近畿地方のある場所についてのレビュー・感想・評価
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ラスト20分くらいまでは面白い
前半のモキュメンタリーっぽい部分は結構自分の好みです。
え、そんなにハッキリ映っちゃうの?みたいなとこや、画面ザーザーやりすぎかな、というところはあったが、昔の番組のノリをみごとに再現していたり、動画配信者のシーンもかなり良くできていたと思う。
これまでの映像系ホラーの有名作(リングなど)に敬意を表しつつ、アニメ出てくる場面も、自分も大好きだった某アニメをモチーフにしたのだろう、あの頃怖い話を観た時の恐怖感が蘇る……
パズルのピースを積み重ね、徐々に危機感が増していくところもよい。
でもラストの結論はちょっと。。
え~と、あの~、見えすぎです。
そ、そんなに見えなくてイイんです。そこは、全貌が「見えない」ほうがきっとこわいんです。
自分は中島哲也監督の「来る」がとても印象に残っているのですが、あれが印象的だったのは「見えなかった」から。
実写版「アナザー」も、酷評されることが多い映画ですが、「見せずに見せる」具合が、自分としてはうまくいってると思っていました。
なぜあのヴィジュアルにしたのか?
「サル」と「かき」と、あのキーアイテムとはつながるが(さるかに合戦)、しかし選んだモチーフが、そうである理由は?
あのアレと、「正体とされたモノ」の関係は何??
謎がやたらに残り、腑に落ちないのもマイナス。
勝手な読みかもしれませんが、おっかあとは多分、近親相姦だったんですね。そこのつながりはわかるけども。
でも、そこまでは本当に面白かったし、怖かった。夜トイレに行くときに思い出した。
期待したぶん笑
全く怖くない。年を取ったせい?
菅野美穂はホラー映画にお似合いです
A309 静さん!困るわあ、こんな隕石みたいなもの庭先に置いたら
2025年公開
原作未読
ましらさま
関西にずーっと住んでるけど知らんなあ
最初の怪奇現象とオチが全く繋がらんのは
ワタシが出だしで意識をなくしていたせい?
で宗教のシンボル岩があちこちに移る?自ら動く?
待てよ、この岩は見たことがある。
チルソナイト808。確かワイヤール星に存在する鉱石だ。
敵は宇宙人てか?
赤楚君よ、走行中撮りまくってたら電池足らんやん
てか死亡フラグタイムの確認か?
やっぱりジャパニーズホラーは合わんわあ。
菅野美穂はラストもうちょっと目離れたら
大好き門脇麦ちゃんになるんやけど、惜しい!
それと椎名林檎ってこんなに国語わけわからん詩を書いてたんやね。
20点
鑑賞 2025年9月4日 イオンシネマ近江八幡
配給 ワーナー
観た事が怖くなった
原作がとても面白かったので、期待しすぎました。
観た後はauマンデイ使って仕事終わりに頑張って観に行った事が怖くなりました。
決して面白く無いわけではありませんでした。しかし原作を読んで勝手にリングや最近流行りのモキュメンタリーみたいな空気感を想像していったため、ライトホラーな空気感に違和感を感じました。
原作の不穏な空気感や、(映画で追加された?)締切まで1週間のギリギリ感も無い。
なので観た後は少しガッカリしたのですが、映像自体は凝っていた(特に最後の怪異)ので、ソフトや配信が出たらもう一度観たいと思いました。
原作未読の方が楽しめたかもしれません。
タイトルなし(ネタバレ)
オカルト雑誌の編集者・小沢(赤楚衛二)がベテランライターの瀬野(菅野美穂)に泣きついてきた。
特集を担当していた先輩の編集者が突然、書きかけの原稿を所持したまま姿を消したのだ。
手元に残された資料をもとに特集を短期間で仕上げなければいけない、と。
調査を進めると、資料すべてが「近畿地方のある場所」を指し示しているように思われるが・・・
といった物語。
前半は資料検証のモキュメンタリーホラー。
怖い描写も多いが、すべては過去譚。
まぁ「何か怖いことが起こるんでしょう。が、主役二人には関係ないよね」と高を括れる。
物語を前進させる「運動性」に欠けているため、怖い描写が続いても、次第に退屈してきました。
後半は二人の調査物語。
時間軸どおり、物語が前進するので、運動性と面白さを取り戻す。
諸星大二郎的な結末は、画面・造型も含めて結構好きだが、「ウソー!」 と意見も分かれそう。
息抜きシーンも取り入れた『ヒルコ/妖怪ハンター』が懐かしい。
最後何してんねんーーー
原作小説読了済み
原作小説は読んでいるので、映画を見るのを楽しみにしていました。
資料の作り込みは完成度が高かったですね
でも原作を読んでいる人間からすると、やっぱり最後のオチは腑に落ちないです
最後のデカいましら様を見た時は、思わず笑いが出ました。
後半がファンタジー
前半はミステリーぽいホラーだったのに後半いきなりファンタジー系のホラーになるので頭が若干混乱しました。構成がツギハギな印象だったので順番を入れ替えて再構成したらもっと面白く感じたかも?
