スーパーマンのレビュー・感想・評価
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最強のヒーロー。でもか弱い人間。
ヒーローとしては揺るぎない信頼がある。有象無象では相手にならない無双シーンは気持ちよかった。
そんなヒーローの無双劇、強大な敵との激闘がメインではなく所詮は1人のか弱い人間。血まみれで動けなくなるし、ため息つくし、喚いちゃう。等身大の悩みや葛藤がメインのお話。
スーパーパワーを持つ異星人の流れものだが1人の息子として地球で育てられた。血は繋がってないけれど地球の親子での深い絆があるし、父との対話は思わず涙。力はあれど心は脆く、人間と同じ目線での葛藤が感情移入しまくっちゃう。
それに対してあのスーパーワン笑 クリプト君は本当に犬すぎて愛おしい。
Mr.テリフィックらジャスティスギャングもいいキャラしてる。シャッターのシーンって言えば観た人全員伝わるよね笑Mr.テリフィックさん、ずっと「かませになるんだろうな…」「捕まって人質になるんだろうな…」「裏切りそう…」って思っててごめんなさい。
ハゲヴィランも悪役を貫いてるから成敗されてスカっとする。イニシャルMを殺したのは許してないけど…。
アクションもド派手だし、しっかり人助けるし、イチャイチャもあるし、復習もいらないので大変お手軽なアメコミ映画。ぜひ見ましょう。
スーパードッグで良かったんじゃない?
予告編から想像してたのはアクションコメディなんだけど、笑えるシーンは少なかったな。意外な設定の連続で、ずっとモヤモヤ。敵にやられて雪の上で倒れてたスーパーマンがクリプトを呼んだ。あら、クリプトってワンコだったんだ。で、ワンコに引っ張らせて基地みたいな所へ。あら、ロボットみたいな奴ら、何だ?ずいぶんデカい怪獣みたいなのと戦ってたら、仲間が登場。意外だったわ。とにかく、何度も殺されたんじゃないかと思ったくらいやられっぱなしのスーパーマン、何度もワンコに助けられるなんてね。日本人の自分としては大きな違和感だったウルトラマンの登場、何でその名前なのよ。人間のロイスとのキスシーン、笑えたわ。ラストもね。ただ、ストーリー的にはつまらなかったです。
やっぱリーヴには敵わないな
1978年のドナー版を彷彿させるとの評判なので、初日翌日の早朝IMAXに勇んで見に来ましたが、昨今の世界情勢を考えるとスーパーマンもこんな感じでしか描けないのかと言う感じ。あまりにもセンスのない日本版の映画ポスターを見て嫌な予感はしてましたが的中してしまいました。今回のスーパーマンもそんなに悪くもないんだけど、クリストファーリーブのナイーブで品があって、スーパーだけどちょっと不器用で朴訥したキャラには敵わない。(そのイメージはその後の彼の代表作「ある日どこかで」に繋がるんですが)
唯一笑えたのはバカ犬のクリプトの破天荒ぶり。スーパーマンが、名前ほどスーパーでなくて、痛めつけられたり、クヨクヨ悩んだりするところが現代風と言えばそうなんだが。スーパーマンはリーブのドナー版と2作目のリチャードレスター版で終わりました。ロイス・レーンとメトロポリスの夜景の中をデートする4K修復版を大画面で再見したいなあ。
気軽に観られる人情派スーパーマン
予告編の期待を裏切らない出来で、メッセージ性も含め娯楽部分も抜かりない近年最高最良のヒーロー映画
誰もが知っているアメリカを代表する正統派ヒーローなので、王道にクセ球を忍ばせるジェームズ・ガン監督の手腕に期待したが、らしさを残して直球のメッセージのせた娯楽映画として満足度が高い!いやガンの作品で一番好き作品になりそう😊
正直、賞賛されているガン監督のマーベル作品『ガーディアン・オブ・ギャラクシー』やDC作品の『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』も面白いが、毒や癖の強さにノレなかったので、このくらいのテイストが良い。
冒頭から経緯や説明は簡単な字幕にして、スーパーマンが初戦敗退からの復活再戦で敵側の説明も兼ねており恐ろしく親切で澱みなく展開して、クラーク正体ととルイスの関係も皆さんコレも説明なくても分かっているだろ!とばかりに進める部分は巧みで、ルーサーの悪魔的な企みに踠くスーパーマン絶体絶命の危機からの逆転と後半のカタルシスの展開も、人との信頼や理性で勝つ!のがいい。
