劇場公開日 2025年8月15日

「酷評をされる方がおられますが、映画は何を見て何を感じるかが大切だと...」雪風 YUKIKAZE nozarashiさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 酷評をされる方がおられますが、映画は何を見て何を感じるかが大切だと...

2025年8月25日
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酷評をされる方がおられますが、映画は何を見て何を感じるかが大切だと思います。
側だけ見て評価するのは、稚拙な気がします。
私は、雪風という駆逐艦の事を知らなかったので
知りたいと思って鑑賞しました。
人命軽視の日本軍の中で、多くの兵隊さんを救助した軍用艦があった事を知っただけで、宝を得た様な、良かったなという気持ちになりました、戦争災害が多い今、見るべき映画です。

nozarashi
琥珀さんのコメント
2025年8月26日

仰るとおりだと思います。特撮が
使い回しだとかそんなことどうでもいいことです。

琥珀
ユキさんのコメント
2025年8月26日

史実とフィクションを混同しない方が良いと思います。戦時中には非常識なことが常で、雪風元乗員から直接取材したという話も、雪風にとって耳障りの良い話になっていることもあるようです。
雪風に戦場で助けられた兵士に取材したと書かれた記事を読んだことが有りますが、雪風乗員に艦上に引き上げられた際に、乗員から敗残兵呼ばわりされたり、身につけていた貴重品、腕時計などを剥ぎ取られ盗まれたと助けられた兵士たちが多数いたとの記事でした。今回の雪風の映画はフィクションであって、ドキュメンタリーでは無いのです。
大和の艦上から指揮した栗田長官も、旗艦愛宕が沈没してしまったため、大和に移乗してきて指揮し、大和の指揮官たちから「なんで重巡愛宕を旗艦にしたんだ。武蔵、大和のいずれかを旗艦とすべきだろう?腰抜け!」海軍内部は意志の統一が全くなされていなかった。とか。
真実では前日、武蔵は米軍の攻撃を一手に引き受ける形で、予め明るい灰色に艦体を塗り替えさせ、トラック泊地を出撃、散っていった。
小澤囮艦隊に、米軍ハルゼー提督は、まんまと引き寄せられて、離れてはいけないフィリピンを開けてしまうと大失態を演じさせられていたのに、作戦の本来の目的を忘れ、艦隊決戦にこだわり、本来の目的の米上陸部隊殲滅全滅を忘れ、損害が大きくなることを恐れ、レイテ突入しなかった栗田艦隊の愚挙も正しく描かず、さらりと流してしまい、史実について多少なりとも知るものにとっては、見るに耐えない作品なのに。
あの海戦で本当に真剣に戦ったのは、全滅した、西村艦隊だけと言われるのが真実の海戦だったのに。悲しいとしか言えない。
人の命にこだわった軍人がいた事を描きたかったのならば、撃沈した英国海軍将兵を戦場の真っ只中に拘らず、艦を停船させて救助した、駆逐艦「雷」の話こそ、敵味方問わず、兵の命は、尊い、戦いが終われば、分け隔てなく扱う、武士道を貫いた雷艦長の話こそ、後世に伝えるべき話です。

ユキ
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