(LOVE SONG)のレビュー・感想・評価
全218件中、1~20件目を表示
泣ける良作なラブストーリー
異国タイを舞台にしたBLストーリー。タイの美しい景色に美味しそうなグルメ、魅力的な人々の中でカイとソウタのラブストーリーが展開されます。自分(男性)にはBLは馴染みがなく自分と同性の人同士の恋愛をどう感じるかなと思ったのですが、ソウタ(森崎ウィン)の明るさとカイ(向井康二)のさっぱりしたキャラクターとお二人の演技力のおかげで、とても爽やかですっきりしたBLに仕上がっており見やすかったです!クライマックスそしてエンドロールのOmoinotakeさんの主題歌で号泣しました、、
あとミッチー!ミッチーの役柄がとても良いアクセントになっていてミッチーがいないと作品が成立しない、それぐらいの存在感でした。
これは私のせいです。
恋愛映画としてすごくいい
妻の付き添いで鑑賞
漢気が伝わった❤️
歌舞伎町の腐女子の映画に設定古くさいとか言い放ったからには、最新の腐女子の気持ちを学ぶために、全く興味ないし、めちゃくちゃ怖かったけどBL映画の新作を観に行った。
誰が隣にきても気まずいのはわかってたから、隣に誰も座らない席を狙った。
もちろん、2Dと実写の腐女子の棲み分けくらいは理解してる。実写腐女子はライト腐女子だ。2Dと3Dの間の層が2.5次元舞台かな?数字で判断、違ってたらごめんなさい。
お話は大学の同級生で友だちの男の子にほのかな恋心を抱いてる男の子。大学時代に憧れの彼が失踪してたが、仕事で行ったタイで再会する。
予想以上によくできてる。コメディ要素もしっかり入れつつ、好きだけど想いを伝えられないもどかしさを爽やかに描く。男の子がみんなかわいいのに対して、女の子はブサイクしか映さない。スマイルちゃんは整形バレバレ美女だ。リリーフで投入されるワタルくんがかわいい。キュンとしちゃったわ。ヤバいヤバい。
他の国のゲイを扱った映画と比べて、描き方に後ろめたさがないのが特徴。天真爛漫すぎる。と、思ってたら、終盤で心の奥底に隠された想いがみえる。なるほど、お互いに好きだけど大っぴらにできない、このパターン。不倫モノと同じなんだと気付く。
シナリオはエンディングロールみる限り男性が担当したらしく、ガチの腐女子勢が納得するプロットかは置いておいて、現役の男性アイドルがここまで体はってて驚いた。いいぞ、もっとやれ!
その漢気はおじさんにも伝わった。
【”同性の君に奪われた唇。そして芽生えた秘めた恋心。”今作はゲイの聖地バンコクを舞台にした明るいトーンのBLであり、ミッチーのコメディアンの資質全開作である。且つNOBUの秘密を明かすの巻】
ー 海外の大都市に仕事で行く度に良く思ったのが、ゲイやレズビアンアップルが楽しそうにしている姿である。日本では、大都会はいざ知らず、私が住む地方都市では見ないんだよなあ。比率で言えば同性愛志向の人はいる筈なのに。
そして、思うのである。国会議員の古臭い思想のおトッチャン達(あ、一人居たなあ、同性カップルを”生産性が無い”と言ったレイシスト思想が凄き女性元議員が。)が、マダマダ跳梁跋扈している事を。
今作でもカイ(向井康二)は、ソウタ(森崎ウィン:当たり前だが、バッチリのキャスティングである。)への想いを皆の前では只管に隠す。ソウタも又然りである。
けれども、観ていれば二人が相思相愛なのは、分かるんだけどなあ。
今作を観ていて、気持ちが良いのは従来のBL邦画にある暗さが無いところだと思うのである。それに一番貢献しているのはミッチーこと及川光博さんのコミカル演技である。良いなあ。バンコクの女性に”ベイベーって言ってくれないかなあ。”と思いながら観賞する。
そして、タイの料理が美味しそうなんだよなあ。私の勝手な持論だが、料理が美味しそうな映画にはハズレが無いのである。
あとはねえ、出演者が皆良い人な所かな。タイの人って優しいもんな。(けれども「暁に祈れ」に出演していたような、ムッチャ怖い人達が住んでいる所には行っちゃ駄目だよ!)
ソウタのお母さん(筒井真理子)が、息子の性癖を見抜いて、学生だったカイに”いつも仲良くしてくれて有難う。けれども・・。”と言うシーンもカイの心にストップを掛けていたんだろうなあ。
けれども、ラストも爽やかで良かった良かったでありました。
タイトルの()が取れるタイミングもバッチリだったよね!
<今作はゲイの聖地バンコクを舞台にした明るいトーンのBLであり、ミッチーのコメディアンの資質全開作なのである。>
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■NOBUの秘密
・私が何故に同性愛を寛容に考えているかを、簡単に記す。
私の事を好いてくれた高校時代の同級生男子が、大学の時に住んでいたアパートにわざわざ結構な頻度で来て、夜、泊まっていた。
或る夜、酒に酔った私が寝ていると、今作の様にそいつが私の唇に唇を重ねていたのである。本当にビックリした。最初は可なり怒った。
けれども、ションボリしているそいつの顔を見ているうちに、”別に良いや。”って思ったんだよね。
彼はその後も家に来たけれども、もう来るなとは言わなかったよ。但し寝る時には、間に炬燵を置いたけどね。
で、朝、プレーンオムレツを作ってあげて、彼はそれを食べて帰って行ったモノである。
彼は今でも独身であるようである。
今作を観ていたら、その事を思い出して、この同性愛に不寛容な日本で”彼は、幸せに生きているのかなあ。”と思ったりしたのである。
■ビックリ!
