劇場公開日 2025年8月15日

雪風 YUKIKAZEのレビュー・感想・評価

全374件中、121~140件目を表示

戦後80年の映画が、これなのか

2025年8月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 戦後80年の節目にあたり、TVなどではあの戦争を見直す番組が次々と放映され、映画でもドキュメンタリーでは戦争の闇を掘り返す力作が次々と公開されています。そこで劇映画が愈々登場です。海戦で戦いつつ、海上に投げ出された兵を拾い続けて終戦まで沈むことなく勤めを終えた駆逐艦「雪風」の物語です。

 冒頭、いきなりビックリしました。当時の海軍の兵隊にそんな長髪は居ないだろう。居たとしてもそんなヘアスタイルである筈はない。軍事オタクでない僕でも気付く時代考証の雑さが目に付きます。そして、予算が無かったのでしょう、戦闘シーンは大きな背景を必要としない寄りの絵ばかり。やたらと機関砲を打つ映像が繰り返されます。VFXも類似カットを度々使っている様子。戦況の展開は台詞で説明されて進みます。

 そして、艦内は強い絆で結ばれた信頼できる仲間ばかりで家族の様な暖かさすら感じるのです。制作者も出演者も戦争を知る人は誰も居ないとはいえ、これが戦後80年の戦争映画なのか。日本映画界は現代に通じる歴史として戦争を撮る気など最早なくなり、それらは時代設定の一つに過ぎなくなったのです。ドラマならば自由な発想で物語を紡ぐ事が出来る筈なのに、低予算のドキュメンタリーに遠く及ばない熱量なのでした。

 それにしても、緊迫感の無い戦闘シーン、焦点の定まらない人物描写だった。

コメントする 2件)
共感した! 22件)
La Strada

3.0あくまでフィクション映画

2025年8月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

海軍軍人ヒューマンドラマであり、歴史映画や戦史映画ではない。実話をもとにしたフィクションとして映画を楽しんでもらいたい。
【残念な点、フィクション】
・戦史シーンは少なく、雪風が水没者を救助しているシーンばかり。戦史映画としでなく、あくまでヒューマンドラマとして見る映画である。
・キャストが長髪。とくに二等水兵で丸刈りじゃないなんてありえない。そもそも二等水兵は入隊2か月後には一等水兵になるので、せめて一等水兵にすべき。
・玉木宏の「先任伍長」なんて階級は旧海軍には存在しない架空の階級。伍長って時点で陸軍みたいで史実と異なる。分隊長とか甲板長にすればよかったのに。
・米軍潜水艦の魚雷のスピードが速すぎる。こんなにスピードはない。
・大和特攻は映画では軍令部作戦部作戦課長役の石丸幹二が主導しているが、史実は連合艦隊司令部が主導した。いっぽう伊藤整一長官へ、不本意ながら作戦を伝える草鹿参謀長は史実に沿って登場してくる。映画の中では唐突な印象である。
・士官(航海長や水雷長)が老けている。大尉くらいなので30歳くらいが適当。(機関長と主計長役はちょうどいい歳キャストかな。)
・プロペラを座礁で損傷するのは史実に基づくが、スピードは16ノットまで低下した??。遅すぎる、そんなに低下はしていない。史実は26ノットくらいじゃないか?
【良かった点】
・水葬のシーン。これはラッパの演奏などリアルに思えた。

コメントする 1件)
共感した! 8件)
KmP

3.0感動もラストの幕引きで台無し

2025年8月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

邦画だしミッドウェーの様な戦闘よりも人間ドラマがメインなのでこんな出来かは予測してたがせっかくの感動もラストの締めくくり46年のシーンでエンドロールで良かったのに万博や回想シーンあんなちょい役に有村を起用する意味は?
別に男の方が普通だしミーちゃん救出しましたと報告?!

