「最前線での最善と葛藤!」フロントライン UUUさんの映画レビュー(感想・評価)
最前線での最善と葛藤!
「やれることは全部やる…でしょ!DMATは!」
▼感想
ジャパンプレミアで鑑賞!
小栗旬、窪塚洋介、松坂桃李、池松壮亮…キャスト陣がとにかく豪華で絶対見たいと思ってた!
舞台は2020年のダイヤモンドプリンセス号…2020年の出来事をもう映画にできているのがすごい!自分はこのニュースをぼんやりと見ているだけだったので、この作品を通して当時の混乱を改めて知ることができた。
ストーリーは序盤、中盤はコロナ感染のようにテンポが早く、緊迫した状況が続く。DMATやクルーの人達が一人でも多くの命を救うために最善を尽くす姿に心が打たれた。
特に印象的だったのは松坂桃李が演じた立松。役人だが、映画によく出てくる融通の効かない役人とかではなく、対応が柔軟でDMATとの連携も早くてノンストレスだった!クールな瞳の奥に光る役人としての熱意もかっこよかった!
今回はマスコミが悪く描かれるシーンが多い。意地悪なことを言うと、この映画も切り取られたもので全てが真実かは分からない。だから100%信じるのも危険だなと思った。ただもし日本でまた未曾有の事態が起きた時、自分はニュースを見るだけでなく最前線で何が起きてるか考えるだろう。それだけでもこの映画を観た価値は大きい。
▼お気に入りのシーン
小栗旬演じる結城が免疫官を説得するシーン!
感情論だけでなく、論理もセットで説得するところも良い!
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