劇場公開日 2025年7月11日

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「ヒーロー映画としては史上No.1」スーパーマン パンダさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5 ヒーロー映画としては史上No.1

2025年7月15日
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鑑賞方法:映画館

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これまでジェームズ・ガン監督はスーパーマンになれなかったヒーロー達を描いてきた。そんな監督が「スーパーマンとは何か」を再定義したのが本作である。

マントをつけて空を飛び、男らしく、最強。
この古典的なヒーロー像が現代に体現するのは「素朴さ」ではないか。

悪がいれば倒す。
困っている人は助ける。
子供を愛する。
ただそれだけの「ザ・善良」がスーパーマンであり、政治だの時代だのは関係ないのだ。

本作のスーパーマンは未熟で単純でヘマばかり。
しかし、諦めず、屈しず、下を向かない。
その素朴さこそ希望だと教えてくれる。

終盤のスピーチは感動的だし、ラストは子を持つ親なら涙なしでは見られないだろう。
最高に楽しく、爽やかな作品だ。

【付け足し】
脇役も皆キャラ立ちしていて良かった。
ニコラス・ホルトの憎たらしさ。
ホークガールの怪鳥音!

パンダ
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