「期待度◎鑑賞後の満足度◎ 青いスーツに赤マントという今の時代ではアナグロでしかないスーパーマンを人間的で等身大のヒーローとして現代に甦らせたのは何よりジェームズ・ガンの話術の巧さが成功の要因。」スーパーマン もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
期待度◎鑑賞後の満足度◎ 青いスーツに赤マントという今の時代ではアナグロでしかないスーパーマンを人間的で等身大のヒーローとして現代に甦らせたのは何よりジェームズ・ガンの話術の巧さが成功の要因。
クリックして本文を読む
①スーパーマンでさえコンプライアンスを迫られる今という時代。
(コンプライアンスという言葉さえない時代に成長してきて、何でもかでもコンプライアンスやハラスメントを持ってくる今という時代を少々苦々しく眺めているアナログ世代の私にはなかなかシニカルな視点と思える)
②ハッキリ言って前半はふざけすぎだと思った。
②これまでのスーパーマン映画は、赤ん坊として地球にやって来てから少年期⇒青年期⇒スーパーマン誕生と順を追って描いていたが、本作ではそこをはしょってます。
此れはテンポが良くて宜しいと思った(だってみんな知ってるもん)。
初めてスーパーマンが負けたところから映画がスタートするのも此までのスーパーマン映画やスーパーヒーロー物と一線を引くのには相応しいと思えるし、最早一強が存在しない或いは理想として掲げられない今という時代には合っているとも思えた(此から世の中は良くなる一方と思えた昭和の高度経済成長期に子供時代を過ごした私としては少々寂しいが…)
しかし、その後暫くは欲求不満な展開が続き本作に対しややネガティブな感想に傾いていく。
前半はスーバーマンの“脇の甘さ””普通さ”“弱さ”がこれ迄になく容赦なく描かれる。
(後半に強くなったスーパーマンを見せて盛り上げるという戦術だろうというのがミエミエ)に
コメントする