「未知のウィルスと戦う男達の熱い姿を描いた実話ベースの作品。 本年度ベスト!!」フロントライン イゲさんの映画レビュー(感想・評価)
未知のウィルスと戦う男達の熱い姿を描いた実話ベースの作品。 本年度ベスト!!
過去にニュースでこの事実は知ってたけど、ダイヤモンド・プリンセス号や横浜市役所の一室で、どんな事が行われていたのかが良く解った。
医療従事者で結成された災害派遣医療チームの「DMAT」のメンバーと厚労省の役人の立松(松坂桃李さん)を中心に展開するストーリー。
豪華客船内でコロナウィルスの感染者が確認され、その対応にDMATのメンバーが厚労省の立松に招集され専門外のウィルスから感染者を救う感じ。
登場人物の役割り分担がはっきりしていて、とても観やすい作品だった(笑)
DMAT のリーダーの結城(小栗旬さん)。
官僚や病院などとの折衝に尽力していく感じが熱かった!
予告編では官僚の立松と敵対する感じだったけど、お互いの立場を尊重しながらやり取りする姿が良かった!
立松が冷酷な官僚と思いきや意外と良い人だった!
ルールを破り臨機応変に取って行く行動は政治家も見習って欲しい(笑)
現場で医療に従事する真田(池松壮亮さん)や仙道(窪塚洋介さん)も素晴らしかった!
特に仙道のキャラが最高で彼のポジティブな発言が印象に残る。
真田は家族思いの優しいお父さんって感じ。
最近演じた殺し屋の役とは全く違って役者としての力量を感じる(笑)
客船のクルー羽鳥(森七菜さん)も乗客の対応や通訳に追われる感じが熱かったけど、マスク姿が可愛かったのが印象に残る(笑)
ニュースディレクターの上野(桜井ユキさん)。
結城とのやり取りで彼女の報道に対する考え方に変化が生まれる姿も良かった。
隔離可能な病院が無い中、客船のクルーや乗客を全員受け入れる事を決断した愛知県の病院。
医師の宮田(滝藤賢一さん)。
嫌な性格の医師と思いきや優しい方だった。
真田と缶コーヒーを飲むシーンでDMATをリスペクトした感じの会話が良かった!
医療従事者の方々に改めて感謝したくなる素晴らしい作品だったと思います( ´∀`)
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