コメントする (0件)
共感した! 5件)
ゆたぼー

3.0綺麗すぎる映画

2025年8月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 5件)
もぐ

3.0そもそも・・

2025年8月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 5件)
sado

3.0背景が分かりずらい

2025年8月19日
スマートフォンから投稿

雪風の映画を見るのは、2度目で1回目は1964年公開の駆逐艦雪風で長門勇が主演してた。煙突に撃沈した敵艦の艦影をペンキで描いていたのを覚えてる。それから雪風は私にとっても特別なものとなった。決定付けたのは宇宙戦艦ヤマトのユキカゼだった。雪風は自分にとっての旧海軍艦船の思い入れNo.1だ!今回の映画は雪風の搭乗員に焦点を当ててくれてるが、長い大戦を切り取り切り取りしてるので、場面場面の激戦が霞んでおり、雪風がどうして生き残り幸運艦と呼ばれたのかボヤけてしまった。また、その後の経緯も全く出ておらず、太平洋に沈んだとだけあったが、せめて字幕でも良かったので、台湾海軍で長く軍務に従事し、台風で着底後解体され、スクリューは台湾で保管し、イカリが江田島に返還された事を明示して欲しかった。譲渡された艦船が日本に戻って来た感動する話なのに、イカリのパーンだけで完全スルーされたところは納得いかない。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
パンフレット収集家

3.5雪風の軌跡が淡々と描かれるの対して、うまく乗員のドラマがリンクしてなかった。

2025年8月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

8/15の鑑賞。
午前中に見た『木の上の軍隊』に続いての太平洋戦争を題材とした映画。
戦争の悲惨さ、命の大切さを強く感じる1日になりました。

艦長と先任伍長を中心に描かれる雪風の乗員と、艦の軌跡。
雪風は幸運艦だと呼ばれていたらしい。
運が良かっただけなのか、何か理由があるのか知りたかった。
どうも、ホントにただ運が良かったから撃沈されずに生き残った艦だったようです。

こういう映画を見るたびに、家族のため、未来の日本のために戦った先人達に日本人として感謝の気持ちが沸き上がってくる。
軍部の暴走によって無駄死にしていった人たちに、哀悼の想いを表したい。

ただ、脚本がイマイチだったかな。。
雪風が撃沈を逃れた艦というところだけは分かっていて実話なのだから、あとは後付けのドラマを如何に作るか。。
雪風の軌跡が淡々と描かれるの対して、うまく乗員のドラマがリンクしてなかった。
例えば、先任伍長の妹訳の予告でもたびたび映っていた當真あみちゃん。
可愛いアップの顔が映し出される予告シーンを見ていた。
だけど、特に話には絡まないところが気になった。

終盤に登場する中井貴一、最後に出てきた有村架純、そして中林大樹。
中林大樹さんには頑張ってほしい。
あまろっく以来の映画での目撃。
竹内結子の旦那さん。
役者の道を突き進んで欲しいです。

コメントする 1件)
共感した! 6件)
はりー・ばーんず

もう辞めた方がいい

2025年8月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

一つ一つあげつらう事はしないけど、わざわざ8/15に合わせて上映する意味がある映画ではないと思う。
もう戦争映画は作らない方が日本と日本人のためだと感じた。
悲しいけどね。

コメントする (0件)
共感した! 10件)
憲幸

3.0そんなに悪くもないけど、 いまひとつ何かが足りない

2025年8月19日
iPhoneアプリから投稿

そんなに悪くもないけど、

いまひとつ何かが足りない

コメントする (0件)
共感した! 6件)
jung

4.5感動する映画

2025年8月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

雪風という戦艦が第二次世界大戦で活躍していたのは、あまり知らなかったのですが,家族が戦艦好きなので見にいきました。私は余り戦争に興味がなかったのですが、この作品を鑑賞してとても感銘を受けて、10代のかたに是非,見て欲しい作品だと思いました。今,行われている戦争がどれだけ無意味なのか、同じ年代でも時代が変わるとこんなに周りの環境が違うのか、という考えて欲しいです。環境の違うなかでその瞬間を大事にする事を教えてくれる映画でした。玉木宏さんが良い役を演じていました。

