ドールハウスのレビュー・感想・評価
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久しぶりに満足できた邦画
「ホラー」だとか、「人形怖い」だとか言って最初から毛嫌いする方もいらっしゃるようですが、食わず嫌いせずに、ぜひ鑑賞していただきたいです。
そもそも、ドキュメンタリーとかノンフィクションは別として、フィクションである映画は現実社会をメタファー的に捉えた表現手段でありますし、ドキドキワクワクしながら問題意識を育んでいける格好の教材であると思います。
中には面白くない、やたら説教臭い作品もありますが、面白く見られて、なおかつ社会的視点が広がっていく助けになるのであれば、面白い方が良いに決まってます。
ここでいう面白さというのは、展開の面白さですね。
私は、映画館を出るとき満面の笑顔で満たされました。
それは「幸せ」ではあるのだけど、ある意味シニカルな結末に納得し感心した幸せでした。
学校や教科書では決して学べない、「現実」の残酷さをフィクションを通して伝えることができ映画って、やはり素晴らしいと思います。
あくまで、個人としての感想です。
こわくない
なんか中途半端感が否めいのは何故だろう。
まず最初に、子どもたちを順番で見るシステムなら
お菓子、買っておこうよ、と思ったとこから
集中できなかった笑
あと、子を亡くしたお父さんに見えな瀬戸康史
で、怪我したからしょうがないけど
そこでリタイヤしちゃう田中哲司
さらにチャッキーみたいにカタカタしちゃうお人形
呪詛というわりには軽い感じがして
まあ、自分の子を人形にしたとか
実は虐待だったとかは面白かったけど
ジャンルがいまいち分からない
怖がらずに観て欲しい。これは切なく悲しい・・
長澤まさみさんが極上さをプラス
長澤まさみの無駄遣い
ホラーだと知っていれば見に行かなかったかな。
サスペンス要素多めなら☆もう少し増えたと思うけど
人形がなんども戻ってくる まではそれなりに見られたけど
正体不明の妖怪?が出てきたあたりから見に来たことを後悔
(上映時間ギリギリだったので高速道路使って見にきた)し始めた。
で最後のどんでん返しって・・・。
だったら、ホラーじゃ無く虐待もの映画にすればよかったのに・・・。
好きなエンディング
予告で気になっていた作品だったので鑑賞しました!
5歳の娘・芽衣を亡くした鈴木佳恵と夫の忠彦。
哀しみに暮れる佳恵は、骨董市で見つけた、芽衣によく似た愛らしい人形をかわいがり、 元気を取り戻してゆく。
佳恵と忠彦の間に新たな娘・真衣が生まれると、2人は人形に心を向けなくなる。
やがて、5歳に成長した真衣が人形と遊ぶようになると、一家に変な出来事が次々と起きはじめる。
佳恵たちは人形を手放そうとするが、捨てても捨てても、 なぜかその人形は戻ってくる…… !
人形に隠された秘密とは?そして解き明かされる衝撃の真実とは―― !?
というのがあらすじ!
日本版のアナベルみたいな感じでしたね!
最初の数年は特に何ともなかったですけど真衣が生まれて5歳になってあの人形で遊びはじめてから変わりましたね
中盤あたりまでは人形の不気味さもあいまってなかなか怖さだとは思いました
けど終盤はいろいろわかってくるので怖さが薄れたかなと個人的に思いました…
なんとなくですけど得体の知れないものだから怖いと思える気がします
でもあの橋でのシーンの後のベッドで叫んだところはちょっと笑ってしまいました笑
あと自分の子どもの骨で人形作ってたとは驚き!!
ゾッとしましたね…
それと写真のフラッシュで礼の場所を探してる時はなかなかすごかった!
その後に呪禁師がやっちゃったって言ったときはやっちゃったじゃねーよって思ってしまいました笑
でももしかしてこれは礼が狙ってたのかな〜ってあとあと思いました
考えすぎかもですけど…
神無島ではどこから幻覚だったのか大変でしたね
そして島から帰るシーン以降は違和感だらけ…
ベビーカーに乗せたときに確信に変わりましたね!
礼になってると…
あの見守りカメラの映像をもっと先まで観ておくべきでしたね…
まさか親を交換しようと話を持ちかけてるとは思わないですよね
真衣は断ってたけど…
しかもまさか礼の母親が虐待してて嫌ってるとは…
子どもが必ずしも親も元に帰りたいと思ってるとは限らない
思い込みは良くないですね…
あとおそらくですけど芽衣の写真があの墓に残ったままですよね?
