「余韻から抜け出せない」(LOVE SONG) なおさんの映画レビュー(感想・評価)
余韻から抜け出せない
登場人物が皆魅力的だとか、ストーリーが純粋で優しいだとか、映像が鮮やかで美しいだとか、音楽が繊細で心地いいだとか、心を留める点はたくさんあったけど、一番驚いたのは向井君ってこんな繊細なお芝居ができる人なんだと言う点。
バラエティでよく見る向井君とはまるで別人で、いい意味で全く知らない人のような気がした。
確かにそこに「カイ」という人物が、信じられないくらい儚い存在感を持って存在していたと思う。
向井君の演じるカイの持つ独特の雰囲気が、この映画全体の少し妖しい異国情緒とか、儚さとか、脆さとかミステリアスさを色濃く反映させて、唯一無二の雰囲気を纏わせていたと思う。
皆さんおっしゃる通り、若干唐突な展開があるにはあるけど、なんだかこの独特の雰囲気の前では然程気にならず昇華出来てしまった。
ノベライズで補完出来るらしいので、鑑賞後その足で本屋に行って購入してしまった。
今見てきたばかりなので読めていないけど、一度ノベライズで補完してからもう一度観に行こうかなと。
今余韻から抜け出せず、海を見ながらレビュー書いてます。
不思議な雰囲気の、後を引くような映画でした。見れて良かった。
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