「現代アメリカの世相世界に住むスーパーマン」スーパーマン まっちゃまるさんの映画レビュー(感想・評価)
現代アメリカの世相世界に住むスーパーマン
スーパーマンはアメコミヒーローだということを、思い出させられた本作。他のアメコミヒーロー「超人」たちも存在している世界で地球外から来た彼はやはり異質という扱い。本作の監督は政治色を敢えて加えていると公言したが、なんだろな、スーパーマンが他国の紛争の仲裁ってのが何か不思議。
前半は正直フラストレーション溜まる展開。
ロイス・レインのキャラクターがよくわからない。既にクラーク=スーパーマンという設定だが、命懸けで戦ってくれている彼氏に対して、単に自分の記者としての欲をぶつけるだけの態度、超人がいっぱいいるから、既にスーパーマンの凄さ有難みが薄れている感じ。
それでもどこまでも誠実なスーパーマンを育てた地球の両親が素晴らしかった、という雰囲気。スーパーマンの両親は以前、ケビン・コスナーとダイアン・レインの時があって、あれは良かったなあ、と思い返したりして。
ま、やっぱりヒーローは勝つ、みたいな感じの作品に仕上がって、政治色って騒ぐほどシリアスでは無かった。
IMAXで鑑賞したのでエンタメ作品としての迫力は堪能しました。
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