「感情の機微と音楽、映像美、タイを求めてまた観たい作品」(LOVE SONG) ふーさんの映画レビュー(感想・評価)
感情の機微と音楽、映像美、タイを求めてまた観たい作品
真っ直ぐで感情に正直なソウタ(森崎ウィン)と、感情表現が不器用でクールなカイ(向井康二)。
正反対の2人が惹かれ合いながらも、互いに想いを伝えられない“両片想い”を描いたピュアラブストーリー。
ソウタの視点で進む物語の中で、感情を表に出さないカイの心の動きが少しずつ見えてくる。
そして、彼が抱えていたものが明らかになる瞬間、これまでカイが時折見せていた切ない表情がすべて意味を持ち、胸が締めつけられて涙があふれました。
森崎ウィンさんと向井康二さん、対照的なキャラクターを自然体で演じきり、細やかな表情や言葉の余白で心情を伝える演技が見事。
脇を固めるキャストも魅力的で、物語に深みを添えています。
観終わったあと、静かに心に残る余韻が続く作品。
また観たくなる作品です。
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