描くことなく戦い始めてしまったのか。
スーパーマンってこういう能力だよね!みんな知ってるよね!と言わんばかりの描写が多く、まったくヒーロー映画を見ない層にはとても勧めにくい作品になっている。
最初の5分10分の尺でいいので、なぜ地球にきてどんな幼少期を過ごし、数々の人助けをして民衆からの信頼を得て、レックスからは敵対視されるという描写があれば幅広い層に勧められる作品になっていただろう。
今後の作品展開もあるだろうが、この間口の狭さでは10年以内にまた作品群を作り直さなければならなくなると私は危惧している。
この作品は言うならばスーパーマン2か3くらいの感覚になる作品で、とても惜しいと感じた。
ここ数年のマーベル、DC合わせたアメコミ映画の中で会心の出来 昨今...
移民のスーパーマンと排外主義の市民たち
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』や『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』といった傑作を連発するジェームズ・ガン監督の最新作だと思って鑑賞したため、期待値を上げすぎてしまったかもしれない。
正直なところ、十分面白かったが、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』や『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』に比べると、そこまでではなかった。
説教くさいのは気になった。
個人的には、この映画が提示するメッセージは当然のことばかりで新鮮味はなかったものの、今の社会を見れば、理解できていない人も多いだろうから、映画の中でわざわざ語る価値はあると思う。
世界中で注目される「スーパーマン」というメジャータイトルの中にそれらのメッセージを組み込もうとするのが凄いと思った。
この映画は簡単に言えば、強き者のあるべき姿を描いた作品だと感じた。
富裕層が自己中心的になり富を独占した結果、世界の総資産の半分を上位1%の超富裕層が占め、貧困に苦しむ人が後を絶たない現代社会において、非常に重要なメッセージを投げかけていると思う。
そもそもスーパーマンはなぜ人助けをするのか?
それは幼い頃から親にそう言い聞かせられてきたから。
ここから、幼少期の親の育て方が子どもの人格形成に極めて重要であることがわかる。
しかし、映画の途中で、スーパーマンが親からのメッセージを誤解していたことが判明する。
もし最初から親のメッセージを正確に理解していたら、全く逆の人格になっていたかもしれない。
それでも、大人になってその真意を知ったスーパーマンは、そのメッセージを受け入れることを拒否。
この映画の中のセリフで「親が子どもに与えるべきは目的ではなく手段」というものが出てくる。
世の中には子どもの将来像を勝手に決めつけてしまう親も少なくないように感じる。
親がやるべきことは、子どもに多くの経験をさせ、得意なものを見つけさせ、大人になったときに子どもが自ら選択する道を尊重することだと自分は考えているので、今作のこの描かれ方には納得。
スーパーマンが実は「移民」であるという視点も非常に重要。
ガザ地区を思わせる場所への攻撃に抵抗するスーパーマンに対し、それが不都合なIT長者がSNS上で大量のネガティブキャンペーンを展開し、排外主義に陥った市民たちがスーパーマンを追い出そうとする構図は、現代社会の排外主義に通じるものがあり、非常に現実味を帯びていた。
今まさに参議院選挙の選挙活動が行われているが、まるでそっくりで困る。
スーパーマンが本作の諸悪の根源に向かって最後に言い放つごく短い言葉が、排外主義に対する的確な反論になっていて、監督のメッセージ性を強く感じた。
本作の敵はスーパーマンより強いということが名前で分かりやすく表現されていたが、日本人にはお馴染みすぎる名前でそれがどこか滑稽だった。
スーパーマンの戦い方が完璧に分析されていて、どんな攻撃にも最善の行動ができるという戦闘スタイルは、まるで将棋AIを見ているようだった。
SNSにスーパーマンへのアンチコメントを大量の猿が一斉に書き込みしている場面は、「自民党ネットサポーターズクラブ」を彷彿。
スーパーマン以外のヒーローが複数同時に出てきた時は、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』が頭をよぎり、勝手にすぐにやられてしまうものだと決めつけてしまった。
夜、マンションの一室でクラーク・ケントとロイス・レインが見つめ合う中、ガラス張りの窓の外では巨大生物とヒーローたちが戦っていて、それがこの世界の日常なんだなと感じつつ、巨大ハンマーのようなもので敵をぴょこぴょこ叩いているのが滑稽で、思わず笑ってしまった。
スーパーマンが弱点であるクリプトナイトによって絶体絶命のピンチを迎え、「これはどうすることもできないのでは?」と思って観ていたが、あまりに素敵な解決方法に思わず落涙してしまった。
命の危機にある人々がスーパーマンに助けを呼ぶが、スーパーマン自身は他の使命があるため現場に急行できず、代わりに他のヒーローたちが救いにいく場面。
最初は「スーパーマンが呼ばれているのに本人が助けに行かなくていいのか?」なんて思ったが、よくよく考えてみれば、困っている人がいれば誰が助けたっていいわけで、「目の前に困っている人がいたら四の五の言わずさっさと動け」というメッセージに感じられた。
ノーランの「バットマン」のように建て直してくれるのか。
SFドタバタ感動アクション群像劇の天才
ジェームズ・ガン監督を起用。
面白さは約束されてるが
ちゃんと“スーパーマン”なのか?
marvel的な事をやりたくても
個々の作品は面白くても
それを“DC作品”としての展開がイマイチなDC
せっかくノーランが
最高のバットマン3部作をとっても
その後にベンが演じたり
赤い「ザ」だったり。
そんな事してっから
「フラッシュ」で止まってしまった。
そんな解毒剤的作品として
スーパーマンをガン監督で!!!