礼が芽衣を身代わりにしたとも考えられるんですかね🤔
そしてうまく真衣の両親を自分のものにしましたね
なかなかのバッドエンド…
グッドエンディングもいいですが個人的にバッドエンドも好きです笑
しかもベビーカーを押したまま真衣の両親は行方不明になりそう…
続編あったりするのかな?
でもあるとするなら骨董品として出る前の話がありそう!
佳恵に買われるまでかなりの年月がありますし他にも犠牲者がいそう
いろんなホラー映画を観てきましたがアナベルとは違った日本独自の怖さがありましたしいろんな伏線があってなかなか楽しめました!
いい映画をありがとうございました😊
バッドエンドだけど、ハッピーエンドにも見えてしまった
礼ちゃんに感情移入し過ぎてしまって…。
アヤ人形が、島直前まで来て、荒ぶる姿になんで?とは思ったんですよ。
それこそメイちゃんを亡くして、礼ちゃんのお母さんはアヤちゃんに会いたがってるはずだと心を寄せる主人公の姿に共感してしまっていたから。
悪霊になって、色々わかんなくなっちゃってるのかな?って思ってたら、まさかの虐待。
その瞬間、全部繋がっちゃって。
お宿で荒ぶってたのは、お母さんの所に帰りたく無かったからだし、
過去にお墓から出たのは、お母さんから離れたかったからだし、
お墓に入れられた後、主人公にしがみついてきたのはお母さんから逃げ出して、主人公についていきたかったから。
マイちゃんを傷付けたのは嫉妬。
(アヤ人形は、主人公に大事にされたのが、めちゃくちゃ嬉しかったんだと思う)
おばあちゃんやお巡りさんに害を与えたのは、ずっと怒ってたのかもしれない。捨てようとされて。
映画のエンドロールの後、アヤ人形はお祓いされちゃうのかもしれないけど、
多分そうだろけど、
お焚き上げされるのかもしれないけど、
悲しくて、怖くて、逃げ出したくて、泣いてる女の子に、アヤ人形が見えちゃって、
悲しかった。
ドールハウスは、人形ホラーのお話だから、
現実じゃないけど、
アヤ人形の望み通りにはならないけど、
誰かアヤ人形を抱きしめられる人がいたらいいのに。って思った。
思いました。
日本人形は本当に怖い
最初、子供たちが遊んでいる間に買い物に行ったときにすれ違った男の人を、てっきり不審者だと思いました。なので、娘(1人目)が行方不明になって洗濯機の中で見つかったときは、バラバラにされて入れられたのかと……(サスペンスの見すぎですね)。
その後、お母さんは情緒不安定になり、導かれるように御札がびっしり貼られた日本人形を購入。あの時点で「なぜそんな確実にヤバそうなものを買うの……」と思いながら見ていました。
案の定、爪は伸びるし髪も伸びるし、それでもなぜ手放さないのか……とずっとハラハラ。
娘(2人目)が生まれたあとは人形より娘に付きっきりになり、人形は娘に危害を加え始めます。
人形を封印しに島へ行ったあと、娘(1)が助けてくれたような演出があったのに、結局そのまま人形を持ち帰り、それを娘だと思い込んで暮らすというバッドエンド……
怖かったです……
これだけぇ。。。?
人形が襲いかかるトコ、勇者ヨシヒコのぬいぐるみの魔物を思い出した。
もっと人形が独自に動いてる描写があってもよかったのでは。
人が怖がるばかりで、人形の恐ろしさとか親に殺され人形にされた無念さとかあってもよかったのでは。
物足りなかった。
あ、俳優さんたちは良かったです。
想定外にきちんと「怖い」ホラー映画
予告のテイストや矢口史靖監督であることなど、なんとなくコメディチックな緩めのホラーかな、と思っていたのですが……。
意外や意外、ド直球でハイクオリティの本格派ホラーでした。
映画そのものはテンポよく進み、予告で語られてる内容は30分もかからずにほぼ消化。物語の導入部は本当に「嫌」な展開。キチンと怖がらせてくれるホラー的な展開にどんどんと踏み込んでいきます。終盤まで緊張感が緩まないまま、見事なオチがついて作品は終わっていくのですが……。
果たしてこの映画、本当に心霊現象が起こっていたのか、追い込まれた人たちが味わう集団幻覚なのか、どちらにも取れそうなところも含めて秀逸です。
恐怖人形
5歳の娘を亡くした夫婦が
深い悲しみ、喪失感を感じていた時
母親(長澤まさみ)が
骨董市で見つけた
娘によく似た人形を可愛がり
夫婦は、次第に元気になってゆくが・・・
原案・脚本を矢口史靖監督が
手がけられた
ノンストップ・ドールミステリー
その脚本に興味を持たれた
長澤まさみさんが
この役を熱望されたそうです。
子を亡くした母親の感情表現は
経験がないので、わかりませんが
罪悪感、絶望感は
言葉では言い表せないほどだと・・
長澤まさみさんのリアルな演技が
涙を誘います。
夫役の瀬戸康史さんも
妻をそっと支えながら
人形を大事に家族の記念を
写真に収めてゆく
とても、自然の演技ができる
俳優さんだと思いました。
次女が生まれ
放置された人形を
何度も手放そうとするが
戻ってきてしまう等
生き人形のように変わってゆく
(行動するシーンは見せない)
骨董市で売られていた
その人形の秘密とは何か?
