(LOVE SONG)のレビュー・感想・評価
全218件中、181~200件目を表示
心が揺れる感動の作品です
主人公ふたりそれぞれの心の揺れや葛藤を真っ直ぐに描いた感動の作品でした。
主人公の感性の違いをそれぞれが丁寧に演じていてLOVE SONGの世界観に自然に引き込まれました。
音楽も素晴らしく、またタイの美しい風景や文化にも触れることができました。
コミカルなところもあり最初から最後まで楽しく鑑賞出来ました。
もう一度ぜひ観に行きたいと思えた映画でした。
映像がとても綺麗だし、タイの観光地や食べ物などもちょこちょこ出てき...
透明感のあるラブストーリー
東京とバンコクを舞台に恋する二人を描いたBLラブストーリー。透明感のある作品でピュアな二人の心境を上手く描いている。主演の森崎ウィンと向井康二の演技も素晴らしく二人の世界観に引き込まれました。
2025-160
行間に宿る愛。一本のミュージックビデオのように美しい物語
タイ出身の監督による作品ということもあり、日本映画とは質感や展開に違いを感じました。登場人物の心情があえて語られない場面も多く、「行間を読む」ことで見えてくる深みが印象的です。
個人的にはとても好みの作品でした。お互いへの深い愛情と、執着にも似た想いが随所に感じられ、同性愛だからこその残酷さも描かれていて見応えがあります。演出や映像の雰囲気も美しく、音楽の使い方も巧みで、まるで上質なミュージックビデオのようでした。
登場人物の個性や関係性が、限られた時間の中にぎゅっと凝縮されていたように思います。
カイはまるで少女漫画のヒーローのようで、理想を詰め込んだキャラクターでした。ミステリアスで美しく、モテモテのバンドマン…一度は憧れたことのある人も多いのではないでしょうか。言動には思わずきゅんとするような強引さがありながら、驚くほどの一途さも感じられます。食事のシーンでソウタに“ある事実”を告白する場面では、思わず声が出そうになるほど驚かされました。
一方のソウタは本当に純粋で可愛らしい存在。やや情緒の揺れはありつつも、カイの前でだけ見せる無防備で愛らしい表情には惹かれるものがありました。好きで好きでたまらない、そんな想いが表情から溢れ出ており、森崎ウィンさんの演技力には圧倒されました。核心を知らないソウタの視点で物語が進むからこそ、もどかしさや切なさがより際立っていたように感じます。
また、ジンやサン、ルークたちを中心に笑えるシーンも多く、一人ひとりのキャラがしっかり立っていて、全員を愛せる映画でした。
今作の見どころのひとつであるライブシーンには本当に心を動かされました。Snow Manの向井康二さんは、さすがアイドルというべき“魅せる”歌い方で、ハスキーボイスだからこそ伝わる必死さや力強さ、そして切なさが胸に深く響きました。
そして何と言っても、キスシーンはこの映画を語る上で欠かせません。BLファンの心に刺さる瞬間がいくつもありました。令和的というよりも、どこか平成の香りを感じるような――古き良き王道のときめきが詰まっていて、「やっぱりこういうのが好きなんだよな」と思わせてくれるシーンがたくさんありました。
脚本にやや粗さはありつつも、エンドロールで主題歌を聴きながら余韻に浸れる素敵な作品です。ノベライズや前日譚コミックも連載中とのことで、思わず手を伸ばしそうになるくらいひかれました。挿入歌も含めて歌詞を改めて読むと、その意味がより深く理解できるはずです。
BLが苦手な方でも楽しめる、美しく心に残る映画でした。同性愛への理解を優しく広げてくれるような、素晴らしい時間を過ごせました。
日タイ共同制作の愛が溢れる美しい作品
タイの美しい景色や美味しそうな食べ物がたくさん出てきたり、日本の映画とは少し質感の違う優しい映像が印象的でした。
劇中に流れる音楽も綺麗でカイが歌うLOVE SONGには心を打たれます。同性を好きになることへの戸惑いや葛藤、諦めやもどかしさ、抑えきれない想い主人公のソウタとカイの恋の行方を見守るうちに2人の想いが通じ合うことを願わずにはいられないとても素敵な物語でした。
2人を取り巻く登場人物も印象的でみっちーさんが出るシーンは特に周りからも笑いが漏れるのが聞こえるぐらい楽しくて物語を軽やかにしてくれていました。BLに慣れていない方でも楽しめる重すぎず軽すぎずの話です。
