「星を全て森崎ウィンさんへ」(LOVE SONG) なかじwithみゆさんの映画レビュー(感想・評価)
星を全て森崎ウィンさんへ
(11月27日4回目鑑賞、追記。)
4週目最終日、やはり観たくて映画館へ。
(他に観ていない新作は多数あるのに、ホトホト自分に困る。)
異論は認めるし日本アカデミー賞さえ選ばれないと思うが、
僕には主演男優賞は森崎ウィンさんしかいない。
キスしかしていない純な青年をカッコ可愛く演じた、その佇まいにその清々しさに、心が洗われたような気持ちになった。
それだけでいい。
(自分の中から森崎ウィン推し熱が冷めてほしくてYouTubeとか見まくったがますますスキになってしまい、全く飽きずに困った。
円盤が出たら即買いして常に観ると思う。困る。)
(11月20日3回目鑑賞、追記。
毎日イヤなニュースばかりで、
もうイヤな事件もイヤな人もいらない、と
現実逃避するかのように、
(LOVE SONG)へ急ぐ。
非となる映画評はとてもよくわかるが、
主人公のカイとソウタの気持に僕は惚れてしまった、
のだと思う。
ただ、1回目はソウタのお母さんがメンド臭くてイヤな気持が消えなかったが、
(ソウタに理解がある理系女と友情結婚して子はなんとか体外受精して、そうすればソウタはカイと一緒で居られる)と、自分に言い聞かせた。
そうすると、なんとか2回目が無理なく観られた。
ところが3回目を観ていたら気づいてしまった。
カイが帰国なんかしたら、大学時代の(これまたメンド臭い)ユキちゃんが(どこからか湧いてきて)
「センパイ!LOVE SONG完成したんですね!
あの歌、私の事、ですよね」
ってストーカー化しそうで怖くなった。
カイは覚悟して帰国したので(妹みたいにしか思えない)ユキちゃんに本心を伝えたら、殺意はソウタへ向う。
ユキちゃんって青春バカにしか見えなくて、カイセンパイは私の青春なんです!って拘っていそうで、
ああメンド臭い!
(ああ、これって、まるで安福久美子容疑者じゃん?)
そう思ったら、もう4回目が観に行かれなくなった。
(11月13日2回目鑑賞。追記。
ソウタがカイを愛する以上に、
カイはソウタを愛している。
ソウタは理系男子だから肝心なところが天然。
カイは歌でしか愛を伝えられない。
そんな2人のすれ違いや育みが陽に染まり、永遠なんて野暮な言葉に酔いたくなる。)
森崎ウィンさんが素敵過ぎて、ずっとずっと観ていたかった。
コメディアンとしてもセンスあるのでバリコメディ映画も
イケると思います。
(公開記念全国生中継舞台挨拶にて鑑賞。)
ファーストキス、2度目も3度目もオマエ。
4度目は日本で。
2人の恋の描写はフワフワしたBL、
だけど謎めいた部分
(何故ソウタからカイは離れなければならないのか)
が漸く終盤で分かる。
それまでは、まるでドラマのダイジェストみたいな流れに違和感しかなく、
多くを語らない肝心な事も確かめ合わない2人の
もどかしさも盛り上がらず。
カイに『うちのコ一人息子なのよ』と思いを断ち切らそうとするソウタの母
(ああ筒井真理子さんはこういうネチッこい人物上手いね。)
の場面から面白くなるが、謎解きだけで映画として盛り上
がらずラストのフワフワになる。
もう、いいよね、フワフワしたBLで。
ずっとキスは、オマエだけ、でいいよ!
そういう映画です。
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