後半からノンストップな展開で
怖さが連続します。
ラストは、「え~~!」という声が出るくらい
驚かされ 泣きました。
キャストも豪華ですよ。
和製アナベル…?
亡き娘に似た、アンティークな少女人形に纏わるミステリー・ホラー。人形を題材としたホラー作品は、これまでも数多くあり、『ジャッキー』や『アナベル』等がヒットしてきた。そうしたハリウッドの作品は、人形は自体が意志を持ち動き出し、人々を襲い始める怖さを売りにしておる。しかし、本作を、その手の内容として期待して観ると、ちょっと肩透かしを感じるかもしれない。
本作も、確かにホラー作品ではあるが、血飛沫飛び散る、目を背けたくなるような惨殺シーンは殆ど無く、ハッと驚かすシーンはあったが、それほどの恐さは感じなかった。また、内容の柱に据えているのが、古い人形に纏わる呪い。その呪いに取憑かれ、過去の事故を引きずる家族のトラウマと恐怖をミックスてして描き、ラストに親子の確執に関わるどんでん返しも含めた、いかにも和製ホラーらしい作品とも言えるだろう。
穏やかな生活の中で、母親がほんの一瞬目を離した隙に潜んでいた悪夢によって、一人娘・芽衣が事故死した。その娘の母親・鈴木佳恵と夫・忠彦は、悲嘆に暮れて、荒んだ生活をしていた。そんなある日、佳恵は骨董市で娘にそっくりの人形に出会い、購入して家に連れて帰る。そして、その人形を芽衣の代わりに愛情を注ぐことで気持ちも晴れて、明るい日常が戻ってくる。
そんな中、佳恵は、新たな命を授かることになる。そして、新たな子供・真衣が生まれると、邪魔になった人形をないがしろにし始め、押し入れに片づけてしまう。しかし、芽衣が亡くなった5歳に真衣がなった時、真衣や佳恵の周りで不審な出来事が起こり始める。そして、人形の呪いが形となって現れてくると共に、人形に纏わる過去の謎が明らかになって行く物語。
主演の鈴木佳恵役の長澤まさみは、娘を亡くした失望、人形によって取り戻すく希望、そこから味わう恐怖、等ののいろいろな表情を見せ、相変わらずの安定した演技を見せていた。長澤まさみの存在感があるからこそ、この作品が成立すると言ってもよいだろう。
国宝並みにお金と時間をかければ
アーヤとめい
ピークが早すぎた
物足りない
“作り物なのにゾクっとしちゃう“遊園地のレトロお化け屋敷チックなホラー作品
最初に言っておきましょう。
観ていてモヤっとしてしまう箇所があったとしたら、そこは気にせずに一気に観てしまうことをお勧めします!(特にサブスクになってから観る場合、細切れで鑑賞しがちな私)
さて。
この手のオカルト系ホラーは、現代のスマホ・ネット全盛時代の昨今、正直、その世界観をいかに実在感ありそうに見せるられるが鍵だよなーと思っています。特に「人形」「ドール」といった立体物を取り扱う場合、ちょっとでも観る側に「んなアホな」と思わせた瞬間、一気に興醒めして人形劇コントに見えてしまう。
で、本作はそのあたりが非常に上手で、ホラー要素の差し込み方に無理のない丁寧な脚本構成で、気持ちよく愉しめました。お見事。
ビー玉が転がって押し入れに入るシーンや、「ロボット掃除機を使ったら」といった台詞、「お化けだぞー」と紙袋を被る子供たちなど、その先に何が来るかがピンと来るものもあれば、この後、どうなるんだろう(でも不安は募る)といったものもあり、結構、ゾクゾクさせられるものがありました。まさに作り物とわかっているのに怖がらせてくれる遊園地お化け屋敷な体験ですね。
しかし人形って不思議ですよね。誰もが人形を可愛いと思えるし、逆に怖いとも思えてしまう。
愛着の対象でありながら、閾値を超えると、すんなり忌避の対象にすり替わってしまう。「愛憎は表裏一体」とはよく言ったもんですね。
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