(LOVE SONG)のレビュー・感想・評価
全236件中、101~120件目を表示
タイがもともと好きで気になっていたので観に行きました。
日タイ共同制作映画、沢山の方に観て欲しい作品
スルメ映画
公開日に観に行きましたが、ツッコミどころが多くて刺さらなかったなと思いながら帰宅。でも、なぜか後からじわじわ余韻がこみ上げてきてたまらず2回目を鑑賞して来ました。
最初はハマらなくてもなぜかまたおかわりしてしまうこの感じ、初めてタイ料理を食べた時と一緒!
辛い、甘い、なにこの味?と思っても数日経ったらまた食べたいなぁと思ってしまうあの感覚を今作で味わえました。
初回はストーリーを追うことで一杯でしたが、2回目だからこそ演者さんの目線の動きで胸に秘めた想いを、首筋に浮かぶ汗でタイの暑さや湿度を感じることができました。細かい演出、きっとまだまだ気づけていないところもあるんだろうな。
まだまだソウタとカイに会いに劇場に足を運びます。何度も観たくなる映画に出会えるって幸せなことですね。これぞプロムリキット!
映画(LOVE SONG)を鑑賞して
BL作品だということを思わず忘れてしまう
タイ映画ならではの良さがある
向井康二さん初主演作となるタイ合作映画『(LOVE SONG)』
日本の恋愛映画とは少し違い、起承転結がはっきりしていない分、感情の揺れや沈黙の時間に心を委ねるような作品でした。
映画タイトルからも分かるように「歌」が大きなキーワードとなっており、ライブのシーンは特に印象的。
向井さん演じるカイの歌声には不器用さも真っすぐさもあって、登場人物の心情がそのまま音に溶け込むようでした。
表情のひとつひとつもとても繊細で、言葉にできない想いをちゃんと伝えてくれるのでどんどん引き込まれていきました。
すべてを説明しないタイ映画ならではの演出のおかげで、観終わった後に強い余韻が残ります。
物語の隙間に自分の感情を重ねられるからこそ、何度でも見返したくなる。
静かで美しく、心に長く響く作品でした。
胸がしめつけられました
向井康二の切ない歌声に心奪われた! ピュアで温かいラブストーリー
(LOVE SONG)は、向井康二が演じるカイの内面的な葛藤が本当に胸に刺さる作品。クールで感情を表に出さないカイが、幼なじみのソウタ(森崎ウィン)と再会し、互いに想いを伝えられないもどかしさ…。学生時代からの両片思いが、タイの美しい街並みと音楽に彩られて、まさに恋する2人に自分も恋をしている。
特に向井さんの歌声が圧巻で、ライブシーンでは切なく所々掠れた声の力強い歌唱が涙腺を直撃。普段の明るいイメージとは正反対のシリアスな役どころが新鮮で、目線や小さな仕草一つでカイの心の揺れがとても伝わってきて、演技力の高さに感動した。監督のチャンプ・ウィーラチットらしい軽妙なユーモアもあり、タイの作品らしいおっとなんでそうなる!?というツッコミどころもままあるが、そのおかげて重くなりすぎず、観終わったあと心が温かくなった。
タイの熱気あふれる映像美も最高で、何度も観たくなる一本。向井康二ファンなら必見だと思うがピュアラブストーリー好きにもハマると思う。 BL要素が苦手な人にもラブシーンは美麗なキスのみですので初心者におすすめ。エンドロールのOmoinotakeさんの曲Gravityがまた涙を誘い、私はここで再度涙した。本日までに5回鑑賞したが、エンドロールで立ち去る人はまだ見ていないし、最後まで見るとカイ目線のソウタ写真が見られる。
切ないのに優しい、何度か観たくなる作品
何度も見たくなる映画
美しいラブストーリー
ピュアラブストーリー
映像がとにかく美しい
余白を生み出す、スルメ映画
映画本編はタイと日本の制作、そしてKADOKAWAという事もあり公開に先立ちノベライズが出版されていました。
主演はミャンマー出身(本当にこの前に日本国籍取得をされたと言っていた。)の森崎ウィンと、タイ人の母親、日本人の父というルーツを持つSnow Manの向井康二がW主演。異国にルーツを持つ2人だからこその役、当て書きと思えるほどに、2人は役どころにマッチしていた。2人だからこそ違和感がなく、2人の演技力だからまとまったのだと思う。
タイの映画を初めて観たのでこれがそうなのか?という気もするがとにかく展開がジェットコースターすぎてたまに振り落とされそうになる。
え?さっきまであんなに仲良さそうだったのに、、?と。日本は主人公の心情の機微を事細かに描いてくれることが多いが、割と貴方の想像に任せます。な感じです。なるほど。そうなると1回で咀嚼ができない部分がでてくる。これが策略か、、、
森崎ウィン演じるソウタ視点で物語が動き、何故こんなに馬鹿みたいにすれ違うんだよ!な恋模様はカイの過去に隠されている。が、まーーーーーーーカイはミステリアスお兄さんであるため喋らないのである。(喋ろよ!