この辺はこの前に見た『ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング』も同じですが、ガン監督はもっと直に現代のアメリカ始めとする排外主義の権力者とそれを支援するITテックミリオネアへの批判をしてるのが凄い(早くこの理不尽時代が終わって欲しい)
故郷の星を失い地球の移民の国アメリカに来た(どちらかといえば難民に近い)境遇のスーパーマンが、強調された作品で、今回の生みの親の設定に捻りを加えながらも、善良な育ての親からの影響で、能力者として正しき責任を懐くヒーローの姿が、排外主義と横行する今の希望の光としても見れる。
無論ガン監督お得意のポップソングを絡めたアクションや動物キャラを無理人間臭くしないで、犬は犬な描写(SNS書き込み猿もシニカルでブラック)などのエモに過剰過ぎない部分も良いし、新しいスーパーマン役のデビッド・コレンスウェットやルイス役のレイチェル・ブロズナハンと宿敵レックス・ルーサーのニコラス・ホルトもハマり役
DCヒーロー達の活躍や最後にあの人が登場したり、スタッフのクレジットロール後の落ちなども奮っていて続編も出来れば期待したい。
ロイス・レーンと新聞社スタッフの描写も理にかなっており、ちゃんと見せ場があるのも納得出来る。
スーパーマンの映像化もリチャード・ドナー監督の原点にして頂点の決定版『スーパーマン』(1978)とクリストファー・リーブ作品と比較すると大人の童話的な面は薄れて、作品としては楽しめるが単発で終わってしまった『スーパーマン リターンズ』(2006年)やノーランとザック・スナイダーがリブートして根強い人気のある『マン・オブ・スティール』(2014年)とその流れの作品も捨て難いが、どこか暗く重いスーパーマンにのれなかったので、シニカルとユーモアがある本作は非常に嬉しい。(個人的には『スーパーマンIII電子の要塞』あたりが最高だが、MCUの『アベンジャーズ』で手腕を振るったジョス・ウェドン監督がまとめた『ジャスティス・リーグ』(スナイダー版は未見)やかなり賛否ある『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』も嫌いではない。
気になる点は、予告編でも印象的だった屋台の青年が割とあっさりと殺されてしまうのは残念で、倒れたスーパーマンに率先して手を貸すシーンが、予告編で入っている事で、今回の作品メッセージ方向性が判る印象的な人物だったのでもう少し交流があってもとは思う。
結論は今日的な問題定義を扱いながら、ほどよいユーモアと迫力のアクションを上手くブレンドして一級の娯楽にしている手腕も見事でガン監督作品の中で今回が一番好きかな😊(ベタや泣かしも過剰過ぎず良い塩梅)
良識ある映画ファンは元より多くの人に見て何かを感じて欲しい良作で必見!
強くないスーパーマン
いまいち
最大の敵はフェイクニュース
めちゃくちゃ面白かった。
現代版にアップデートされたスーパーマンはさすが
ジェームズ・ガンだなと思いました。
始まりこそ少しジェームズガンにしては静かだなと
思いましたが、
前半のストレスが溜まる、
敵にやられっぱなしの展開から怒涛の伏線回収は
お見事でした。
ボラビアの子どもが旗を立てる演出は鳥肌が立つし、
何か起こるぞ!面白い事が起こりそうだと期待させる
絵作りと演出はとても勉強になりました。
出て来るキャラクターも一癖あるけど
みんなカッコよくて好感が持てました。
編集長の落ち着きぶりなんて、ある意味スーパーマンより
渋くカッコ良かったです。
相変わらずの個性的な超人たちも笑いましたし、
それと比較するようなスーパーマンの人間的なキャラも、
今までは超人で完璧なキャラクターに古い印象を持ってたけど、愛すべきヒーローと言う感じでとても良かった。
クリプトのやんちゃぶりも非常に良かった。
犬を飼いたくなりました。
ニコラス・ホルトの最近の起業家大富豪みたいなキャラクターもムカついてとても良かったです。
スーパーヒーローに飽きて来たところで
DC×ジェームズ・ガンは起爆剤になるどころか
また一世を風靡する予感がします。
「鳥だ!」「飛行機だ!」「いや、スーパーマンだ!」って、やらないんですねw
この作品にしろ、「F-1」にしろ、世界同時上映って、本当にいいですね!もうレビューがめちゃくちゃ集まってますから、字幕なし、予備知識不足のハンデをしっかり補ってくれました!
