(LOVE SONG)のレビュー・感想・評価
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最高のピュアラブストーリー𓊆🌻🌻𓊇
異性ではなく同性だからこそのすれ違い両片思い。
ストーリーは儚くて苦しくなるところもあるけれど、チャンプ監督の得意な音楽が絶妙にマッチ、映像も海外らしくキレイ。
特にカイ(向井康二さん)のライブシーンは圧巻。
カイとソウタ(森崎ウィンさん)のキスシーンも美しい♡
タイらしく余白を楽しむので自分の想像力が必要にはなるけど、パンフレットやノベライズを読んで補完できると思うのでぜひセットで。
主演の2人のギャップが素晴らしいのとバンコクに行きたくなる!
森崎ウィンさんの決してやりすぎていない可愛らしい演技とギャップしかない向井康二くんのクールなモテ男の演技がとっても良かった!
想いが届いていそうで届いてないもどかしさを観客と共有しながら物語が進み、最後に腑に落ちる。でも、なんかまだ、モヤモヤが残る感じ、是非パート2見てみたいと思いました!
上司役のミッチーさんがミッチーすぎて笑えるし、ほっこりするし、タイの俳優さん達も素敵でした!バンコクに今すぐ行きたくなる作品。
伝えないと届かない
まず見てみてほしい
意外にも、「○○な映画です!」と一概には言えない作品です。
自分が見た回ではすすり泣く声が聞こえた一方で、「なんでそうなる!?」というツッコミが止まらないトンチキ要素もあり…
「BLはファンタジー」とよく言われる通り、少女漫画のようなキラキラした雰囲気を漂わせつつ、カイ(向井康二)が日本を去った理由には、現実に通ずるしんどさがあったり…
あと、ピュアラブストーリーであることを否定はしないけれど、「好き」と伝え合う前にキスシーン(割と固唾を呑むタイプの)があったり…
見る人のBLへの距離感によって、また、同じBL好きだとしてもBLに何を求めているかによって、刺さったり刺さらなかったりすると思うので、実際に見てみてほしい映画です。
「配役逆では?」と思っていた主演2人は、それぞれキャラクターに新鮮さがありつつ、でもしっかり嵌っていて良かったです。
常に目がウルウルで、感情が全身から溢れ出ている子犬のような森崎ウィン。
追い掛けたくなるような色気があり、全人類にモテるクールな向井康二。
唯一、ミッチーはパブイメとほぼ同じ役柄でしたが、作中イチのナイスキャラでした。
タイの街並みや人々の雰囲気が映画とマッチ。
(LOVE SONG)の意味、様々な愛の形
この物語には、いくつもの“愛”がある。
ソウタの無垢でまっすぐな愛。
カイの、想うからこそ伝えられない愛。
そして、静かに見守る人々が願う愛。
1回目は、ソウタの視点で観ていた。
ただただカイに恋していて、愛おしくて、その背中に声をかけずにいられなくて、でも届かなくて切なかった。
2回目は、カイの視点で追っていった。
ソウタのまっすぐな視線を感じるたびに、嬉しさと痛みが同時に押し寄せてきた。
そして物語の真ん中には、
カイが歌う「LOVE SONG」がある。
その旋律は形を変えて、言葉にならない「好き」を叫んでいる。
“こう愛されたらどんなに幸せか”
“こう愛せたらどんなに幸せか”
ぜひ、『(LOVE SONG)』の意味を考えながら、耳を傾けてほしい。
タイBL特有の“説明しすぎない演出”や、“余白のある間合い”も印象的だ。
感じ取る側の想像力を大きく揺さぶるこの手法は、
好みが分かれるかもしれないけれど、それこそが『(LOVE SONG)』の繊細さにつながっている。
主題歌「Gravity」のラストのストリングスが、まるで二人の行く末を静かに示しているようで、
エンドロールが終わっても、心はしばらくその余韻の中に留まった。
観た後に、必ず心に“何か”が残る作品。
できれば、2回観てソウタとカイの視点の反転を体感していただきたい。
踏み出す1歩
日タイ共同制作ピュアラブストーリーという事でタイのBLに耐久がない人はどう感じるだろうと思いましたが、これは完全なるピュアラブストーリー!確かに同性同士のお話ではあるけど、好きと気持ちを伝える一歩、言えないその背景にある出来事など異性同士であってもありえる事で言葉で伝える事の大切さを改めて考えさせられました。タイ作品あるあるなのか心理描写が省かれててなんで?って所や突っ込み所も満載でしたが、日本の作品では聞けないセリフや映像の質感などタイならではの部分も楽しめました。
森崎ウィンさんの素直なソウタ、向井康二さんのクールなカイの演技がとても良くてより作品に引き込まれました。
BL苦手な方でも抵抗なく観れると思うので1回観て欲しい作品です。
爽やかなラブ
今をときめくお二人がW主演、主題歌が耳に引っかかった、が理由で観てきました。
BLもタイの作品も初めてです。
シーン展開などに違和感があるぞい、との諸兄姉の口コミを折り込み済みで見たら余計な気を回さなくて済みました。
とは言え、再会が早ぎるやろと突っ込みましたがね(笑)
向井カイさんは近づいちゃいけないけどほっとけない、が行動に出てましたね。何やかや関わりにくる。
