「冒頭の3世紀前、30年前、3年前、3週間前、3時間前、3分前…、こ...」スーパーマン ホンマサさんの映画レビュー(感想・評価)
冒頭の3世紀前、30年前、3年前、3週間前、3時間前、3分前…、こ...
冒頭の3世紀前、30年前、3年前、3週間前、3時間前、3分前…、この3は何を意味するのか?
冒頭からワクワクする。
だから、あえて星も3にしてみた。笑
DCユニバースの新章として制作された『スーパーマン(2025)』は、クラシックなスーパーヒーロー像に“現代性”を強く融合させた一本。
登場する超人たちはとにかく多く、事前に相関図を頭に入れておかないとストーリーが一気に混線してしまうほど。
ヒーロー同士の関係、組織の対立、メディアの思惑……
情報量の多さは嬉しくもあり、時に負担でもある。
本作の特徴は、AI技術、ハイテクガジェット、SNSでの誹謗中傷、メディアによる印象操作といった“2020年代の社会問題”をヒーロー映画の文脈にしっかりと落とし込んでいる点。
古典のヒーローを現代に再構築しようという試みがはっきり見える。
そしてラストには、スーパーマンの姪(Supergirl/カーラ) が登場。
次作では彼女が物語の中心に立つ伏線を感じさせ、新たな世代の物語へと引き継がれる予感が強い。
新しいスーパーマンを観ることができた。
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