最近、自分の渾身のレビューが何度も消されてしまって、こちらのサイトに不信感を抱いておりましたが、やはりレビュアーさんのレベルの高い映画愛は深く信頼してますから、ネタバレ大歓迎で臨みました。
それから、デビッド・コレンスウェット(覚えにくいw)といえば、昨年上映された「ツイスターズ」にちょい役で出ていましたが、私が以前お世話になっていた憧れのスーパーバイザーに似てたものですから、彼が主演なら絶対観なきゃでした!w
ツイスターズの時は、デビッドはあまりいい役ではなかったし、ちょいちょい見切れるし、ズームが合ってないくらい、ぼんやりにしか映らなかったから、この作品ではデビッドがずっとドアップで拝めて、眼福でした♪
こちらのサイトでは3.8、IMDb では7.7/10と、なかなかの高評価ながら、昔のスーパーマンをご存知の方からしたら、方向性の違うヒーロー?への物足りなさを語った方も散見されました。
確かに私も思ってたんと違うかも?とは思いましたが、海外にいると、人のことなんか気にせず、自分さえ良ければいい、勝手で冷たい人が多いものですから、スーパーマンが市民のために体張って戦っている姿は、やっぱり美しいなと感動してました。
推定予算が2億2,500万ドル?これ回収できるのかな?というくらいお金かかっていますが、やっぱり夏休み映画とあって、多くの劇場で通常上映、3D、4D、AVX, Dolby, D-box…様々なバージョンで上映されています。私は3Dを選びましたが、背景に透明感があって、光沢も感じられて良かったです。エンディングロール後のおまけ映像までメガネが必要ですよ!
ところで、クリストファーリーブの息子、ウィルリーブがテレビのニュースレポーター役でカメオ出演されています。
また、ジェームズガン監督はGODZILLA マイナスワンのような作品を作りたいと語ったそうです。作品の温かさが伝わるエピソードでした。
スーパーマン(人間)・リニューアル
役者を変え設定を変えながら、何度も映画になってきた『スーパーマン』の新作は、打って変わって明るい作風です。開巻、いきなりスーパーマンがコテンパンにされて落下してくるシーンでビックリさせ、そこに猛然と助けに来るのが、なんとスーパードッグ?なんで大笑いです。お話しは、スーパーマンが既に世間に認知されている設定で、他国の紛争を止めに行ったら内政干渉だと彼女のロイスに言われて逆ギレしたり、SNSが炎上したりと、従来の重く内省的なスーパーマンからフツーに悩むイマドキの青年像にスイッチしているのが好感が持てます。こう言うすっとぼけたところが、ジェームズ・ガン監督の真骨頂ですが、周囲に理解されない孤独感や実の両親の真意に、自分の存在理由に苦しむあたりもしっかり描いているのがいい感じです。また、悪役のレックス・ルーサーも颯爽とした青年実業家のイメージで、スーパーマンを社会的に抹殺しようとするのも新鮮です。一方で、今後のDCユニバース狙いで、色々なヒーローが出てくるけど、皆さんどれもイマイチ魅力が感じられませんでした。役者では、新人のデビッド・コレンスウェットが、神に近い存在から身近な青年スーパーマンを好演しています。マスクと低音ヴォイスに聞き覚えがあると思ったら、『ハムナプトラ』シリーズのブレンダン・フレイザーに似ているような気がしました。悪役のニコラス・ホルトもどこか屈折した青年像がよく、スピンオフが出来たら楽しそう。
alternative facts/もう一つの事実
『ロイス・レイン( レイチェル・ブロズナハン)』は
既に『クラーク・ケント(デヴィッド・コレンスウェット)』と
デキてしまっている。
なので、その馴れ初めが語られることは無い。
『レックス・ルーサー(ニコラス・ホルト)』も同様、
はなっから仇敵として現れる。
二人の因縁は描かれず、
これも過去作を参照してくれと、とのことだろう。
『スーパーマン』が珍しく「KAIJYU」と戦う。
