ドールハウスのレビュー・感想・評価
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驚くほどテンポが良い!なのに長いと感じる不思議な怨霊ホラー
これぞ王道ホラー!!😱
なめてかかっていた。申し訳ないくらいに。
そしたら、とんでもない王道ホラーでびっくり。
ってか、ホラーなのはわかっていたけれど、
人形の不気味さ、人形の秘密がわかったときの気持ち悪さ、
ジャンプスケアやJホラーらしい怖がらせ方など、
ありとあらゆる手練手管にて観客を怖がらせてくる
もはやサービス精神が旺盛すぎると言ってよいほど
作り手のこだわりを感じた。
長澤まさみ、瀬戸康史、マジですごい演技。
特に長澤まさみは迫力がありすぎて気圧されるほど。
田中哲司も陰陽師っぽくて良い味を出していた。
ちょっと間抜けなのも含めて。
ラストはどうなんだろう。
私は好きではない終わり方だが、
ホラーらしい終わり方と思う。
次回作があってもおかしくないし、むしろ期待する声も
多いかもしれない。
ただの人形ホラーに終始せず、
本作ならではの気持ち悪さが際立っていた。
私は今年いちばん怖かった!
オススメ!!
これぞ映画、エンターテインメント
チャッキーからミーガン、そしてこれ
芸達者な長澤まさみが何故にオカルトホラー作品?と思い、迷ったけど鑑賞。これはヒットメーカー矢口監督のオリジナル脚本とのこと、それもあったのかな…などと想像して。
人形ものはそれだけでまず怪しさは十分。トラウマとなる出来事は相当ショッキング。キャストの顔ぶれもなかなかで、安田顕まで出演していたのは驚き、短い出演シーンでしっかりと濃い印象を残されました。普段瀬戸康史の天然ボケ風味が好きだが、今回それは封印され少し残念。
昔から日本人形は不気味さを感じる対象として映されることが多く、コミカルな雰囲気も感じるアメリカ映画と比較して、一貫して不気味、ホラーよりオカルト強め。
後半にかけて不気味な恐怖が加速していくテンポは良いが、もうちょっと田中哲司の壮絶な戦いぶりが観たかった。長澤まさみでなくてはならなかった意義は見いだせす…まあご本人が日本人形のように美しいので、人形を抱いている姿は綺麗でかつ、怪しさを表しているって事で。オカルト好きの方はどうぞ。
母娘
ロングレッグスのレビューで
「長澤まさみ主演の[ドールハウス]がどんな話なのか期待が高まってしまいますね。」
「ミーガン」は良かったです。」
と書きました。
期待通りと言えるでしょう。
礼の呪、怨念の元がやや弱い感じがしますがジャパニーズホラーの定番、和人形が不気味なんだよねぇ。
まず驚かされるのは芽依の死因です。びっくりしました。
風に舞うチラシに導かれるように骨董市で礼と出会うシーンが気に入りました。
人形で金儲けをしようとした悪徳僧侶だけが酷い目に会いましたが他と何の違いでしょうか?
呪禁師の神田さん、怪我もして読みも外れて
イマイチでしたね。
題名が話の内容と噛み合ってないですね。でも何が相応しいのか思い付きませんけどね。
次はミーガン2.0が楽しみです。
軽めの怖さです
予想以上のホラーだった...
長澤まさみという役者は実にスクリーン映えするなぁ。
表情が抜群で、恐ろしさと痛みがビシバシ伝わってきました。改めて大好きな役者さんです。
劇中で所々「えーぇ?」「うそ〜?」が炸裂するけど、摩訶不思議な世界を扱っているのだから当たり前の出来事と割り切れます。
ずーっと何かに導かれてずんずんハマっていくってゆー。
脇を固める俳優陣も最高!
エンディングは大好きな展開だし、これ実話です。って盛ってもらっても大丈夫なのに(笑)
てか、そろそろ劇場内の飲食やめにしませんか?
ポップコーンだって食べる人数が多ければかなり音するし、売店で売ってる氷入りドリンクをカシャカシャ振るヤツいるし。沈黙だって大事な演出でしょうが!
