「戦いの映画ではなく人の優しさにクローズアップ」雪風 YUKIKAZE おのちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
戦いの映画ではなく人の優しさにクローズアップ
映画の内容自体は良いと思います。
戦争映画にありがちなミサイルドンドンという作品ではなく、一人一人の後ろには家族がいる、戦争を好き好んでしているわけではない、人の温かさ優しさということに視点をおいた作品でした。
目の前にある銃器ような武器の前で寝転がって妹へ手紙を書く兄の普通ではない戦争中の環境や、部下から日本の子供達が迎える未来について艦長が尋ねられた艦長の答えが『普通がいいな。ご飯をみんなで食べられて、、、』という内容の台詞には胸打たれました。
で、一方、観る前にお金かかっていない映画という情報は得ていた上で観ましたが、想像の斜め上のはるか上でした(笑)
同じシーンを使い回してるような(使い回してるのかな)差し込みのカットも始まってすぐに出てきて『あ、これは映像期待しちゃいけない映画』と早めに気がつくことができてよかった。
役者さんたちはさすがで劇場で啜り泣く声も聞こえてきました。
後輩を助けるために戦死した乗組員の右腕が曲げてしまってシーンはおそらく『俺を引き上げるために差し伸ばしてくれた右手がぁ〜!!』と部下が大きなショックでパニックになるという、素敵なシーンなのですが肝心な、そのもけだ腕がもうコントレベルで使う小物レベルの出来で複雑な気分になりました😅
ストーリーは良かったですよ👌
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。