「ヒーロー映画のあるべき姿かも」スーパーマン カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
ヒーロー映画のあるべき姿かも
前シリーズの暗く重い感じがあまり好みではなかったが、今作はスーパーワンコやジェームズガンお得意のキモカワクリーチャーがコメディリリーフになり幾分か明るさを取り戻し、あまり色々と考えることなく楽しく鑑賞することができた。
スーパーマン役のデヴィッド・コレンスウェットは背が高いが下半身もしっかりとしており少し不恰好に見える分、可愛げがあり愛され系ヒーローのポテンシャルを感じた。
相手役のレイチェル・ブロズナハンはマーゴット・キダーにそっくりで驚いた。
ラブシーン多すぎw
レックス・ルーサー役のニコラス・ホルトはウォーボーイ以来のスキンヘッドで計算高いマッドサイエンティストにふさわしいビジュアルアプローチ。
正義のヒーローが罠に陥り市民の敵と誤解される、というのはまあまあ手垢のついた設定だが、ルーサーの真の目的やクラークとロイスとの関係性、ルーサー・コープスやジャスティス・ギャングなどの多彩なキャラクター(ちょっととっ散らかった感もあるけど)などで圧倒的な差別化をはかることができたと思う。
ポータルってよくわからなかった。
エンジニアはヴェノム、ウルトラマンはアイアンマンを想起させたが嫌いではない。
怪獣?は日本人には馴染みのビジュアル。
カル=エルの生みの親のメッセージはそのままに捉えても良いの?
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