劇場公開日 2025年9月26日

「北極海大海戦のあと、もう一つ海戦がありますよ。」沈黙の艦隊 北極海大海戦 天空住人さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 北極海大海戦のあと、もう一つ海戦がありますよ。

2025年9月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

ドキドキ

原作未読。2年前の秋の映画「沈黙の艦隊」のその後の続きになります。
・原子力潜水艦「やまと」とアメリカの原子力潜水艦との北極海でのバトルシーンや、アメリカ沖の米軍との戦闘など、映画ならではの迫力シーンは見ごたえがあります。日米双方の原子力潜水艦が魚雷を打ち合うのですが、それが着弾するのかどうかハラハラする場面が続きます。
・製作にはかなりの力をいれており、これだけでも映画鑑賞料金は回収できた気分にはなれます。
・前回の艦長(大沢たかお)は、艦内でジッとしてしゃべっているだけでしたが、本作では、艦内だけでなく、潜水艦から洋上にでている場面がありました(しかし大沢本人のコメントは歩数ゼロとのこと)。
・日本政府も、「やまと」の動きと連動して解散総選挙をする「政府与党」や、様々な思惑を持つ「野党勢力」などが描かれており、安全保障問題を主テーマとして政府・政治家が動いていますが、この映画にような事態が発生したら、今の日本政府はどのように動くのか、考えこんでしまいました。
・この映画、さらなる続編があるような終わり方になっていました。続編も期待したいと思います。

天空住人