劇場公開日 2025年7月11日

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「スーパーマンの敵が普通に「超人」なのはおもしろい?のか」スーパーマン 椿六十郎さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 スーパーマンの敵が普通に「超人」なのはおもしろい?のか

2025年7月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

まぁ、普通に最後までは見れました
科学の進歩や天才ルーサーの物理的に無限の対スーパーマン対策は
漫画チックで我々への納得性説得性が無視させてしまうところが難点
それと、異星人スーパーマンを「異物」として世間が手のひら返しして
迫害するシーンは、実際に世界中で起こっている「移民問題」にも繋がって
しまい、人間の醜さの方が気持ち悪かった
映画なのでキャラや人の行動はみんな極力単純化されるのはしょうがないが
大暴れしている巨大ウーパールーパーを無駄に民衆が眺めていて
いちいちスーパーマンがのんびりしている人々を助けているのもイライラするw
(これは歴代スーパーマンでもある程度お約束なのだが)
物語の設定上、たぶんあの修復されたスーパーマンの父、母からのメッセージは
本当にそう言い残していたと考える方が自然なのだが、そうなると過去のスーパーマンの
父、母とは全く違う考え方の持ち主ということになるのでこれはこれでヤな気分になる
やはり、初代クリストファーリーブのスーパーマンが等身大の人間の悪人をやっつけたり
自然災害から人々を守ったりするのが一番好きなスーパーマンなんだなと気づく私。

椿六十郎
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