特に絵本の内容をアニメで説明する場面をもうちょい早めに入れてくれたら頭の整理がつきやすかったと思います。
ホラーとしてよりミステリーとして楽しみたかったけど、ラストはなんかジブリのコダマみたいなのが出て来てちょっと笑っちゃった。
面白いところはあったけど、消化不良感を残したまま観終えたので星は☆☆☆で。
オカルト誌の記者ってタフだなぁ…
石が出てくるまでは面白かった。
序盤から不穏な空気が漂っていて、ドキッじゃなくてゾクゾクする。
ショッキングな映像やエピソードがふんだんに挿入されているが、全ての伏線を回収したかと言えばそうでもないような気がしてる。
編集長の失踪後のエピソードなんかまさにそうで、あの状態が消化できない。彼的には真相に近い確信を得た状態なのかもしれないけれど不可解なのである。
片目が抉られてる状態で、半狂乱で獣じみた妻がいる。
この状態は何とリンクするのだろうか?
にしても、オカルト雑誌の記者はタフだなぁ。
目の前で人が2人も死んでるのに、取材優先だ。倫理観を置き去りにせねばやってられないのだろうか?
1人は飛び降り自殺で、1人は自ら顔を串刺しにする。
…とりあえず通報なんじゃなかろうか?証拠のビデオもあるわけだから。
この前後くらいからなんだかズレてくる。
振り返ってみると、首吊りにまつわる呪符と石関連の話は接点がないようにも思う。
赤い服の女性が母親で、あの呪符の起点だとしたら、彼女とまさる石の接点が薄い。どこかであの宗教と結びついてあの呪符が形成されたのだろうか?
猿を「ましら」とも言うし、昔話を紐解くと恐ろしい真実に辿り着くなんて事も小説のネタになってたりもするから、まさるが人ではなく、山猿の妖怪が正体であったとしてもあの造形の意図が見えてもこずで…転がる柿は何とリンクしてたのだろうか?
身代わりが必要って伏線はあるものの、まさる石の話には生贄の話は出てこない。亡くなった母の代わりに嫁をもらえと至極当然な話が展開される。
なんせ色々と好奇心をくすぐられるエピソードが石以前には展開されるはする…。
物語中、「了」が先だっけど、本来は「女」が先にあって、それがまさるの呪符で、あの宗教の札みたいなもので、あの赤い服の母親が「了」と書き換えたとか…で、首吊りの家の少年も赤い服の母親も、実はまさる石に願いを請うた犠牲者で、生者になんとかメッセージを伝えようとしてたとか…じゃあ商店街の失踪した家族は何を願っていたのだろうか?とか。落とし所が定まらない感じ。
え?考察系オカルトみたいなジャンルなの?
「見つけてくれてありがとう」は誰の言葉だったんだろうか?まさるなんだろうけど、その意図がリンクしないようにも思う。
そもそもまさると首吊りは接点がないとして、流布された後、大衆によって変貌し融合し、より強固で凶悪な呪詛となるみたいな…人は潜在的に恐怖を求めるなんていう哲学的な裏テーマがあったりするのかしら?怪異を生み出しているのは他でもない自分達なんだよ的な。タイトルも想像力を掻き立てられるような物だしなあ。
いや、3つなのかな?
まさる石と首吊りの家と赤い服の女。
…そんな訳ないなw
瀬野は取材の中で石の真相に気がついたのだろうなぁ。
赤い服の母親が撥ねられたのには驚いたわ。実体が出来る程の思念体って事ですか?
