近畿地方のある場所についてのレビュー・感想・評価
全468件中、21~40件目を表示
ラスト15分前までは神映画、期待より楽しめた
ラストのオチは肩透かしだったものの、
そこに至るまではかなり楽しめた
オチは原作があるから仕方ないとはいえ、もう少し迫力を出すみせ方も出来たのでは?と思うので少し残念
主演お二人の演技が素晴らしいのはもちろん、
監督のセンスが凄いなと思った
00年代や10年代などの過去の資料映像の当時の再現度のクオリティーが異常に高くて正直、それ観てるだけで楽しめたし
ホラー表現もあからさまに怖がらせる雰囲気ではないタッチでコメディー色の日常シーンに挟まれていてそこも逆にリアリティーがあって楽しめた
繰り返しだけど原作あるとはいえ、オチだけ急にやる気落ちたみたいに安っぽい映像になってしまってたのが残念
せめて演出と映像の力でいい映画に仕上げて欲しかった
ラストまでは神映画だっただけに残念
と思ったらあのオチは原作とは違うのね、どうりで安っぽいはずだわ
ビデオやyoutube投稿の映像再現化は良い
原作拝読済みで鑑賞しました。
序盤〜中盤は元編集者の主人公と現編集者の後輩が様々なTV番組の切り抜きや雑誌、投稿映像を見ていき真相に近づいていくのですが、その過程や表現は流石「ノロイ」の監督!という出来栄え。ローカル感やリアリティはピカイチで、説得力のある映像に仕上がっています。古い謎の映像が好きな方、youtubeモキュメンタリ企画の「Q」が好きな方は刺さるところでしょう。
しかし後半からのオリジナル要素がチープで投げやりな作りでがっかり…原作では幽霊の実態なんか出て来ませんし、ましてや最後に出てくるエヴァンゲリオンのリリスみたいな怪物は捏造レベルです…
主人公に死んだ子供がいるとか宗教に入っていたとかはオリジナル要素なので、ラストの「犯人はヤス」的展開も先読み出来てしまいました。
主人公には余計な味付けをせず、原作の通り、主人公がカメラに向かって「この話を聞いてしまったあなたももう助かりません。ごめんなさい」的なラストにしたほうがより怖さを残せたと思います。
それなりに面白くはあった
2025/8/9 始まってすぐにちょっとやばめな雰囲気。途中で出た...
冒頭から感じられる違和感の正体は?
編集者が失踪した。その編集者が追いかけていた事件を改めて調べてなんとか記事として掲載するのが目的で、事件を調べ始める。まずこの設定が上手い。締切間近でなんとか完成させないといけない理由があるから事件を調べる事に違和感がないし、次第に失踪の謎に近づいていく。そして、過去の様々な記録映像がリアルすぎる造形。本当にありそうで怖い。その記録映像も全然関係ない話っぽいのに、最終的に少しずつ関係性が見えてくる様子も情報の出し方もうますぎる。何気ない食事シーンもなんか気持ち悪い。他にも映画の中の様々なシーンで漂う気持ち悪さや違和感。違和感に関しては冒頭からずっとだ。
クライマックスに近づくにつれて全てのピースが見事にはまる。本当に怖い。気になる人は超オススメだから見て欲しい
ラスト20分くらいまでは面白い
前半のモキュメンタリーっぽい部分は結構自分の好みです。
え、そんなにハッキリ映っちゃうの?みたいなとこや、画面ザーザーやりすぎかな、というところはあったが、昔の番組のノリをみごとに再現していたり、動画配信者のシーンもかなり良くできていたと思う。
これまでの映像系ホラーの有名作(リングなど)に敬意を表しつつ、アニメ出てくる場面も、自分も大好きだった某アニメをモチーフにしたのだろう、あの頃怖い話を観た時の恐怖感が蘇る……
パズルのピースを積み重ね、徐々に危機感が増していくところもよい。
でもラストの結論はちょっと。。
え~と、あの~、見えすぎです。
そ、そんなに見えなくてイイんです。そこは、全貌が「見えない」ほうがきっとこわいんです。
自分は中島哲也監督の「来る」がとても印象に残っているのですが、あれが印象的だったのは「見えなかった」から。
実写版「アナザー」も、酷評されることが多い映画ですが、「見せずに見せる」具合が、自分としてはうまくいってると思っていました。
なぜあのヴィジュアルにしたのか?
「サル」と「かき」と、あのキーアイテムとはつながるが(さるかに合戦)、しかし選んだモチーフが、そうである理由は?