コメントする (0件)
共感した! 16件)
Pirota25

2.5役者と犬と主題歌だけで価値はある

2025年8月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

あくまでこれは「史実を基にした」創作作品です。
史実の雪風とはまったく違う、オリジナル雪風が魅力のヒューマニズム映画です。
リアリティや考証にケチつける人は本質を見誤っています。「あの花が咲く丘で君とまた出会えたら」と同系統の作品なのです。

演出に関してはバストアップ多用でセットを見せない絵作り、派手な海戦などがないから同じアングルでアップされ続ける船などなど予算の無さを工夫で補っていると思います。
次何か作る時は予算が降りる事を遠い地から祈っています。

追記 脚本家は「空母いぶき」とか「亡国のイージス」の長谷川氏なんですね。ああ納得。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
はちくじ

4.5エンタメ寄りの脚本

2025年8月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

戦争映画としてはエンタメ的な演出・映像、そしてエンタメ寄りの脚本かと思いましたが、メッセージはしっかりと伝わってきました。
こういう誰にでも見やすい戦争映画というのも意義があると個人的に思います。
雪風艦長のセリフに「戦争は一度はじめてしまったら、簡単には終われなくなる」とありましたが、その通りですね。
駆逐艦の役割を詳しく知れたのも良かったです。

コメントする 1件)
共感した! 42件)
光陽

3.0誰に勧めたらよいのか…

2025年8月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 5件)
カズマル

4.0辛口のレビューが多いようですが…

2025年8月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

驚く

たまたま幸運だったのではなく、

確かな運用技術と冷静な判断と豊かな人間性と勇気があったればこその、

幸運船なのだろうと思った。

きっと、船内も、映画のように風通しがよく、

アットホームな感じだったのだろうと。

だから生き残れたのよ!

うむ、間違いない!

戦後80年多くの戦争を題材にした作品の中でも、この作品は秀逸だとおもうのだけど、

なぜか辛口のコメントが多い。

辛口コメントを読んでみても、私には、その真意がいまひとつわからいのですよ。

なぜだろう?

コメントする 5件)
共感した! 19件)
うさぎさん

3.0映画としては少しう~んって感じではあるけど

2025年8月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

他の方も言われてましたが同じ画角が多いせいで予算が少なかったのかなと印象付けられるのと、話の起承転結の動きがやや平たい為に映画としてはちょっと微妙かなと思った。
…思ったのですが見終わってみると不思議と結構良かったなって思った。

元々太平洋戦争への関心があり前提知識があったので観やすかったのもあったし、俳優については詳しくありませんが演技が良かったのもあったと思います。
内容がそういう主旨でないので問題ありませんが戦闘描写は結構雑(?)に感じました。代わりにグロテスクな表現とかは控えめ。

自分でもなんて表現すればいいのか難しいのですが、映画としては2.5点くらい。しかしドラマ2話分としてみると4点みたいな感じ。
戦争中の裏のやりとりメインなのと変に演出として盛り過ぎてないのも◎
好みはかなり別れそうですが個人的に悪くない作品だと思います。でも少なからず脳内補完がないと話の流れのイメージは分かり辛いかも。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
おでん

5.0じわる

2025年8月19日
スマートフォンから投稿

泣ける

乗組員の上官と下士官の関係がアットホームだったか??そんな船は大日本帝国にあるわけない。。ちゃんと史実の通りに描け!!みたいなレビューを、ちらほら散見しました。正直言って、コレはエンタメでしょ?映画でしょ?ドキュメンタリーじゃないんです。美談で良いんですよ。上官が威張りチラシた帝国海軍の映画じゃ作る意味ないでしょ?この映画を観た純粋な感想は、戦争って怖いな。。なんでこんな無謀な戦争する事になっちゃったんだろ。。どうにかして話し合いで解決できなかったのかな。。と。それだけ。。反戦をこれからも貫いていく日本であってほしいです。

