「「笑って泣ける邦画」の優等生的作品」かくかくしかじか kagamiさんの映画レビュー(感想・評価)
「笑って泣ける邦画」の優等生的作品
東村さんの独特な毒やユーモア、小さな教室という絵的に固定されがちな舞台設定、先生の前時代的な部分もある性格を潰さず「笑って泣ける清々しい邦画」の仕上がりになっていたのは、勿論映画のテンポや演出・美術・宣伝の力もあるが、大泉洋氏のコメディ的な愛嬌ある芝居にかなり後押しされていた。このキャスティングを間違うと視聴者が先生に愛着を持てない仕上がりになるだろう。やはりエンタメにおいて「とにかく書く」「結果が出るまで書く」ことは本当に大事。
主題歌はあまり作品に合っているとは思えなかった。
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