時折見せる抑えめの笑顔がセクシーでした。
森崎ソウタさんは繊細ながら圧巻の演技力。
再会してからは猛アタック。感情爆発、て感じでした。こんなふうに思いをぶつけられたら果報者です。
カイくん、よく中盤まで耐えたね(笑)
オカンの呪いは大したもんです。
ライブシーンは生音らしくホール内に若干響くところがリアルでした。(たぶん)無加工なのにお上手。安心です。
寄り添うミッチーさんの存在感はすごい。
多少わざとらしくてもミッチーさんなのでご愛嬌です。
ヤッチカマッタカモ?の朝チュンは思わずクスッとしてしまいました。
逢見ルークさん、ホントにタイの方みたいと思っていたらタイで活躍されてたのですね。
現地キャストはサン社長のじっと見つめる瞳と、スマイルちゃんのコロコロしたお声が印象的でした。スマイルちゃん可愛すぎます。
タイは未渡航なのですが、この作品のおかげで興味が湧いたので来年の旅行に組み込みたいなと思いました。
大切な人がいる全員に観てほしい
うーん
ファンじゃないので見当違いかもしれないけど
向井くんが演じるならソウタのような明るいキャラクターの方が似合いそうと思った
キスシーンはなかなかしっかりめで良かった
タイBLあるある?で色々と描写が足りないんだけど、かといってテンポが良いかと言われるとうーん…
ユキとカイが仲良さげでソウタが悲しげなシーンが何回も挿入されたけど特に具体的な描写もないし
あそこ削ってカイ×ソウタの過去エピもっと欲しかった
ジャンルを超えて楽しめました
こんな恋に出会えたら、きっと幸せ。性別をこえた純愛ストーリー
大学時代、突然姿を消した親友のカイ。
密かにカイに思いを寄せていたソウタは、
彼を忘れられないまま社会人に。そして研究員になったある日、
タイへの出張を命じられるが、そこでカイに再会して……。
一人にとっては「忘れられなかった恋」
もう一人にとっては「忘れたかった恋」
「両片思い」がテーマの本作だから、
カイにもソウタにも、自分の想いを口にできない理由がそれぞれあるのだけど
(後半明らかになるカイ側のそれが、本当に切なくて苦しい)
言えないからこそ、気持ちがこもっていく二人の「目」がすごく印象的で……。
叶わない想いにどんどん涙が溜まっていく表面張力?のような目や
一緒にいられる喜びが隠しきれない目、叶わないと諦めた時の目――
特に後半、過去が明かされる直前のカイの、
一粒でも涙が落ちたらもう止まらなくなりそうな、それでも
ギリギリでこらえている潤んだ目が、すごくすごく切なかったです。
映画のタイトルのとおり、この物語の軸のひとつが
「カイが誰かのことを思って書いた、でもいまだ完成していないラブソング」。
ついにこの曲が完成し、ライブで披露するシーンが中盤ありますが、
これがまためちゃくちゃ切なくて泣ける……
歌詞のなかに、二人の大事な記憶をしのばせた一節があって、
そこを歌うときのカイの、たとえこの恋が叶わなくても
あの記憶だけは消せない、宝物だ、と訴えるような、
そうあってほしいと願うような歌声と表情に、ただただ自然と涙が流れました。
(向井くんの生歌だそうで圧巻のシーンでした)
タイの監督が手掛けた作品ということですが、
ふたりがタイで再会したときから、ずっと絵が美しくて。
「これがタイの演出なんだなー」と独特に感じるところもあり、
行間を読ませるタイ作品だからこそ違和感を覚えるとこもあるけれど
だからこそ2回は見たほうがいいと思える作品でした。
二人の両片思いの年月は途方もなく長くて
「諦めたい」「忘れたい」「忘れられない」
そんな想いを抱え続けるって、すごく苦しくて切ないこと。
ただ、そこまで思える相手に出会えたことは
奇跡みたいに幸せなことなんだろうな、と二人を見ていると思ったし
主題歌のOmoinotakeさんの曲がまたこの二人にぴったりでした。
普段あまりBLジャンルものを見たことがないけれど
キスシーンはじめとにかくすべてが切なくて美しくてキレイで、
ジャンルへの見方も変わるし、これは性別を超えた
ひたすらピュアな「純愛ストーリー」なんだなと思いました。
森崎ウィン×向井康二W主演の日タイ共同制作作品
日タイ共同制作の作品ということで、キャスト・スタッフ共に日本人とタイ人が半々くらい、撮影も半分以上がタイで行われている。ストーリー展開や台詞の細部にもところどころタイらしさを感じる。タイの持つ熱や明るさや湿度が、日本には無い良さを出していると思う。
主演の森崎ウィンさんと向井康二さんは、それぞれが自身の性格やパブリックイメージとは真逆に近い役を演じているとのこと。それでも劇中で森崎ウィンと向井康二を思い出すことはなく、ただソウタとカイがそこにいてすごいと思う。
主題歌のGravityと挿入歌のLOVE SONGは、映画を観終えた後、もう一度歌詞を見て聴きたくなる。曲を聴き返すだけで泣けてくる。
日本とタイのさまざまな要素が織り混ざった、切なくも愛おしい作品。
BLだからと遠ざけないで!観るべき!
全218件中、101~120件目を表示
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