「「正義」とは?「ヒーロー」とは?」スーパーマン クラウンゾンビ拓哉さんの映画レビュー(感想・評価)
「正義」とは?「ヒーロー」とは?
ジェームズ・ガン版『スーパーマン』、最高だったなー。
こんなに真っ直ぐで、純粋なヒーロー映画は久々。
ちょっと角度は違うけど、サム・ライミ版『スパイダーマン1』を観たときの感覚に近い。
これこそ、王道ヒーローの再定義。
小難しい理屈じゃなく、「ヒーローってこういうもんだよ」って胸を張って教えてくれる感じ。
だからこそ、今を生きる現代っ子たちにこそ観てほしい。
人を救うことを第一に考える戦闘スタイルが、とにかくシンプルにカッコいい。
…まあ、今作の“推し”はグリーン・ランタンなんですけどね!
こういうキャラをずっと待ってた!
キャラで言えば、
これまでのDCコミック映画ってヴィランがあまり魅力的じゃない印象だったんだけど、
今回のニコラス・ホルト演じるルーサーは「言動がわかりやすい頭の良いクソ野郎」で良かった。
戦闘能力ゼロなのにスーパーマンとやり合う胆力。あれはもう感心レベル。
※ちなみに、DCヴィランで別格なのはダークナイトのジョーカー。ホアキンのジョーカーも近い。あとマーゴット版ハーレイ・クインもわりと好き。
戦闘シーンがもう少し多ければ…という欲はあるけど、
「これぞハリウッド大作だ!」と言いたくなるような、アクションの作り込みは本当に良かった。
やっぱ王道ハリウッド映画って、良いなあ。
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