「ワクワクは犬のクリプトだけだったかな」スーパーマン はりー・ばーんずさんの映画レビュー(感想・評価)
ワクワクは犬のクリプトだけだったかな
スーパーマン以外にも超人がたくさんいる世界。
お馴染みキャラもたくさん出てくるけど、知らないキャラも多かった。
DCユニバースという事なのだろう。。
マーベル以来、最近はこういう世界観のハリウッド映画ばかりですね。
なんか、何でもありの世界。
前作の『マン・オブ・スティール』の両親役が凄く良かった。
ケビン・コスナーとダイアン・レイン。
だから、両親のキャスティングが変わったところにも今回の映画には物足りなさを感じてしまった。
子供向けの映画にしたかったのかな。。
私が最初にスーパーマンを見たのはクリストファー・リーヴ版をテレビで子供の頃に見た。
地球人のいろんな危機を救うスーパーマンの活躍に鳥肌がたったのを覚えている。
単純にスーパーマンが大活躍するシーンをもっと見たいと思って、レックス・ルーサーが邪魔だと思っていた。
そういう意味で今回のスーパーマンは、単純に活躍するシーンはほとんどなく、冒頭から突然話の渦中に入らされる。
逆にこの辺は子供が見たら分かりずらいだろう。
子供の頃に初めて見てワクワクしたような、単純に人助けをするスーパーマンを断片的でも良いからもっと描いてほしかった。。
今はヒーローがたくさんいるから、そういう描き方ではワクワクは感じないのだろうか。。
それに、いろんな作品が繋がっているから、ある程度の作品を知らないと分かりにくくなってしまう。
マーベルやDCシリーズ、どこからどこまでの作品が繋がっているのか把握は難しい。。
見ての感想として、この映画には続編は無いと思うのだが。。
次のDC作品には犬のクリプトが出て来たりするんでしょうね。