「当事者でいよう」フロントライン スコア105さんの映画レビュー(感想・評価)
当事者でいよう
日本の「おまかせ民主主義」が垣間見えるようでした。
自分ではない誰かが、実行してくれると考え、評論だけする。
松坂桃李が官僚の役で出ていたので、ドラマ「御上先生」が頭をよぎりながら観てしまいましたが、そのドラマで出てくるキーワードのひとつが「パーソナル イズ ポリティカル」個人的なことは政治的なこと。
当事者でいることは「熱い」ことなんだと思います。逆に「熱い」分だけ面倒くさいのかもしれませんが。
「ヒマなヤツほど騒ぎ出す」
「とっかでおもしろがってないか?」
当事者意識を持てないのなら、せめて当事者を邪魔しないようにしたいです。
我々は、本当はこの社会にいる限り、どこかで「フロントライン」なんだと思います。いわゆる「市民」なのだと。
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