「Pet It Be」スーパーマン uzさんの映画レビュー(感想・評価)
Pet It Be
独立作品だと思ってたらDCUなの?
DCU自体まったく知らないせいか、あるいは原作知識がないせいか、あまり面白さを感じなかった。
字幕での設定解説から駄犬登場、“ホーム”(なんで今まで見つかってないの?)で治療ののち、ハンマーと再戦…
これ、再戦である必要ないし、先に戦闘でよくない?
そこから新聞社員としての姿が描かれるが、自分の記事を自分で書いてたり、態度もなんか鼻につく。
ロイスとの対話を見ても、純粋というより子供っぽい。
話としては、設定やら用語やらキャラやらが多くて分かりづらかった。
中盤はアクションもなく退屈だった反面、終盤はアクション一辺倒で飽きがくるというバランスの悪さ。
他にも超人がいるのに、あの状況で村人から「スーパーマン」コールが起こるのも不思議。
最後まで「正義の心があればOK」みたいな感じで、個人制裁(私刑)が行われているのもモヤる。
社会における大きな力との折り合いの付け方、といったテーマを期待していたので、残念。
本作は実写であり、更にポリティカルな題材を扱っているため、自然とリアリティラインが高くなる。
マリクが殺されてしまうという残酷さもある。
それに対する脚本全体のバランスが悪く感じてしまった。
(最後も「まだ色々大変なのにイチャついてんなよ」となったし)
スーパーマンのアクションは、エフェクトと動き回るカメラが派手なだけで、見づらくてイマイチ。
ジャスティス•ギャングの方がよほど魅力的だった。
テリフィックがキャンプで大立ち回りする場面が好きだったのに、誰だよあの変なBGM付けたヤツ…
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。