「予告編だけで人々を怖がらせていた作品の凄さ!」ドールハウス かもしださんの映画レビュー(感想・評価)
予告編だけで人々を怖がらせていた作品の凄さ!
劇場で予告編が流れる度、予告映像を始めて観る人たちを驚かせていた人形。
ホラー映画として大変楽しめる一本になっておりました。
予告を観ている限りでは虚仮威しをメインにしたジャンプスケア映画だと思ってましたが大間違い。
気味の悪い演出も上々でした。
特に「かくれんぼ」での気味悪さは絶品。
薄暗い照明も相まってかなり気持ち悪いシーンとなっておりました。
勿論、長澤まさみさんの演技も大いに本作の助けになっておりました。
怯える演技や泣き崩れる演技は勿論、大きく口を開いて悲鳴を上げる演技に背筋が凍り付きました。
あれだけ巧く叫べる女優など日本で見た記憶がありません。
そんな彼女の演技が観客を震え上がらせる事に一役も二役もかっていた事は誰の目にも明らかでした。
「リング」といったJホラーでお馴染みとなっている「謎に迫るパート」などに多少の中弛みを感じる点もありましたが、冗長に感じる事はありません。
それよりも2作目まで作れるんじゃないかという物語の展開に驚かされました。
監督の本気度を感じましたよ。
本作以上に魅力的な続編を作るのはハードルが高いでしょうが期待せずにはいられない作品でした。
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おつろくさんのコメント
2025年6月13日
共感ありがとうございます!
やっぱり続編に期待している人が多い作品ですね。礼という人形を中心に絞り込めば、極端な話、監督とキャストが変わっても貞子みたいに続く作品になりそうです。
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