「カプセル怪獣 ミクラス」と「スティッチ」を融合させたような
微妙な造形。
でも頭部は「ケムラー」に似ているかしら(笑)。
が、この「KAIJYU」には他のスーパーヒローも共闘し立ち向かう。
本作はあくまでも「DCユニバース」の世界観の中との
位置づけを象徴するエピソード。
犬を飼っている設定にも驚く。
『クリプト』と名付けられた「スーパードッグ」は
躾はなっていないし、血の巡りはかなり悪そう。
ただ、その無邪気な振る舞いが、時として主人公を窮地から救う。
『ベンヤミン・ネタニヤフ』を彷彿とさせる
「ボラビア共和国」の大統領『バジル・グルコス』は利権のため隣国へ侵攻する。
被害国の市民を守るため、
『スーパーマン』はこの紛争に介入する。
これも目新しい展開。
「ボラビア共和国」の裏では『レックス・ルーサー』が暗躍。
メディア対応に秀でた彼は、
真偽あやふやな映像でマスコミとSNSを使い、
『スーパーマン』を攻撃する。
今までは人々の尊崇の的だったのに、
一転し異星人のよそ者として指弾される姿は、
世界中で起きている排外主義のうねりを見るかのよう。
彼等がいなければ生活の基盤すら成立しないのに、
一面だけを捉えたポピュリストの言説に諸手を挙げる。
取り上げるメディア側の変節は何時ものこと。
のちのちあっさりと、手のひらを反すのも。
世間の非難の目だけでなく、
自己のアイデンティティにも直面し懊悩する『クラーク・ケント』。
それを救うのは、血の繋がっていない育ての親の愛情、との展開は
安直ではあるものの、一面の真理かもしれない。
新奇な設定に
今を予見したかのような構成。
撮影は一年以上前に終了しているハズで、
とりわけ後者は『ジェームズ・ガン』の先見性をうかがわせる。
とは言え、肝心の『スーパーマン』の活躍に外連味が薄い。
身体性が伴っておらず、いたずらに派手な音が鳴り響くばかりで、
驚くような展開も見られない。
観客は何を楽しみに来ているのか、を
再考すべきだろう。
アクション、意外にシリアス、時々ユーモア
ワンコ映画の傑作
映画スーパーマンといえばクリストファー・リーブ版の印象が強くて、「今更スーパーマン? まぁ、ジェームズ・ガン監督作なので観ておくか」とあまり期待せずに観たのですが、ヨカッタ。
スーパーマンは正義のスーパーヒーローという王道を守りつつ、移民問題やSNSの情報操作(猿がやっているのは笑った)など現代的なテーマにも触れつつ、決して説教臭くはなく、誰もが安心して観ていられる映画になっていて、夏の大作映画としては文句なし。
不満点としては、スーパーマンがイマイチ強くないといったところか。その一方で、彼が世話するクリプトというやんちゃ犬が主要なキャラクターで、こんなに犬が活躍する映画はあまりないのでは?
イーロン・マスクがモデルと思われる敵役のルーサーは、若い頃のスマパンのビリーそっくりなんだけど、ニコラス・ホルトだったのね。A1!A1!
キャラ立ちの素晴らしさに尽きる!
この映画を観る前に、「スーパーマン」の名前を知らない人はほぼ居ないんじゃないかと思えるくらい世界的に有名なスーパーヒーローの新作映画です。
今作では、地球に来てからの生い立ちの部分を全面的に割愛し、いきなり宿敵(スキンヘッドの天才)に負けたくらいから始まります。既に彼女には身バレしてるし、そのあたりは今作においてあまり重要な要素ではないってことでしょう。
私自身、スーパーマンは最近の映画はほぼ未鑑賞でして・・・昔、クリストファー・リーヴさん主演の作品を1、2作観たかなって程度。設定はうろ覚え、登場人物は気の強そうな彼女居たなってくらい記憶しかありません。
今作では、スーパーマン以外にも超人っぽい奴らが何人も出てチーム組んでたりしたんですけど、みなさん個性的な出立ち、ユーモラスな演技が印象的で大好きになりました。
本当にキャラがうまく立ってました!
