劇場公開日 2025年10月31日

「日本にはない展開と美しい映像で不思議な感覚に陥るピュアラブストーリー」(LOVE SONG) eomさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 日本にはない展開と美しい映像で不思議な感覚に陥るピュアラブストーリー

2025年10月31日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

ドキドキ

タイ人の監督が作る作品を初めて鑑賞しました。
全体として、場面展開や音質、映像、会話、時の流れ等、至る所が新鮮で今までの日本のラブストーリーとは違う楽しみ方ができました。

現代の話ではあるのに、なぜか一時代昔の話であるかのような不思議な感覚に陥いったのは、タイの建物や雰囲気がそうさせたのか、映像の質感からなのか、とにかく不思議と引き込まれました。

ストーリーは、外国作品でよくある不思議なシチュエーションや急な展開もありましたが、基本的にそれぞれの抱える想いは分かりやすく描かれている印象でした。

前半はソウタの溢れる思いが強く、カイの態度にもどかしさを感じるものの、次第にその頑なさの意味が分かり、さらにもどかしくなる、『両片想い』と言う言葉がしっくりくる作品でした。

劇中歌の歌詞の意味や、セリフに隠された意味をもう一度観て確かめたいと思える内容でした。

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eom
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