「川の対岸にいる男性同士の対話を、寓話的に。 男性二人のそれぞれの立...」川との対話 woodstockさんの映画レビュー(感想・評価)
川の対岸にいる男性同士の対話を、寓話的に。 男性二人のそれぞれの立...
川の対岸にいる男性同士の対話を、寓話的に。
男性二人のそれぞれの立場は、二つの隣国、イランとアフガニスタン。
もとは同じ土地だったものが、立場を別々にしてしまい。
これら両者は、
ソ連、内戦、タリバン、米国 etc.
巨大国や過激勢力に、時には侵攻されたり、時には支援されたり。
支援が届いても、庶民にはいきわたらず,政府ですべて消えちまったとか
特に庶民レベルでは、いいように振り回されてきた経緯が連なってきます。
過去の同監督やご家族による映画の断片シーンも、頻繁に挿入されます。
栄枯盛衰や、その時ごとの物事の、各断片のような。
記憶だけでなく映像で裏付けになり。
いま(2025) 各地で紛争が増え、不穏さが増し、あちこちで似た分断があり。
あえてこの時期に映画を作成し公開したこと、風刺というか皮肉というか、いわずにおれないタイミングではありますよね。
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