もちろん後半にその理由も明かされるのだが、そうなったら明かされる前の行動にも合点がいったり、色々点と点が繋がるのです。
脚本に慣れないところはありながらも、
森崎ウィン演じるソウタの可愛らしさ犬らしさ、愛されてきたんだな〜感。と、向井康二演じるカイの不器用さと、物静かすぎる役でほとんど喋らない、目で語る演技コレ。本当に良すぎます。
ほぼ喋らないのに心の機微を、言葉にしなくても分かる、苦しくなるって本当に素晴らしく良いです。
特にソウタ母と再会してるところ、なんとも言えないですね。これがパンフレットの表紙ですよ。天才
?
そして脇を固める及川ミッチー。あまりにもジンさんて、ミッチーで、フラットで、全員に平等に優しくて、クスッと笑えるキャラクターで嬉しい。
タイの俳優陣も日本人が好みそうなお顔をされているのでとても観やすいです。
観光ビデオ?ぐらいタイの観光名所であったり、日常を感じる街中であったりと映像美を感じます。本当にワンシーンワンシーン異国情緒溢れていてとてもタイに行きたくなる。ご飯が食べたくなる。
そして音楽もいいですね、劇中歌のカイが愛を歌うところはもちろんですが、その他場面でも音がいい。監督は音楽が好きなのでそこも拘りを感じます。
過去のシーンにソウタ母が現れて結構重い描写なんですが、これ、普段からBLを観ている方たちにはこの2025でその価値観?というのを散見されたのですが、正直に言って私と私の周りはコレ。です。初めてBL作品に触れました、2次元3次元問わず、自身の周りにもLGBTQの人は居らず。そんな生活をしてきたアラサーです。
自分の親世代ほど価値観は古くない、と思いながらも実際生身の人間としてそういう方達と触れたことがありません。
なーんでか本当に分からないんですが、BLって18禁のイメージが何故か私は先行しており、(なんでだろう?なんていうか、話題作とかおすすめに出るとかってわりと際どいシーンありきというか)、おっと。と思う事もあり通ってこなかったのですが、今作は絵が綺麗で。キスシーンで終わったのもとても良かったです。いや、向井康二くんキスシーンうますぎる。
話は逸れましたが、価値観は本当に、
自分の人生に関わりがない人が、LGBTQでも何も気にならないけど、当事者になるとしたら、ちょっと考えたい。それって割と今もあると思うんです。なんならアラサーの私を産んだ親は昭和世代でそこら辺ってわりと顕著。私もそこはアップデートしなきゃなって思うけど。当事者意識って本当に難しくて。
タイは国として日本よりは開かれている環境であり、ここで日本の閉ざされた価値観と、親世代という更にガチガチに古い考えに直面する。これ、まあ主演2人のファンとかBLファンが主に観る映画の枠に入ってると思うのですが、全世代に観てほしいですよね。
皆んなで一回、考えてみようって。
愛って、年齢も、性別も、全部関係なくて、人と人なんだよ。って思えたそんな純粋な愛の映画。
自戒も込めて。
そういう事でこれからまた観に行きたいと思います。1回で全てを回収しきれません!お手上げ!
ノベライズもパンフも買うしかないなあ!
純愛ラブストーリー
絶対映画館で観てほしい!!
映像がとても美しい!!登場人物みんなの表情が最高!!正直、ストーリーの展開や登場人物の感情に最初は戸惑いましたが、余白があり、こちらの想像に委ねられる部分が面白いなと思いました。何回も観て咀嚼し解釈を楽しむ映画だと感じました。カメラワークや場面の切り取り方もこだわりを感じることができて良かったです。
全236件中、101~120件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。
