劇場公開日 2025年7月11日

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「圧倒的善性による正義」スーパーマン naichinさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 圧倒的善性による正義

2025年7月26日
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鑑賞方法:映画館

字幕と日本語版で2回観て来ました。

ジェームズ・ガン監督が描くスーパーマン。
人間的で弱く負ける事もある。しかし、圧倒的な善性と揺るがない正義で立ち向かう。
この映画はスーパーマンの善性を通して、正義とは何か?を描く作品だった!
また、リチャード・ドナー版へのオマージュたっぷりの作品だった!
そして、小動物好きの監督が描く犬映画だった!

簡単に言うとそういう感想です。

初めはジェームズ・ガン監督とスーパーマンって、あうのかなぁ?と思っていた。
元々、スーパーマンって、アメリカの正義の象徴みたいな気がしていた。
ガン監督は今回、それを「圧倒的善性の人物」と設定して描いた。素晴らしい!
時に国とぶつかってでも「命」を大切にする。しかも、全ての「命」を。
その為、最初のロイスのインタビューシーンはグッとくる。
ガンはこの映画で、彼の何がスーパーマンたらしめているか?という事を描きたかったんだ!

そして、ガン監督らしく、その他の超人たちはどこか歪んだ人物として描く。脇役たちに対する愛情は半端ない。「バットマン」の監督、ティム・バートンを思い出す。

自らの善性を信じ、正義の為に戦うスーパーマン。ちょうど今放送している「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」が自分の為に戦うヒーローなのに対比しているのが面白い。
そして、この「スーパーマン」をトランプ大統領に見て欲しい!

ストーリー的にかなり駆け足だったり、キャラを出し過ぎでちょっと俯瞰してしまう部分はありますが、それを面白さがしっかり上回っているので、観る価値があると思う。

そして、ここまで圧倒的善性と正義を描いた映画の後に、DCU映画は何を描くのか?楽しみだ。

余談ですが台詞がかなり駆け足な為、日本語版で観る方が分かり易いと思います。

余談ですがその2、ジェームズ・ガン監督は日本の「ウルトラマン」が大好きなんだとか。
いっその事ガン監督を日本に招いて「ガン・ウルトラマン」を撮ってもらいたい😄
勿論、「ガン・仮面ライダー」も!🤭

#スーパーマン
#ジェームズガン

naichin
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