コメントする 2件)
共感した! 20件)
JOLLY8410

3.0素材はいいのに…勿体ない

2025年8月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

知的

太平洋戦争で緒戦から活躍し、奇跡的に終戦まで生き残った数少ない残存艦の一隻である駆逐艦「雪風」を描いた物語です。戦争映画では珍しく、太平洋戦争の時系列の解説が所々有るので、事前知識無くとも観れます。
しかし、ストーリーに関しては何を描きたかったのか、伝えたかったのかがよく分かりませんでした。
雪風の艦歴なのか、太平洋戦争における日本の苦しさなのか、命の尊さなのか、戦争の悲惨さなのか…
どれもごちゃごちゃに中途半端に混ぜられており、上映終了後に「この映画はなんだったんだ?」と思ってました。
後は大きく気になった点が2点ほどあり、
1つ目はCGが全体的にチープなところです。昨今の海外映画にはクオリティで圧倒的に劣っており、10年以上前に地上波のNHKで放送されていた「坂の上の雲」や、「永遠の0」と比べても見劣りするものがありました。クレジット見てもCG関係についてる人の数がかなり少なかったので、もう少し頑張って欲しかったところです。
2つ目は登場人物のキャラ作りが甘かったところです。
特に頭髪に関して、この時代の海軍のしかも兵や下士官に長髪が許されてるとは思えませんが、チャラチャラし 如何にもた現代風の登場人物達が出ており、この辺はしっかりと時代考証して役作りをして欲しかったです。
日本で戦争映画を作ることはやりづらい事は分かるんですが、せっかく戦後80年で終戦の日に合わせて公開もする様な気合の入れようだったのですから、もっと予算をかけてちゃんと作って欲しかったです。

コメントする (0件)
共感した! 11件)
ミレニー

2.5色々と残念な作品

2025年8月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

映画冒頭で雪風の救助活動で助けられた帝国海軍の姿を見て違和感を持ってしまいました。死が身近に迫る戦場から助かろうとしている兵士のみんなから汗や血を感じる事はなくリアリティがないように思えた。
肝心のVFXを使った映像でも戦場での血や死臭が漂って来ない映像作りで臨場感というよりセット感が満載で感情移入しにくいドラマでした。
海軍参謀本部の雰囲気を出した俳優たちは良かった。ただ現代パートは蛇足だった。総じて残念な作りの映画でした。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
シバースDT11

3.0普通に生活できる幸せ

2025年8月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

主役の竹野内豊さんが言った冒頭のセリフがすべての本質でした。私たちは、普段家族といっしょに食事をしているわけだが、そんな普通の幸せがやっぱり一番大事なんだということ。終戦80年、日本は先の戦争で310万人の犠牲者のもとに今の繁栄があることを忘れちゃいけない。
雪風という一般的には知られていない駆逐艦にスポットを当ててたくさんの人を助けたことを知れたことが良かったです

コメントする (0件)
共感した! 14件)
Fighters1110

3.5戦争を忘れてはいけない

2025年8月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

そういう趣旨のために作られた映画なんだろうな。もちろん、戦争は忘れてはいけないし、日本という国がそういう歴史があることは紡いでいかなくてはならない。

ただ、映画としてはどうなのかなと思ったりもした。俳優陣は皆、良い演技をしていた😎

中井貴一さんの存在感が凄かった笑笑

當真あみさんの演技も良かった😀

有村架純さんどこにいた❓笑笑

パンフレットみておさらいするかな笑笑

コメントする 2件)
共感した! 14件)
コタロー
PR U-NEXTなら
映画チケットがいつでも1,500円!

詳細は遷移先をご確認ください。