「経営者として観た、この映画の価値」フロントライン 林文臣さんの映画レビュー(感想・評価)
経営者として観た、この映画の価値
① 「現場」のリアルな危機感と向き合う姿勢
経営においても、データやレポートでは見えない「現場の温度」がある。上司(司令官)が現場を軽視したことで、多くの犠牲を出した点は、経営判断の重みを痛感させられる。
👉 経営陣が「現場感覚」を持ち続けることの大切さを突きつけられる。
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② 「人を動かすのは、信頼と覚悟」
指示だけでは人は動かない。命の危機に晒される中でも、兵士同士が支え合うのは「この人と一緒に戦いたい」と思わせる信頼関係と、リーダーの覚悟。
👉 経営においても、メンバーの本気を引き出すには、トップの覚悟と誠意が求められる。
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③ 最前線の人材こそ「守るべき資産」
誰もが見捨てられそうな前線基地に派遣されながらも、兵士たちは必死に任務を遂行する。
👉 売上の最前線に立つ営業や接客のスタッフこそ、最も価値ある存在であり、守るべき人材。経営者がそれを忘れてはならないと教えられた。
エンタメとしての迫力だけでなく、組織の在り方・リーダーの責任・現場との距離感というテーマが突き刺さる。経営者やチームリーダーにこそ観てほしい一本。
「背中を見せる」リーダーが、人と組織を動かす。
戦場から学ぶ、経営者としてのあり方。
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