「好きな質感の映画」(LOVE SONG) なぴさんの映画レビュー(感想・評価)
好きな質感の映画
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友人に誘われたものの、ひとりで観ることになってしまった。お昼前の予約だったのに二度寝してしまい出発時刻ギリギリに飛び起きて、どうしようかな..と一瞬考えた。それくらい、特に期待はしていなかった。肝心の映画はなんとか間に合った。おそらくキャラ設定が微妙にマッチしておらず演技がぎこちなく感じる部分があったり、場面展開が些か強引で えっ?となる部分もあった。
ただ、全体的には好きな質感の映画でもう一度見返したいと思うシーンがいくつもあった。助手席のソウタを見送るカイの儚げな姿(映像解禁されているシーンだが映画館で観るほうが断然いい)とか、カイがソウタに振る舞った朝ごはんのたまごを焼く音から回想シーンの雨音への移り変わりとか、三度目のキスに添えられたひまわりだとか、繊細な演出が気に入った。色々な葛藤を抱きながらも想い合うふたりの表情や仕草にグッと来て、思いがけず、何度も涙が溢れた。カイが好きな人へ宛てた "LOVE SONG" は最後にもう一度聴きたかったな。観に行けなくなってしまった友人を連れて、きっとまた観に行くと思う。
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