劇場公開日 2025年10月31日

「タイらしさ」(LOVE SONG) toshijpさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 タイらしさ

2025年11月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

鑑賞動機は単にThailandが舞台だったから。
Thailand大好き人間としてこれは見逃せなかった。

結果、平日の朝一の回、女性だらけの客席に場違いな爺が自分一人
という状態。大半が演者のファンかBLが好きな人たちなのだろう。

そんなことはどうでも良い。自分は映画の中のタイらしい要素を
楽しめたからそれで満足。

日本・タイ合作で、タイでヒットした「2gether」のチャンプ・
ウィーラチット・トンジラー監督が脚本と監督を担当。

物語の展開や演出がやっぱり日本映画とはひと味違う。そこが良い。

海外が舞台で主な出演者が日本人の映画だと、作品によってはただ
海外ロケしたかっただけでしょ?みたいになることがある。
不自然なくらい日本人ばっかり出てきてほとんどみんな日本語を
話して物語が進んでいく。今年観た映画だと「岸辺露伴は動かない
 懺悔室」や「九龍ジェネリックロマンス」など。(個人の感想)

今作も若干その傾向はあるが先に挙げた作品に比べるとタイ人との
絡みが多いしタイ語もたくさん聞けた。

タイ語が上手い日本人の演者がいるんだなと思ったら、カイ役の
向井康二は日・タイのハーフ、ルーク役の逢見亮太は元吉本興業の
芸人で現在はタイで活動中なのだとか。今まで知らなかったけれど、
プロフィールを見て納得。

カノムトーキョー・ソムタム・幼虫の揚げ物・カイジアオなど
現地の食べ物が出てきたり、観光地ではない普通の街並みが
見られたり(バンコク郊外かな?)したのも嬉しかった。

物語や演技についての評価はともかくとしてタイらしさを味わう
映画としては満足した。

toshijp
しろくろぱんださんのコメント
2025年11月21日

こちらこそいつも共感頂きありがとうございます。
よろしくお願いします。

しろくろぱんだ
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