かくかくしかじかのレビュー・感想・評価
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カブに乗った大泉さんの姿が観られるだけでも価値ある映画。
大泉さんの映画は必ず観てます。
今回も大泉さん出演映画として観に行きました。
上映からすでに3週間近く経っているにもかかわらず結構な数の人が観に来ていました。
永野芽郁さんの最後の作品になる可能性があることも影響あったでしょうか。
はたらく細胞も観に行きましたし、良い女優さんだと思うんですけど実に惜しいです。
映画は大変面白かったです💞
私は原作を全く知りませんが、それでも127分があっという間に感じるくらいテンポよくストーリーが流れていたように思います。
大泉さんがスーパーカブに乗るシーン。関監督のユーモアかと思います。粋ですよね😅
良くも悪くも予告編通り
学生生活のコミカルな演出が面白かった
原作未読、映画公開前に番組で東村アキコさんと大泉洋さんの現場の様子を見て面白い方だと興味を持ち観てみました。
決して真面目一環な学生生活をすごしていない東村こと林と、先生の出会う学生生活のフェーズはCGを使用したコミカルな演出で楽しく観ました。おんぶのシーンは先生の愚直な真面目さと愛情深さがよく表されているシーンで印象に残りました。
永野芽郁さんの演技は東村さんの気だるいいち女学生の様子が捉えられてさすがでした。というのも、過去作テレビドラマ「僕たちがやりました」での女子高生の役柄が好きだったので、今回もぴったりはまっていて好感が持てました。
史実に忠実であろろうが故に後半は大学時代、会社員生活、デビューと事柄を一人称で淡々と伝えているようでどうにも退屈してしまいましたが、不器用な先生と林のすこしいびつな関係が興味深かったです。
もっと面白くなったはず。。
自伝の強みが活かされている
あ、これは本当にあったんだろうなあと思えるシーンがあちこちあって、リアリティがひしひしと感じられる文句ナシの良い作品です。
永野芽郁はサボり癖のある迷える若い役柄がぴったり。もう中の人のことなんて1秒も思い出さなかったくらい、主人公の明子をうまく演じています。
大泉洋も予想以上にいいです。案外、本当の先生と似ているのかもしれませんね。
絵を描く人というと、孤高の芸術家のイメージだけど、人間愛にあふれていて、自分の好きな絵を描くことを若い人に教え、同じ世界に連れて行きたい人なんだよね。こちらもバラエティでの中の人を思い出さなくて済んだ。
若い頃に恩師と呼べる人に会えた人は幸福ですね。若い当時は自分のことで頭がいっぱいでわからなかったけど、今ならわかる。歳上の人にかまってもらえるなんて、だんだんとなくなるんだから。
先生が明子の金沢のアパートに置いて行った酒瓶が寂しかったなあ。娘を明子選手と呼ぶ面白いお父さんもよかった。
永野芽郁がんばれ~
感じたことメモ
ありそで無かった自伝映画。
あたりまえの事ってなかなかできないね
予告編が全て
好きな混沌です
自分の恩師について思いを巡らせてくれる作品
原作が好きだったので観に行きました。
原作のコミカルさを残しつつ、映画らしく感動的な作品に仕上げており、とても満足感を感じる映画でした。
先生みたいに自分を導いてくれた人はいたかな、と自分の過去をぼんやりと考えながら見ていました。昔は気づけなかったけど今になって大切だと思えること、誰にでもありますよね。そういう存在は貴重だったなと思うし、自分もそうなりたいなと思わされました。
あとは、とにかく「描け」と言う言葉。スポ根が毛嫌いされる現代だからこそ映える言葉なのかもしれませんね。
最後に。永野芽郁さん、10代から30代まで演じ分けて、時に可愛らしくコミカルで時にシリアスで美しく、改めてとても魅力的な俳優さんだなと思いました。20代の彼女の作品が少なくなりそうでとても残念ですが、また表舞台に戻ってきてくれるのを心待ちにしたいと思います。
良くも悪くも無い
はっきりいって微妙な作品でした。
東村アキコ原作の自伝の作品である「かくかくしかじか」
私も1度友人に借り読んだことがありますが、ハッキリ言ってそちらの方が良かった。という点が上げられます。
まず、先生の日高健三のキャラクターの深堀が少なかった印象です。
作中通してずっと描けと怒鳴るだけのキャラクターになってしまっていて、何か違うという印象でした。
次に主人公の怠惰さを表現しすぎという点です。
原作でそう描かれていた記憶はありますが、それ以上にキャラクターの魅力が描かれていたと記憶しています。
私自身、何年も前に読んだので曖昧ではありますが、やはり映画だけを見るとキャラクターの印象が違うと思ってしまいます。
いえ、ここまではいいんです。
ストーリー展開もまぁどちらかと言えば王道物。
まぁ楽しめた方ではありました。
少し酷いと思ったのが、締めくくり。