で、今、この作品のレビューを見たら、皆さまカイを演じたアイドルの向井康二さんのファンの方みたい。もう少し、森崎さんも褒めてあげてよ!
けれども、今作は良い映画だと思いますよ。
絶対に観るべき映画
純愛に感動する。美しくて余韻の残る映画。
唯一良かったのは
まったるい。
当方別に3次元BLも抵抗はない。ただタイBLは向井ドラマを3回目ぐらいまでは見た。
まどろっこしい。
森崎のキャラがウザい。どこが太陽?年齢も2人大丈夫か?
ただキスシーンは良かった。あと豪雨の中でバイク停めて泣く向井も。横顔ではつい鼻に目が行ったけど。
相手を想うばかりに拗らせた男ふたりの話
最初から腹を割って話せばすぐ付き合えてハッピーエンド! なカイとソウタの両片思い→両思いの話ですが、現実はそんな簡単にはいかないもんだよ、というのがこの映画でした。
雑誌等のインタビューによるネタバレをなるべく見ずに、映画→小説→映画という流れで観ました。映画は119分という尺もあり、全部分かりやすいように説明仕切るのは難しく、観る側の読解に任せる余白がありますが、演出・演技がそれを上手く補填してくれます。私は向井さんのファンですが、主役ふたりや脇を固める様々なキャラによって、スムーズに物語に入り込めました。有名所の役者を揃えつつもいわゆる「中の人」が透けず、物語の登場人物として観られる本作は稀有です。
本作は同性愛のラブストーリーです。価値観の多様化が進んだとは言え、何だかんだで異性愛が基本ベースな現代日本の中では、同化していく過渡期のじくじくした痛みを伴った、綺麗事だけではない演出もあります。カイが高校~現代の10年も拗らせているのが現実です。多様化は今も建前だと感じます。そんな中放映前~中の各種媒体で、ここまで大々的に取り上げられるのは、やはり世の中も良い方向に変わり掛けている表れかもしれません。
恋愛以外の要素にも注目すると、タイの生活や飯テロ これがまたいい感じに話に入り込みます。タイ日共同制作ともあり、正にタイでの生活を追体験するかのようです。実際に現地に行きたくなる人も増えるでしょう。
11/7からはHELLO!MOVIEによるコメンタリー上映も開始します。主役ふたりと共にまた映画を観る予定です。楽しみだなあ。
心地いい余韻
純粋なラブストーリー
タイの作品にあるあるなのかな?ちょっとツッコみたくなる台詞もあったり、時に笑いをくれるミッチー演じる上司もいつつも、2人のピュアなラブストーリーがジーンと心に残る作品。タイの風景やシーンの透明感も良かった。
心に響く想いと歌
正直鑑賞前の1番の楽しみは
予告から感じた映像の質感の好みさと劇中曲の丁寧な響きでした。
内容は2の次3の次でもくらいの気持ちでしたが
鑑賞し始めてすぐから登場人物達の想い人への気
気持ちがリアルにこちらまで届いてきて、
身近な人達の少し離れた隣に居て見守っている様な気持ちにもなり
あっという間に物語にもどっぷり中心まで惹き込まれていました。
楽しみにしていたライブシーンもこんな風に気持ちが伝わるライブがあったのかと、
音や声の良さにも感動しましたが気持ちがしっかり届いてくる正にライブなラブソングにとても感激しました。
ラストシーンもこの映画らしい終わり方で
久々に何度もしっかり観てみたいと思える映画で、
すぐにおかわりもしました。
ライブシーンは映画のスクリーンで味わう贅沢さが最高なので
是非迷っている方にも観に行ってみていただきたいです。
15回目の鑑賞です。
『好きと言えたら世界は変わる』
たった2文字の言葉なのに、相手を思いやる優しさのせいで、その言葉が伝えられない。
そのもどかしさといじらしさに、胸が締めつけられました。
ある出来事をきっかけに、ソウタの前から姿を消さざるを得なかったカイ。
そんなカイとソウタが、バンコクの地で再び出会うことで、止まっていた二人の時間がゆっくりと動き出します。
カイが抱えていた計り知れない痛み。
それでもなお、異国の地で一人ソウタを想い続ける強さと健気さに、
カイというキャラクターを愛さずにはいられませんでした。
BL作品ということで苦手意識がある方もいるかもしれません。
でも、少しでも気になったなら、ぜひ映画館で観てほしいです。
切なくて、愛おしくて、そして何より美しい、そんな愛の物語でした。
カイくんのLOVE SONGがたくさんの人の心に届きますように。
ピュアラブストーリー
好きと言えない人の背中をポンっと押してくれるような映画。家に帰って"なんかよかったなー"と想いが込み上げてきて、またすぐに行きたくなるような不思議な魅力があります。タイの街並みや料理もたくさん出てくるので、タイにプチ旅行したような気持ちにもなれます。
何度も観たいと思った初めての映画です。
全218件中、1~20件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。


