「《追記あり》見たかったものではなかった」#真相をお話しします ゆゆゆゆさんの映画レビュー(感想・評価)
《追記あり》見たかったものではなかった
《5/5追記》
パンフレットを見ると、ルーが島のA子(名前忘れた)を殺したこと確定してるみたいです。
本編だとただの推理っぽかったので断定はないんじゃ……と思ったけど、パンフレットで明かされた真相。
いやいや本編で語らなくてどうする。詐欺じゃんもはや。
Z世代、ミセスファン、SNS大好きというこの映画の典型的なターゲットである私の意見を述べさせてください。
まずPGがG(全年齢対象)なのにあそこまでサスペンスになるのはびっくりでした。
と思ったら脚本の方は貞子を作っている人でした。だからホラーチックなんですね。
役者の方の演技はとても良かったです。7人目の殺人鬼の方と菊池風磨の友人のサイコパスの演技はやりすぎぐらいがちょうどよいので、あそこまで振り切ってくれてると共感性もクソもないので素直に楽しめました。
「役者は」とても良かったです。
脚本とキャスティングのターゲットは別なのでしょうか?
この映画はミセス好きのZ世代にしか刺さらず、若者の流行りを毛嫌いするTwitter世代に届かない気がします。SNSを利用する世代が目当てなのであればドラマで良かったかなーと。勝手に誰かが切り抜きして刺さって欲しい人にも届くでしょうし。
「あなたならどうする?」みたいな終わり方をしてしまったので、少なくとも映像を見た人の中にはこれから大森元貴を「匿名性を嫌っている人」と見てしまう人もきっといるんでしょう。だってぼくらZ世代はネタをネタとして受け取れないので。
「映画の中の物語」にしなかったのは悪手なのかなぁと感じました。大森元貴が利用された感がありますね!
もう一度いいます、
この映画は映画じゃなくてよかった。
現代を風刺しているとは思いますが現代人の認識が浅すぎましたね。届きません。
なんだかドラクエのユアストーリー見てる気分でした。見たかったものではなかった。
