「幸せを求めて」ケナは韓国が嫌いで Yumさんの映画レビュー(感想・評価)
幸せを求めて
韓国で生きづらさを感じていたケナが、ニュージーランドへと旅立ち人生を模索していくストーリーです。
競争社会、格差社会である韓国で生まれ育ち、金融会社で働いていたケナは養うと言ってくれる優しい彼氏がいても海外に行くことを選びます。新しく始まった海外での生活と、これまでの韓国の生活が交差して、なぜケナが生きづらいと感じているのか心情がうまく表現されていたように思いました。
思い切って韓国を飛び出したケナだけど、どこにだってルールもあれば法律もあります。病を患ったり、いつ災害に見舞われるか分からないけど、いろんな経験を経てケナは自分の居場所を見つけていきます。
自分の人生は自分で選択できるんだと、表情に表れていたケナが頼もしく見えました。
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