特に翼が生えて狂ったように棍棒?振り回す気怠い感じの女子はMADな魅力満載ですよね(笑)。
スーパーマンはもちろんですが、上記の超人チーム、気の強そうなスーパーマンの彼女、敵役のスキンヘッドらが等しく活躍、暗躍し、個性を主張しつつもスーパーマンが後ろに追いやられずにきっちりとした存在感を示せて良かったと思います。
また、親子の愛を浴びながら、活力を漲らせるスーパーマンに自分を重ね合わせて涙が止まりませんでした!
ぜひ、ご鑑賞ください!
歴代最弱、されど史上最高‼️
DCコミックでは、スーパーマンよりバットマン派です。つまりダークなヒーローが好きです。
スーパーマンは、あまりにもチート過ぎだし赤パンツがダサいので、クリストファー・リーヴ版から余り好きではありませんでした(テーマ曲は偉大)
だからブライアン・シンガー版も心動かなかったです。
ところがダークナイトの成功からワーナー(DC)は、
ノーランをプロデューサーに据えたザック・スナイダー版でダークさを持ち込み、赤パンツを脱がしました。
ヘンリー・カヴィルはハマっててちょっと心が動きましたが、チートさは増す一方で、夢中になれずスーパーマンとは相性が悪いんだと思ってました。
おまけにバットマンや他のキャラとのユニバース化はmarvelほどの成功はしませんでした。(ジャスティスリーグでのスナイダー途中降板も大きい要因)
ユニバース自体がダーク過ぎたのか、閉塞感があるDC作品群だった(それが好きな人も居るのは理解してます。スナイダーの絵作りは私も好きです)
そこで、もう一度リブートしたのが本作です。
ジェームズ・ガンがDC再生を任され、marvelにおけるケビン・ファイギの立ち位置に居ながら、自ら脚本と監督を務めてます。
ジェームズ・ガンはアクの強い作風で、好みが分れる所があります。
彼の中のフリークス(もちろんヒーローも含む)に対する愛が滲みに出てる作風は、私にはほぼど真ん中に刺さります。
彼の悪趣味な部分やエグい描写は、近年ソフトになってきていますが、決して無くなった訳では無いし魅力の一部だと思ってます。
数年前に起こった過去のSNSでの発言を掘り起こされて、ディズニーをクビになった時には、ガーディアンの3本目が観れなくなったと、相当落ち込みました。
トンガった発言や、分かりにくい比喩で政治的な発言をする人だったので、反対側の人々を刺激して引き摺り降ろされたわけです。
ただ根底に感じる優しさや、根っからのオタク魂がとても刺さります。
信者とは思ってませんが、それぐらい好きな監督です。
周りに助けられディズニーに復帰して、ガーディアン3本目をちゃんと作ってケジメをつけて、DCの責任者となり立て直しを図っての自らの大看板一本目。
だから、苦手なスーパーマンとは言えとても期待してました。
そして泣きました。最高でした。
最近の流れで、オリジン省いて始まります。
冒頭のト書きで説明します。
しれっと超人がいっぱい居る世界で、スーパーマンはもう活動中で初めて敗戦したばっかりだと示します。
ビックリしたのは予告編と同じシーンから、始まるとこです。
ドラゴンボールのヤムチャばりのやられっぷりです。
そこに愛すべきバカワンコが登場です。
ココから始めるんかい❗️とツッコミました。
予告編観て色々想像したでしょ?色んな展開考えたでしょ?だからココから始めるよーっ言ってます。
つまりガンは、私の心を掴む事に成功した訳です。
ガンは赤パンツ履かせました。
それもワザと少しルーズにです。
神の様なヘンリー・カヴィルとは違うんだよって示してます。
必死に助けます。リスまで助けます。
ロイスと付き合ってます。
すぐ口喧嘩します、ちょっと幼い所もあります。
政治的介入云々じゃねー❗️人死んどるやないかいって怒ります。
実はレックス・ルーサーが猿に書かせてた誹謗中傷(そんな事書くヤツは、猿だ❗️と暗にガンは言ってるよね、色々あったから)のSNSの書込みを気にしてます。
特筆すべきは、クリプトン星の両親の立ち位置です。