あっ、取り乱しました。
話は悪くなかったが全然怖くなかったです。
監督の持ち味が裏目に
トラウマ確定のプロローグで、ホラー作品としての立ち上がりは上々。
佳恵が、骨董市で偶然見つけた日本人形を我が子に見立てて可愛がる様子を夫はただ見守ることしかできない。家に帰ってきて、あの人形が食卓に鎮座していたら、ギョッとするよね。瀬戸康史がでっかい目玉をひんむいてたじろぐ様子は、恐妻家である自分が最も共感できるポイント。
デパートの子供服売り場のシーンも笑える。
徐々に人形のヤバさがエスカレートしていき、クライマックスへの期待も高まる中、安田顕と田中哲司が登場して、なんだか妙な雰囲気に。
監督の持ち味であるコメディタッチが自然と出てしまったのだろうが、緊張感が途切れてしまった。
二段三段オチがよかっただけに、ここは残念。
呪物人形の禍々しさを生み出すエピソードの弱さも気になるところ。貴志祐介の『さかさ星』に登場した人形師レベルの狂気が欲しい。
血とかエグいとかないのに怖いって新しい
人形ホラーあるある 生き人形マリア
安定の矢口ブランド。監督の作品のクオリティーは折り紙付きで観客はお金払って劇場鑑賞することに躊躇しないほどその信頼性は高い。
個人的には「ロボジー」と「ウッジョブ」が大のお気に入り。前作の「ダンスウイズミー」は途中から失速して残念な展開だったけどやはり普通に楽しめた。
本作はいわゆる人形ホラーというある意味やりつくされた分野に手を出してしまったので、どうしても見る側のハードルも上がってしまうため幾分心配しての鑑賞。
やはり不安は的中。さすがの矢口監督だけに観客を充分楽しませる術を心得ていて普通に鑑賞には耐えられるし非常に丁寧に作られた作品であることが随所から伝わってくる。
普段映画を見ない観客にしたら十分楽しめたんじゃないかな。でも逆にそんな矢口作品だけにシネフィルが見るには当然ハードルは上がる。
ありきたりな人形ホラーあるある以上のサプライズが要求されるのは仕方ない。結末の二段落ちなど頑張ってはいる。しかしやはり観客の予想の一段上、二段上をいくほどのものはない。
本作は良く言えば丁寧に作られた定番の人形ホラー、悪く言えば観客の予想範囲内におさまるホラーである。
作品のクオリティーが高いのが当たり前という矢口作品だけにやはり観客を驚かせるだけのものがなかったのが実に残念。
監督の能力の高さが観客の期待をいやおうなく上げてしまっているジレンマは致し方無い。同日鑑賞した「リライト」のような作品が世に出されてるだけにベテラン監督にはつらいところではある。
ちなみに人生で一番怖かったのはサスペリアパート2の気色悪い人形のシーン。気になっているのはフィリピン映画の「生き人形マリア」。
“アナベル人形”に並び立つ“日本人形“ホラー
「死霊館シリーズ」のように続編を希望します。
長澤まさみと瀬戸康史の夫妻が、軸になって人形に限らなくても、
津々浦々の怖い話に首を突っ込んで、それこそ【死ぬ思いで】解決していく。
(ウォーレン夫妻みたいに・・・)
、と思うほど
矢口史泰監督とホラー❓
意外性アリですが、
面白かったです。
長澤まさみが脚本に惚れて出演を決めたのも大正解ですね。
【ストーリー】
5歳の娘・芽衣を不慮の事故では「亡くした主婦の佳恵(長澤まさみ)。
芽衣は佳恵がお友達のおやつを買いに行ってる間に行方不明になります。
“かくれんぼ“をしていて、見つからなくなった。
しかし夜、意外な場所から、見つかる。
そして1年後、失意で薬を手放せない佳恵は、町内の骨董市で
大きな5歳児位の日本人形を買います。
するとメキメキ体調が回復。
その人形を芽衣の分身のように可愛がります。
しかし佳恵は妊娠して、人形の事を邪険に扱いクローゼットの奥にしまって
5年が経ちます。
しかし次女が5歳になった時、人形をクローゼットから
出してきたから、さあ大変‼️
どうなる❓❓
って話だけど、結構もつれにもつれる。
私ごとですが、我が家は神道なので、神主さんにお会いする機会は
時々あります。
田中哲司さんの神主の装束がめちゃ似合ってて、ツボでした。
ユーモラスで笑っちゃいました。
(監督がチョコチョコ笑かすのです)
名人人形師の「礼人形」製作秘話も泣かせるし、ラストは
オイオイ、それからどうなる!?
なのでヒットしたら、続編有り、でしょうね。
貞子と同じ匂いが…
人形ホラー
公開が13日の金曜日
【”生き人形。”どーせ、矢口史NOBU監督作品だからホラーコメディだろうと舐めて観に言ったら、ナント日本伝統を取り入れた正統的ジャパニーズホラーでした。怖かったよー。暫く、綺麗な黒髪には触れません。】
・どーも。
霊感が強いので、イロイロと感じてしまうNOBUですが、それ故に、ホラー映画チキンでございます。エッヘン!。
・以前、尊敬しているレビュアーさんの”ホラー映画耐久月間”という言葉に、ビックリした事もありました。
・けれども、数々の研鑽のお陰で(オナス)、多少のジャンプスケアには慣れて来ましたが、今作の様なじわじわ系ジャパニーズホラーは、ヤッパリ怖いですね。
■で、学んだ事。
1.人形は由緒の分からないモノを買ってはイケナイ事。
2.京都には宝鏡寺という人形寺と呼ばれる沢山人形が並んでいる寺があるのだが、そこでは”人形供養”も行っているので、何かがある人形はキチンと供養しなければ、いけない事。
3.”呪詛返し”は有名だけれども、まさか、アー来るとはねえ。怖かったよう。
・個人的には、市松人形が怖い。今作でも語られるけれども、昔の人形は女性の髪を使っているから、伸びるモノもあるんだよね。ホントだよ。でも、爪が伸びるのは嫌だなあ。
あとね、今作が怖くなかったという人にお勧めの漫画があるから、チョイ書くね。
二作とも梅図かずおの漫画なんだけれども、
1.「人形少女」かなーり、怖いよ。
2.「赤んぼ少女」トラウマ級の怖さ。今でも、たまーに、夢に出る。
何で、この二作を書いたかというと、オリジナル脚本で勝負する矢口史靖監督が、今作品の脚本を書く際に、参考にしたのではないかな、と思ったからである。じゃーね。
末恐ろしい話です13日の金曜日より上映開始
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