劇場公開日 2025年6月13日

「それぞれが信じるもののため、最前線で献身的に闘ってくれた方々に只々感謝。 過剰な演出に流されない、事実と感動の物語の絶妙なバランス​が素晴らしい。」フロントライン ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5それぞれが信じるもののため、最前線で献身的に闘ってくれた方々に只々感謝。 過剰な演出に流されない、事実と感動の物語の絶妙なバランス​が素晴らしい。

2025年6月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

あれから5年。
各方面に様々な問題があるだろうということが、容易に想像できるデリケートな題材の映画を、このスピード感で製作・公開されたことに驚かされます。
製作・配給が旧来のメジャー日本映画会社系ではないということに、個人的には納得がいきます。

あの船内と周辺で実際に起きていたこと。
ドキュメンタリーよりも確実に多くの人々の心に訴えかけることができる。
過剰な演出に流されずに、様々な事実を伝えながらも、映画としての感動の物語を紡いでいく絶妙なバランスが素晴らしい​。
俳優陣もまたプロが集い皆素晴らしいのですが、自分としては、最初は官僚的なイメージで事務的でクールな感じを見せつつ、仕事のプロとして対応しながら、心の内では人のために尽くすという姿勢を演じる松坂桃李が特に印象的です。

改めて、それぞれが信じるもののために、最前線で献身的に闘ってくれた方々に、只々感謝します。

ITOYA
uzさんのコメント
2025年6月20日

松坂桃李の立松は、優秀すぎて苦労が描かれないのが勿体なかったです。
ほとんど先回りで「既にやっときました」だし、実績は多いのに実際に行動してる描写がなかった気が…笑

uz
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