あのアレと、「正体とされたモノ」の関係は何??
謎がやたらに残り、腑に落ちないのもマイナス。
勝手な読みかもしれませんが、おっかあとは多分、近親相姦だったんですね。そこのつながりはわかるけども。
でも、そこまでは本当に面白かったし、怖かった。夜トイレに行くときに思い出した。
期待したぶん笑
全く怖くない。年を取ったせい?
菅野美穂はホラー映画にお似合いです
A309 静さん!困るわあ、こんな隕石みたいなもの庭先に置いたら
2025年公開
原作未読
ましらさま
関西にずーっと住んでるけど知らんなあ
最初の怪奇現象とオチが全く繋がらんのは
ワタシが出だしで意識をなくしていたせい?
で宗教のシンボル岩があちこちに移る?自ら動く?
待てよ、この岩は見たことがある。
チルソナイト808。確かワイヤール星に存在する鉱石だ。
敵は宇宙人てか?
赤楚君よ、走行中撮りまくってたら電池足らんやん
てか死亡フラグタイムの確認か?
やっぱりジャパニーズホラーは合わんわあ。
菅野美穂はラストもうちょっと目離れたら
大好き門脇麦ちゃんになるんやけど、惜しい!
それと椎名林檎ってこんなに国語わけわからん詩を書いてたんやね。
20点
鑑賞 2025年9月4日 イオンシネマ近江八幡
配給 ワーナー
観た事が怖くなった
原作がとても面白かったので、期待しすぎました。
観た後はauマンデイ使って仕事終わりに頑張って観に行った事が怖くなりました。
決して面白く無いわけではありませんでした。しかし原作を読んで勝手にリングや最近流行りのモキュメンタリーみたいな空気感を想像していったため、ライトホラーな空気感に違和感を感じました。
原作の不穏な空気感や、(映画で追加された?)締切まで1週間のギリギリ感も無い。
なので観た後は少しガッカリしたのですが、映像自体は凝っていた(特に最後の怪異)ので、ソフトや配信が出たらもう一度観たいと思いました。
原作未読の方が楽しめたかもしれません。
タイトルなし(ネタバレ)
オカルト雑誌の編集者・小沢(赤楚衛二)がベテランライターの瀬野(菅野美穂)に泣きついてきた。
特集を担当していた先輩の編集者が突然、書きかけの原稿を所持したまま姿を消したのだ。
手元に残された資料をもとに特集を短期間で仕上げなければいけない、と。
調査を進めると、資料すべてが「近畿地方のある場所」を指し示しているように思われるが・・・
といった物語。
前半は資料検証のモキュメンタリーホラー。
怖い描写も多いが、すべては過去譚。
まぁ「何か怖いことが起こるんでしょう。が、主役二人には関係ないよね」と高を括れる。
物語を前進させる「運動性」に欠けているため、怖い描写が続いても、次第に退屈してきました。
後半は二人の調査物語。
時間軸どおり、物語が前進するので、運動性と面白さを取り戻す。
諸星大二郎的な結末は、画面・造型も含めて結構好きだが、「ウソー!」 と意見も分かれそう。
息抜きシーンも取り入れた『ヒルコ/妖怪ハンター』が懐かしい。
最後何してんねんーーー
原作小説読了済み
原作小説は読んでいるので、映画を見るのを楽しみにしていました。
資料の作り込みは完成度が高かったですね
でも原作を読んでいる人間からすると、やっぱり最後のオチは腑に落ちないです
最後のデカいましら様を見た時は、思わず笑いが出ました。
後半がファンタジー
前半はミステリーぽいホラーだったのに後半いきなりファンタジー系のホラーになるので頭が若干混乱しました。構成がツギハギな印象だったので順番を入れ替えて再構成したらもっと面白く感じたかも?
特に絵本の内容をアニメで説明する場面をもうちょい早めに入れてくれたら頭の整理がつきやすかったと思います。
ホラーとしてよりミステリーとして楽しみたかったけど、ラストはなんかジブリのコダマみたいなのが出て来てちょっと笑っちゃった。
面白いところはあったけど、消化不良感を残したまま観終えたので星は☆☆☆で。
オカルト誌の記者ってタフだなぁ…
石が出てくるまでは面白かった。
序盤から不穏な空気が漂っていて、ドキッじゃなくてゾクゾクする。
ショッキングな映像やエピソードがふんだんに挿入されているが、全ての伏線を回収したかと言えばそうでもないような気がしてる。
編集長の失踪後のエピソードなんかまさにそうで、あの状態が消化できない。彼的には真相に近い確信を得た状態なのかもしれないけれど不可解なのである。
片目が抉られてる状態で、半狂乱で獣じみた妻がいる。
この状態は何とリンクするのだろうか?
