「カレーを食べた後のような満足感!!」映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ サト@YouTubeさんの映画レビュー(感想・評価)
カレーを食べた後のような満足感!!
初日に観ましたが、これは良すぎた...めちゃめちゃに楽しめました。
■良かった点
・とにかく笑った。オトナだけど笑った。ギャグシーンの多さとセンスはあのヤキニクロードに匹敵するレベル。カビールの復活シーン、マサオのシロ弟子入りシーン、園長先生がナゾに勇ましくなって返ってくる箇所、など。。。挙げればキリがないです。
前作の感動路線ではなく、今作は笑いシーンが多くて僕好みでした。
・インドをテーマにしてるからこそのミュージカル。ノリノリな曲ばかりでホント楽しく観れた。カビールのインドパワー120%は口ずさむくらい好き(スッゴイ好き)そしてしんのすけのオラはにんきものはほぼフル尺でたっぷり観れて、満足感がとにかくすごかった。
・観客を飽きさせないストーリーにブラボー!ボーちゃんがめっちゃしゃべる。こんなボーちゃんみたことがない。天カスの風間くんばりにキャラが変貌していて、とにかくストーリー構成が素晴らしかった。
・ボーちゃんをもとに戻すためにしんのすけが言った言葉は「一緒に遊ぼう」その時の回想で2人の出会いのシーンが描かれる。そして半分に割れたハート型の石。キレイな伏線回収でウルっと来た。一緒に踊ると言う欲望はボーちゃんもしんのすけたちも同じ。だけどしんのすけ達は「鼻水を垂らしているいつものボーちゃん」といっしょに踊りたいと思っていた。紙の力では決して生まれない「友情」を、この映画で深く感じられた。ボーちゃんが鼻水が戻ってくるシーンは笑うシーンなのかもしれないが、自分は感動しました。
■気になった点
・ウルフの背景ストーリーが皆無すぎて少しもったいないかも。ボーくんばかり注目されるけど今作のヴィラン役(彼がスゴイキューブと「力」の提案をしたことで取り返しのつかないところまで言ってるので)せっかく良いキャラしてるのでもう少し掘り下げても良かったんじゃないかな?(本名が「ウルフ・ザ・パーフェクト」なのかも気になる)
・ウルフとボーちゃんの出会いのシーンが唐突だった。え、いつ声かけたん...?
・最後のチャパティとのアクションシーンでの盛り上がりがもうちょいあったら評価上がってた。引越し物語の「名前プレートで勢いよく穴を開けるシーン」みたいに、「カスカベダンサーズ」としての名シーンがワンショット欲しかったかも、と期待していた自分がいる(わがまま)
■余談
最終決戦の地が川なのは一部のネット民からは評価高いんじゃないかな(例のネタ)
■総評して
笑って楽しめて、最高にノリノリな作品で素晴らしかった!
また観に行きます!
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