で、まぁ、明らかにこの世ざらなる者達と遭遇してるのに邁進する記者2人。瀬野の落とし所はあるものの、小沢君、君はとても有能で優秀な記者なのだろうなぁ。
彼らの行いは「好奇心は猫を殺すか?」へのアンサーのようだ。
そう思えば、劇中に瀬野が口にする「このネタはヤバ過ぎる。手を引くなら今だよ」という言葉が怖い。
つまり…
記事になるようなものはその程度のものなのだ。実際は、胆力があり、超常現象に慣れっこな記者達でさえ「まずい」と尻込みするネタがあるという事でもある。
…お蔵入りしているネタが1番怖いのだろうなぁ。
ラストもなんか理解に苦しむなぁ。
SNSというツールを使って、マサルの映像を流す。おそらく人の好奇心は煽れるだろう。
炎上を狙い、第2第3の生贄を量産する目論みなのだろうと思う。自分の息子を元通りに戻すには足りないのであろうな。
こんな考察で良かったですかね?
なんかもって違う展開と結末になって欲しかったと、前半が良かっただけに思えた作品だった。
久しぶりにそこそこ楽しめるJホラー
ここ3年ぐらいまともに面白いJホラーに当たってなかったのでそこそこ楽しめました。
原作は読んでませんが、YouTubeでまとめ動画を見て少し予習してから映画を観ました。
他の方のレビュー通りラストがたぶん映画オリジナルなんでしょうが、まあ賛否出る終わり方だと思います。
私は嫌いでは無いです。
あまり期待しないで観るとそこそこ楽しめると思います。
怖いけど面白かった
最後日和ったか
最後の最後がいただけませんでした。
分かり易さに振ってしまったところ大反省をお願いしたい。
あれはミステリー感が台無しな演出でした。
菅野美穂さんなんでなんだろうと感じていましたが、最後は腑に落ちる配役でした。
モキュメンタリー好き白石作品好きのホラーファンとして
まず始めに、自分はモキュメンタリー作品が大好物で、中でも白石監督の「ノロイ」や「コワすぎ!」も大好きです。もちろん原作も大変おもしろく読ませてもらいました。
その上で、この作品は駄作という烙印を押さざるおえないできです。以下、理由を列挙します。
・モキュメンタリーなのか?
三人称視点と一人称視点が同時に使われており、モキュメンタリーとして作りたかったのか、一般のホラーとして作りたかったのかイマイチわかりません(おそらく後者)。どっちつかずの中途半端なものとなってしまいみていてストレスがたまりました。途中途中の過去の資料映像が、モキュメンタリーとして最高の出来だっただけに非常に残念でなりません。
・原作の雰囲気ぶち壊し
原作の魅力は怪異の目的も正体も全くわからず、それゆえにジワジワとくる恐怖感があったのですが、本作では結構序盤で怪異の正体が語られます。そのせいで「意味がわからない」という不安感が全くなくジャンプスクエア系のホラーに頼らざるおえなくなっています。大変残念です(まあ昨今の映画業界はドーパミン中毒者向けの映画にしないと観客が飽きちゃうのでしょうがないとも思いますが)
他にも文句の付け所はまだまだあります
・なぜヒトコワにしてしまったのか
・冒頭映像とエンディング映像の対比が意味不明
・読めすぎてしまうオチ
・とりあえずグロいれとこうというノリ
etc...etc...etc...
これ以上は自分の精神がいかれそうなので書くのを控えますが、ただ言いたいことは「白石晃士は白石晃士を見習ってください。もっと好き勝手やってください。」
物理攻撃好きの監督が作るお話としてみれば面白いかも
前情報は、監督の名前のみで鑑賞しました。
中だるみは意外となく、菅野さんの物理攻撃を楽しむ映画としては、笑えて暇つぶしにいい内容でした。
ホラー要素は菅野さんのSNS動画(情報をお持ちの方はご連絡ください)で最初から右顔がゆがんで見えるのが一番怖いです。
原作を超えてこない
原作はカクヨムから何度も読み続けています。
一見オムニバス風に進む原作の雰囲気を、過去の資料を視聴しながら展開させていくのはとても良かった。
また、序盤の修学旅行や首吊り屋敷の動画はじっとりと冷や汗をかくほどの恐怖を感じられた。
ただ、先輩編集者の失踪から始まる展開は果たして必要だったのか疑問に思う。あの展開を入れるくらいならもっと取り上げるべき原作エピソードはあったのではないだろうか。
原作は読めば読むほどじっとりとした不気味さや得体のしれない恐ろしさがあり、同時に一つ一つの点が繋がりながら3つの怪異の正体が縁取られていく。その恐怖と爽快感の交わった雰囲気が映画にはなかった。
最後のオチは原作の斜め下を行く展開で、ホラー映画だと思っていたものが、その正体はSF映画だったみたいな。ある意味あっけにとられるラストではある。
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