「あなたが私にくれたもの」スーパーマン 機動戦士・チャングムさんの映画レビュー(感想・評価)
あなたが私にくれたもの
戦争が悪いことなのは、みんな知っています。その一方、戦争がビジネスになることは、みんな目を伏せています。それでも私は戦場に、希望の旗を掲げたい。反ユダヤの名の下に、拒否権使いまくるあのクニにも、良心があることを願って。
現地でけっこう、ヒットしているそうですね。まぁ、キャプテン某(なにがし)に匹敵する、あのクニのヒーローだからね。ただこの映画は、彼をヒーローとして扱うのではなく、移民として扱うお話だとか。
正しい事をすれば、世界の半分を怒らせる…
私の生涯をかけて、物凄く影響を受けた映画のキャッチコピーです。彼を侵略者と見なすのか、私達の友人と見なすかは、私達の生き方を写す鏡になっているようです。
で、皆様には、どう映りました?。
それにしても、私の親は、私に何を遺したのだろう。どうして私は普通に、アクションエンタメ映画を観ようとしないのかしら。私の親は、自分の正しさを、私に強制することはありませんでした。それが私に遺されたものだとすれば、それはそれで、私にとって大切なものかな。私にとって、親との思い出は、きっと癒されるものより、かなり癒し難い記憶に近いのですが。
皆様は、親御さんから、何を受け取りました?。
そして、お子さんに、何を遺しますか?。
光輝くパパより、ショボくれたオヤジに、妙に惹かれる、今日この頃の私です。力があれば、ヒトは強くなります。でも、本当の強さとは、他者の弱さに突け込まない、他者の痛みに共感することなのかも。真の力を持つ者は、今は気づかないだけで、貴方の家にいるかもね。ヒトを超えた力の存在は、願望でしかないのか、それとも私達の手に…
取り急ぎ、ガザとウクライナとスーダンに、希望の旗が現れることを願います。