「ヒーロー映画としては史上No.1」スーパーマン パンダさんの映画レビュー(感想・評価)
ヒーロー映画としては史上No.1
これまでジェームズ・ガン監督はスーパーマンになれなかったヒーロー達を描いてきた。そんな監督が「スーパーマンとは何か」を再定義したのが本作である。
マントをつけて空を飛び、男らしく、最強。
この古典的なヒーロー像が現代に体現するのは「素朴さ」ではないか。
悪がいれば倒す。
困っている人は助ける。
子供を愛する。
ただそれだけの「ザ・善良」がスーパーマンであり、政治だの時代だのは関係ないのだ。
本作のスーパーマンは未熟で単純でヘマばかり。
しかし、諦めず、屈しず、下を向かない。
その素朴さこそ希望だと教えてくれる。
終盤のスピーチは感動的だし、ラストは子を持つ親なら涙なしでは見られないだろう。
最高に楽しく、爽やかな作品だ。
【付け足し】
脇役も皆キャラ立ちしていて良かった。
ニコラス・ホルトの憎たらしさ。
ホークガールの怪鳥音!
コメントする