観終わったら心がほくほく幸せな気持ちになります。
映像美と見所シーンがたくさん
言葉にすることの大切さ
日泰共同作品だからこその見応えのある作品
監督脚本共にタイの方が手がけているということもありストーリーの展開や台詞、ラストまでの流れが新鮮で始終引き込まれました。
また映像の質感もタイの美しい景観も印象的で素敵でした。
主人公2人の対比も良く、お互いに見えている知っている事が違う故のすれ違いやもどかしさが丁寧に表現されていました。この丁寧な描写のおかげで2人の運命的な展開に感情移入し、それぞれの背景や周りの登場人物に思いを馳せる事が出来ました。
また主人公たちの周りの登場人物みんな表情豊かで、それぞれの個性が光っていてとても魅力的でした。その個々の豊かさが主人公2人のストーリーに、より現実味と深みをもたらしていたように思えます。
同性愛だからこその難しさと人を好きになることの純粋さが入り交じった、ただのハッピーエンドでは終わらない余韻の残る素敵な作品でした。
繊細な演技が素敵でした
好きという気持ちに性別や年齢、国籍などは関係ありませんが、現実問題難しいことばかりです。気持ちだけで動けない分、男女の恋愛だったら、そこまで一緒にいたらもう付き合ってるのでは?という行動も、俺たち親友だからな。の気持ちでブレーキがかかってしまいます。また周囲の反応もそれぞれですし、その辺の現実問題をきちんと描いていて、これは現実にある、2人の恋愛だと、没入することができました。また、主人公以外の人たちも様々な人間模様を描いていて、一人一人の人生は少しづつ絡み合っているという事が繊細に描かれていました。
特に向井康二さんの繊細な演技がとても素敵でした。口数が多くないキャラクターでしたが、表情、目の動き、手の動き、姿勢、立ち方などで、感情が伝わってきました!喋る言葉は全てかっこよく、時にキザでクスッとできるセリフもありました。
タイと日本の共同制作という事で、映像の質感やエキストラさんの入れ方などが日本と異なるなと感じました!とても新鮮で素敵でした。
映画なので、途中端折られている部分ももちろんありますが、間を想像できるので、それも良かったなと思います!
タイの文化に少しでも触れることができとてもたのしかったです!何度でも観に劇場に足を運びます。
ありきたりなBL映画じゃなかった!
日本にはない展開と美しい映像で不思議な感覚に陥るピュアラブストーリー
タイ人の監督が作る作品を初めて鑑賞しました。
全体として、場面展開や音質、映像、会話、時の流れ等、至る所が新鮮で今までの日本のラブストーリーとは違う楽しみ方ができました。
現代の話ではあるのに、なぜか一時代昔の話であるかのような不思議な感覚に陥いったのは、タイの建物や雰囲気がそうさせたのか、映像の質感からなのか、とにかく不思議と引き込まれました。
ストーリーは、外国作品でよくある不思議なシチュエーションや急な展開もありましたが、基本的にそれぞれの抱える想いは分かりやすく描かれている印象でした。
前半はソウタの溢れる思いが強く、カイの態度にもどかしさを感じるものの、次第にその頑なさの意味が分かり、さらにもどかしくなる、『両片想い』と言う言葉がしっくりくる作品でした。
劇中歌の歌詞の意味や、セリフに隠された意味をもう一度観て確かめたいと思える内容でした。
(LOVE SONG)
両片思い
好きと言えたら世界が変わる をとても心から感じることが出来た作品です!
2人の長い両片思い、未完成のLoveSongを映画を見た人達が見届けられるものなっていてとても素敵でした!
カイくんの突然消えてしまう不思議な雰囲気に隠された気持ちやカイくんの心からの叫びに涙が溢れました😿
ライブシーンは映画館でしか出せない迫力があるのでぜひ映画館で見て欲しいです✨
ソウタくんの表情だけで、カイくんのことをずっと好きだという気持ちが伝わってきて2人のすれ違いに心が苦しくもなりましたが見終わった今、LoveSongを聞いたり、ノベライズを見たりしてもう1度見に行きたいなと思います🎶
全218件中、181~200件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。





