「猛々しく静かな鯨にわくわくしました」沈黙の艦隊 北極海大海戦 てさんの映画レビュー(感想・評価)
猛々しく静かな鯨にわくわくしました
screenX
原作読了済
沈艦好きなので少し甘い採点になっているかとは思います。こう自分の感情無くせば3.7あたりではないかな、と思います。きちんと面白い、観やすいと思います。もっと観られて欲しいよお。戦闘物はやはり映画館で見た方が楽しい。あと、とてもわかりやすくなってる。政治シーンもそこまで重くなく、ポンポンテンポよく進む。もう思いっきり沈艦原作で大画面で見たかった海戦が出し惜しみなく出てる。
けれどだからこそ、時間的にも内容的にも原作よりも薄く感じました。
原作の戦闘の方が緊張感があったし、長さがあったから。しかもあの長さでずっとわくわくした。もっとがっつりと北極海もその後もやって欲しかった……!!
政治シーンももっと毒々しかったし、力強さがあったと感じるから。
それでもアップトリム50をそれなりの映像で魅せて貰えて嬉しかったです!
一歩間違うとコメディやギャグ的映像だと思うから。
サブタイトルが北極海大海戦だったから、ベイツ兄弟戦と政治シーンで終わりだと思ってたから、もう嬉しかったです!
戦闘もどきどきできた。
もー、それだけでほんとは気持ちの上では☆5です。
ベイツ兄弟、大滝さんは、本当に素敵だった。原作より面白く感じた。それと俳優名で夏川さんと風吹さん良かった。討論会では、津田健さんと風吹さん良かった~。
あと普通に好き的に溝口さんとカメラマンの部下さんも。
原作キャラがこう昭和的体格というか、なので、海江田さんはどうしても大沢さんだとシュッとしすぎているように感じてしまい違和感あったのですが、今回冒頭の制服脱いだ腕立て伏せで全てを許せました。
筋肉!戦う人間の筋肉!
パンフの大沢たかおさん言によると「彼の天才性や狂気性は肉体にまでお異音でいるというところをファンタジーではなく生身で見せつけて、お客さんにある意味、その生生しさを感じていただきたいと思いました」ですが、ええときちんと刺さりました。
ただそうなるとベネット大統領さんがなあ、どうしても原作のあの体格との違いがなあ。体格ってバカにできないですよね。性格もあらわれるし。どうしても弱く感じてしまう。
そえば始まる前に海上自衛隊のプロモーション的(特にメッセージ性なく海自の映像がばーと流れてラストロゴだけのもの)流れておお!と思いました。
screenX感想
冒頭とあれラストもかな、戦闘ではほぼscreenX、270度画面でした。
screenX初でした。面白かったですが横の画面は、殆んどの時間ぼけた感じの画像になるんですね。あと、横も画像があると少し明るすぎるように感じました。その明るさが没入感を少し殺ぐ。
だからかそれとも単にお台場のこの映画館がそうなのか、画像が暗かったです。全体的に。アマプラで冒頭13分は明るかったから、やはりそうだと思う。
screenX面白いけど、次はないかなあ。
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