もう少しどうにかならなかったのかと鑑賞中に思ってしまいました。
広げるだけ広げた広敷を綺麗に畳まず、雑に丸めたような違和感がありました。
ですがまぁ、それは原作を読んでいるから違和感を持つのかもしれない、映画単品だけで楽しむのであれば中々面白い作品ではありました。
大泉さんの演技も上手く心理描写を表現出来ていたと個人的に思いましたので、やはりもう少し深堀が欲しかったなと思ったので良くも悪くも星3.5です。
王道感動ストーリー
他の映画を見ていて、この作品の宣伝が流れたのですが、その宣伝でどういう映画なのかすぐわかる。
友人に誘われて観に行きました。
素直に泣ける。感動。
実話だという下地がありながら、漫画的、そして映画的なエッセンスも加えられるのですが「宣伝みるだけで『あぁ、きっとこの先生は死んで、泣ける作品』だろうな」と判った上で、その予想通りのストーリー展開で泣けるのだから、原作、映画スタッフ、そしてキャストのチームワークが良いのだと思います。
個人的には、やはり大泉洋の演技。厳しさ、頑固さ、変人さだけでは引かれてしまうところに、笑いのエッセンスとチャーミングさ、何より絵と生徒への愛が表現されていたので、とても魅力のある日髙先生でしたね。純粋で不器用というのも魅力ですね。
永野芽郁 今回の騒動一切関係無しに正直何故かあまり魅力を感じたことがなく・・・・彼女の作品を初めて見ました。いや、素晴しかった。誘ってくれた友人曰く「芽郁ちゃんは泣き顔(泣き方)が凄い綺麗なんだよね」という評価が成る程と。ストンと自然に林明子に見えました。
個人的に日髙先生が何故にこういうキャラになっていったのかというバックボーンが描かれていなかったことに物足りなさはあったのですが、敢えてそういう要素を描かず現在進行系の姿のみを追うことで「絵に対しての純度」が描き出されてもいるのかなとも・・・・
この作品を見ていて「ルックバック」がよぎりました。
夢中になれるものとの出会い、かけがえの無い人との出会いと別れ。
今、AIで簡単に絵を”生成”することが出来るけれど、絵にしても、漫画にしても、人が情熱や積み重ねた人生や人間性を絞り出したり、全力でぶつかって出来上がる作品の熱量には敵わないなと思える作品でした。
良い作品。でも、良い作品なのに、主演女優のスキャンダルとフジテレビの制作というのが足を引っ張っているイメージがあり、残念です。
如何なる役柄でも成果を出す大泉洋
一万時間の法則
「描け描け、とにかく描け!」と大泉洋扮する日高は永野芽郁扮する林明子に言い続ける
描くことだけではない、自分が何者かになるためには一万時間そのことに向き合えば何らかの結果を得ることができる、私もそう思います
一万時間、1日5時間なら2000日
5年と半年毎日5時間です
しかしそれはあくまでも始まりに過ぎずその先ももっともっと続けることに意味があるのでしょうね
それだけの熱意が日高からは滲み出ている
とにかく真っ直ぐに絵が好きなのだろう
その気持ちを生徒へストレートにぶつけていく
そんなやりとりをコミカルに映し出されてはいるけど世が世ならかなり問題が多いのかも
でも習う側が良ければ今でもアリだと私は思うのですよ
私だって今からでもまだ何者かになりたいという望みを捨てたくはない、と相変わらず夢ばかりを見てしまう日々なのだった
最後に是非とも日高先生の作品を見てみたいものです
見るのは得意なので
最近見た映画では一番の涙量
予想超えてきた。泣けたーー( ; ; )
やっと観れました。
これは良い映画!おすすめします。
永野芽郁ちゃんで、ちょうど良い!というか、やっぱり彼女は上手いし、めちゃキュート。
例えばこの役を橋本環奈とか長澤まさみだったら、きっと鼻についてたと思う。
永野芽郁ちゃんだからこその、コメディ感と、やっぱり流石のベテラン大泉洋との掛け合いが絶妙で、素晴らしい。何度も笑って声出そうになって。
竹刀を振り回す破天荒な美術講師が、いろんなことがもうめちゃくちゃやな、と思いながら見てるうちに、なんか好きになってた(笑) 熱くて、まっすぐで、誰よりも純粋な人なんだな!と。
そして、最後に・・・あぁ、涙止まらなかった。
人って、本当に出逢いで運命変わる。
でもそれって、きっと会うべくして逢ってるんだろうな。
芸術は魂の叫び。小手先では誤魔化せない、心の鏡。
描け描けーー!とにかく描けーーー!
何も考えんと描くんやーーー!とにかく描けーー!
鬼に見えた先生の顔が、年月を経ると懐かしく、むしょうに会いたくなる。そんな濃密な青春の日々。
それにしても最後に先生が描いてた浜辺の絵、素敵過ぎた。
良い映画観たなぁと、温かい涙流して、久しぶりに嬉しい気持ちで映画館を後にしました。
まだの方は、ぜひに。
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