にしても、オカルト雑誌の記者はタフだなぁ。
目の前で人が2人も死んでるのに、取材優先だ。倫理観を置き去りにせねばやってられないのだろうか?
1人は飛び降り自殺で、1人は自ら顔を串刺しにする。
…とりあえず通報なんじゃなかろうか?証拠のビデオもあるわけだから。
この前後くらいからなんだかズレてくる。
振り返ってみると、首吊りにまつわる呪符と石関連の話は接点がないようにも思う。
赤い服の女性が母親で、あの呪符の起点だとしたら、彼女とまさる石の接点が薄い。どこかであの宗教と結びついてあの呪符が形成されたのだろうか?
猿を「ましら」とも言うし、昔話を紐解くと恐ろしい真実に辿り着くなんて事も小説のネタになってたりもするから、まさるが人ではなく、山猿の妖怪が正体であったとしてもあの造形の意図が見えてもこずで…転がる柿は何とリンクしてたのだろうか?
身代わりが必要って伏線はあるものの、まさる石の話には生贄の話は出てこない。亡くなった母の代わりに嫁をもらえと至極当然な話が展開される。
なんせ色々と好奇心をくすぐられるエピソードが石以前には展開されるはする…。
物語中、「了」が先だっけど、本来は「女」が先にあって、それがまさるの呪符で、あの宗教の札みたいなもので、あの赤い服の母親が「了」と書き換えたとか…で、首吊りの家の少年も赤い服の母親も、実はまさる石に願いを請うた犠牲者で、生者になんとかメッセージを伝えようとしてたとか…じゃあ商店街の失踪した家族は何を願っていたのだろうか?とか。落とし所が定まらない感じ。
え?考察系オカルトみたいなジャンルなの?
「見つけてくれてありがとう」は誰の言葉だったんだろうか?まさるなんだろうけど、その意図がリンクしないようにも思う。
そもそもまさると首吊りは接点がないとして、流布された後、大衆によって変貌し融合し、より強固で凶悪な呪詛となるみたいな…人は潜在的に恐怖を求めるなんていう哲学的な裏テーマがあったりするのかしら?怪異を生み出しているのは他でもない自分達なんだよ的な。タイトルも想像力を掻き立てられるような物だしなあ。
いや、3つなのかな?
まさる石と首吊りの家と赤い服の女。
…そんな訳ないなw
瀬野は取材の中で石の真相に気がついたのだろうなぁ。
赤い服の母親が撥ねられたのには驚いたわ。実体が出来る程の思念体って事ですか?
で、まぁ、明らかにこの世ざらなる者達と遭遇してるのに邁進する記者2人。瀬野の落とし所はあるものの、小沢君、君はとても有能で優秀な記者なのだろうなぁ。
彼らの行いは「好奇心は猫を殺すか?」へのアンサーのようだ。
そう思えば、劇中に瀬野が口にする「このネタはヤバ過ぎる。手を引くなら今だよ」という言葉が怖い。
つまり…
記事になるようなものはその程度のものなのだ。実際は、胆力があり、超常現象に慣れっこな記者達でさえ「まずい」と尻込みするネタがあるという事でもある。
…お蔵入りしているネタが1番怖いのだろうなぁ。
ラストもなんか理解に苦しむなぁ。
SNSというツールを使って、マサルの映像を流す。おそらく人の好奇心は煽れるだろう。
炎上を狙い、第2第3の生贄を量産する目論みなのだろうと思う。自分の息子を元通りに戻すには足りないのであろうな。
こんな考察で良かったですかね?
なんかもって違う展開と結末になって欲しかったと、前半が良かっただけに思えた作品だった。
久しぶりにそこそこ楽しめるJホラー
ここ3年ぐらいまともに面白いJホラーに当たってなかったのでそこそこ楽しめました。
原作は読んでませんが、YouTubeでまとめ動画を見て少し予習してから映画を観ました。
他の方のレビュー通りラストがたぶん映画オリジナルなんでしょうが、まあ賛否出る終わり方だと思います。
私は嫌いでは無いです。
あまり期待しないで観るとそこそこ楽しめると思います。
全468件中、21~40件目を表示








