「さてさてリブートされた超人は」スーパーマン としぱぱさんの映画レビュー(感想・評価)
さてさてリブートされた超人は
個人的に楽しみにしていた作品。久しぶりにレビュー書きたくなった。ジェームズ・ガン監督と前作ザック・シュナイダー版との比較が一番のポイントだった。まず評価点(良かった)ストップモーションの使い所がうまくCMでも使われた少女を庇うシーンはツボ。次にガンらしい音楽の使い所。ラストシーンはGOGの名残を感じさせますね。オマージュ感あふれるメインテーマ、ジョン・ウィリアムズ御大も喜んでるでしょう。んでキャスト、ルーサー役のニコラスは過去イチの出来だと思う。ロイス役のレイチェルも個人的には1番好きな女優だった(黒髪だったし)もちろんクリプトは言わずもがな。愛犬の投入は新しい風を送り込んでくれた。さて主人公をを演じるデビット・コレンスウェット。個人的にはヘンリーガヴィルの方が好きですが人間臭いスーパーマンはデビットが良く演じたかな。次に脚本、イントロをすっ飛ばす新たな手法は気にいった。なんせ2時間位にまとめるには良いアイデアです。ウルトラマンなるクローンも面白い(まぁ日本ではザワザワしますが)侵攻された少年が掲げるSの旗、ベタだけど感動した。以外とメインキャラ以外も活躍しシナリオに絡むのも良かった。ミスターテリフィックも気に入ったけどグリーンランタン、カッコよくは無かった(泣)メタモルファもこれから活躍しそうですね。
ここからは残念な点。スーパーマン衣装がダサい(泣)わざと初代を真似たのかってくらいダサい。前作のMOSのヘンリーはめちゃくちゃカッコよかったからね。人間臭さがテーマだからかな。もう一つクリプト星の両親の修復されたメッセージ。前半とあまりにも違い過ぎん?この2点が最後までモヤモヤ感が残りました。
最後に新たにリブートされたDCU、なんかガンは全シリーズ人間臭さを基本とするテーマにしている気がする。次回作のアル中スーパーガールなんか超人だけど完全に人間だし(笑)