劇場公開日 2025年8月15日

「亡き先人達が今の現世を見たらどう思うか」雪風 YUKIKAZE ペンタコポンタコさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 亡き先人達が今の現世を見たらどう思うか

2025年8月30日
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鑑賞方法:映画館

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悲しい

今年、2作目の戦争を題材とした映画を鑑賞しました。この作品は、他の方々がおっしゃっている通り駆逐艦雪風を題材とした映画です。ただ、第二次世界大戦の戦いでミッドウェー、マレー半島、レイテ島等の戦争の推移については、ナレーターがかいつまんで説明してくれますが、第二次世界大戦を全面に扱った映画ではありません。私的には、雪風を中心としながらも、第二次世界大戦全般をもう少し掘り下げて作品を作って欲しかった。ただ、最後エンドロールで我々鑑賞者に対し、先人達が訴えてきた内容には本当に現世をこういう形になることを望んでいたのかと思った時に、胸にくるものがありました。本当に亡き先人達に思いを込め、感謝すべき時がいつもでなくても、終戦の時くらいはするべきだと私は思いました。ただ、現世では終戦記念日と言う呼び方をしていますが、記念日(祝うような感じがしますが、決してお祝いではないと思います)?ではないと思います。記念ではなく、終戦の日。その呼び方がふさわしいのではないかとさえ思います。

ペンタコポンタコ
heさんのコメント
2025年9月4日

戦後の日本に否定的な見解を述べる方が多いですが、生まれた子供がバタバタ死なず、飢餓の恐れも感じずに育つことができるくらいに経済復興し、栄養・衛生が改善されたのは日本史上空前のことです。また、思想を理由に取締りを受けたり、投獄されることのない世の中も戦後世代が史上初めて経験したことです。
その一方で国の独立を失い、今でも米国に急所を握られたままなのも事実です。
戦没者を讃えるあまり、戦後日本が成し遂げたことを全否定するのはどうかと思います。
戦没者の思いに報いるために私達がしなければならないのは日本を真の独立自尊の国にすることです。

he
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