フェイクでなく本当に侵略者論理でした。
これまでマーロン・ブランドやラッセル・クロウが演じた聖人の様な親では無く、毒親でした。
コレには唸りました。そう来たかと。
DCコミックで既にあるのか分からないけど、この設定はガン監督の英断だと思います。
侵略者と呼ばれてスーパーマン本人が1番傷ついてました。その上でバカワンコの安否にキレるスーパーマンにグッと来ました。
そして最後にルーサーに人間宣言します。
泣きました、ルーサーが馬鹿にしても私は泣きました。
ココまで書いてやっと分かりましたが、歴代のスーパーマンは聖人で、神の様な存在でどこか上から目線で「助けてあげる」感があるところを感じて、ノレなかったのかも知れません。
本作のスーパーマンは「助けたい」を強く感じるので、響いたのかも知れません。
日本では鬼滅旋風の影に隠れて、上映も終わりそうですが、アメリカ本土でヒットしてるのでほっとしてる自覚なきジェームス・ガン信者の戯言でした。
素晴らしいヒーロームービー
スーパーパワーも持ち、人のためにと身を粉にするも報われずエイリアンという誹りを受けてなお戦う姿に応援せざるを得ない。
以前は𝕝𝕖𝕘𝕒𝕔𝕪が副題についていたけど、それを払い、いわゆるお約束設定を削いで、スリムにしていて見やすい。クラークとロイスの関係性も、多少ケンカしても関係が深まっていく過程も無理がない。ワンコ、クリプトも想像以上の活躍で満足。これがエンドクレジットに頼らないオーディエンスへのアンサーになるのもいい。
ルーサーの悪逆っぷりも見事。ヴィランのお手本でした。後のクリプトニアンの両親が言ったことは人類にとってはおぞましいことだけど、アニメのインブンジブルでオムニマンは実践してるんですよね。下等生物として人類を見ていると。そりゃ、あれだけパワーがあったらそういう考え方にもなるだろ。ひとつ間違えば鼻につくスーパーヒーローをここまで多様な展開にするジェームスガンには頭があがりません。
一見、現状のアメリカに対する風刺的な側面もみえる。が、企画からシナリオを興して撮影に至るまでには4、5年かかるので、イスラエル、パレスチナの紛争を揶揄したものではないでしょう。むしろ撮影中に世界の有り様がフィクションより歪になってきているのが笑えなくなってきていることかより深刻
スーパーマンの覚悟を見て、よりよい世界を目指したいものです
S希望の反対
歴代スーパーマンが纏っていた重厚さがない。
ピンで強いイメージがしない。
脇役のが強い感じがするし、スーパーマンに助けを求めている人々がいるのに脇役が助けに行くとか、過去作のスーパーマンならあり得ない展開。
亀裂は何故スーパーマンじゃないと止められないのか?
もっとシンプルでいいのにごちゃごちゃさせすぎてるし、内容も薄っぺら。
ヘンリーは降板して良かったかも。
テレビシリーズならペットもジャスティスもガールもアリだけど、仕切り直しだったら出す必要は全くない。
それで、ひび割れ見せるより、ルーサーか別ヴィランでしょ。
見た目(映像技術)よりも、中身(ストーリー)が大切だと改めて思わせてくれた反面教師的な作品。
ガンも気負いすぎたか。
犬を抱いてるスーパーマンの後ろ姿が良い!
絵になるシーンがとっても素敵な映画です。
子どもの頃に見たスーパーマンとは違いますが、王道のヒーローだなと思います。敵も内容も今時ですが、落ち込んだり怒ったり悩んだり、人間味あるスーパーヒーローだなと思います。
育てのお父さんお母さんたちがまた素敵なご両親。後半のお父さんとクラークとでベンチで話をするシーンが素敵です。とっても愛されて大人になったスーパーマンです。
あと元気いっぱいのワンコを飼っている方には可愛すぎてたまらないスーパーワンコだと思います。ついでにどこの家もこういう子いるのねとホッとします。
私的に考えてしまうのはマーベルでなくワーナー制作。。。って事はアベンジャーズ に余り今後絡めないのかなと。。。
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