そして今作は!といえば!!
ずっと没頭!
ずっとワクワク🎵
これだけ無敵なのに
力より頭脳、そして愛。そして愛犬(ワン)
1人でも誰とでも最高に楽しいく空を飛べる
エンタメ映画の傑作と言っていい。
やっぱ凄えよ。ガン監督。
「グリーン・ランタン」(ライアンのね!)の失敗まで
ちゃんと消してくれたよ!
スーパーマン2
他とのコラボ など
上手く転がして下さいー\(´ω`)/
※ガヤに問題あり過ぎて本編の感想ほとんど無し
監督のノリと版権が合ってなかったかなぁ
この人の作品って雑な部分をノリで押し切るイメージだったけど、今回もそれを踏襲。
ガーディアンオブの時はそれで正解だったんだけど、スーパーマンだとちょっとズレてたかなぁと。
確かにスーパーマンを別の視点から見たメッセージ性も面白いんだけど、如何せんガーディアンオブほどの尺も勢いもなくて、雑さが表面に浮いてきてしまった感じ。
良かった点は相変わらずキャラの見せ方が上手いところ。
出番の長短関わらず、他作品キャラまで生き生きしている。
特にルーサーの描き方は本当に上手くて過去一人間臭くて魅力的。
見る前はルーサーとスーパーマンの戦いなんて今更と思っていたけれど、見た後にもっとルーサーとスーパーマンの対比に焦点を置いてくれればなぁと感じたくらい。
楽しめました
面白かったです
犬の方が
ライトなヒーローに
これで良いのだと
バカでもわかる浅いストーリー
映画館が鬼滅の刃で埋め尽くされる前に急いでIMAXで鑑賞。
あくまで仮の話として、イスラエルがパレスチナの人たちを、アメリカの軍事産業から買い漁った兵器で虐殺し始めたとしたら、正義の味方はどちらの側に立つか、という直球の政治的メッセージを、どんなバカにでもわかるように伝えようという製作者側の意図が心に刺さりました。
「犬笛を吹く」のは日本ではたいてい排外主義者の方なんだけど、かの国ではそうでもないんだろうか。そこがちょっと気になりました。
(7/17 追記)
24時間体制でSNSに必死にデマを流しまくるのが邪悪で小さな猿たちだったり、スーパーマンに足止め食らわせる巨大なKAIJUがどことなく政権変わった途端にDEIを捨てようとしたディズニーのキャラクターに似ていたり(ババ色のスティッチ?)、そう考えると犬笛で飛んできた犬に排外主義者がガチ噛みされるのもなんかの皮肉かもしれないけど、バカのわたしにはわかりません。
独り悩むスーパーマンが面白い
等身大のスーパーマン
違う!違う!そうじゃ、そうじゃな〜い♫
大好きなジェームズ・ガン
GOG、スーサイド・スクワッド、UNEXTのピースメーカーも
私の中では、とにかくハズさない監督で
本作も予告を観た瞬間に名作確定と
公開を心待ちにしていました。
ところが、あれ、あれれ?
ジェームズ・ガン節全開で、まさしく彼の映画だけど合っていない。
得意の軽いからみと、小ネタ満載の笑い。
彩度が高くグロテスクなデザインの世界観。
今までの作品では、もう楽しくて手放しで盛り上がったけど
スーパーマンには合ってないよ!
もちろん4回目のリブートなので
同じような映画作ってもしょうが無いですけど。
鈴木雅之が観たら
「違う!違う!そうじゃ、そうじゃな〜い♫」って歌いだしますよ。
ジェームズ・ガンのことをあまり悪く言いたくないけど
観てる途中から福田雄一のことがよぎりました。
名作マンガの実写化を独自のギャグで改変させてしまう、あれ。
DCもジェームズ・ガンが責任者なので、ちょっと心配。
マーベルも失速してるし、アメコミヒーロームービーは
もう出涸らしなのかな。
個人的にはマン・オブ・スティールの方が良かった。
名作のスーパーマンの1と2を最新のセンスで再現されてたし
超人プロレスも今作よりワクワクしましたね。
クリプト!!!
やっと観れたよスーパーマン!
ジェームズ・ガン監督らしいスーパーヒーロー映画で楽しかった!軽いノリとハイテンション、色々要素はありつつも基本ストーリーは分かりやすく、音楽でアガり、キャラいっぱいでアガり、王道展開にアガる。良い意味で想像通りで楽しませて頂きました。
本作はヒーローがたくさん出てくるし、スーパーマンの正統派ヒーローさや、ミスター・テリフィックのAIみたいなヒーローぷり、グリーン・ランタンの能力の割に小物ムーブで笑える感じとか、ヒーロー以外もデイリープラネットの記者チームとか、どれも良い味出してて最高でしたが、クリプト優勝でした。可愛すぎる!!わんちゃん好きにはたまりません。最高。
ちなみに本作のヴィランのレックス、ただ頭が良くてお金持ちというだけでスーパーパワーとか無いのに凄すぎませんか。びっくり。
とにかく、これからのDCが楽しみになる一作でした!
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