「普通の生活を送りたかった」雪風 YUKIKAZE 羊さんの映画レビュー(感想・評価)
普通の生活を送りたかった
CGの出来栄えとか、台詞がどうとか、それよりももっと大事なことがあって感じないといけないものがある。80年前の人々の心を感じ、メッセージを受け取る作品であると個人的には思っている。
歴史の教科書で“雪風”は出てきていたのだろうか。存在を知らないまま今日まで生きてしまった。“大和”の片隅で小さく掲載されていたのかもしれない。もっと知られていい。日本人ならみんな知ってるくらいの知名度があっていい。戦争についてまだまだ知らないことばかりだ。
ほかの軍艦が次々と沈んでいくなか雪風はいつも帰ってきた。幸運艦そのものが幸運だった。命を掬い上げ、国のために戦い、内地にいる家族を守った。この行動の積み重ねが、あれほどまでの幸運につながっていたのではないだろうか。
特攻隊や沖縄戦…これまで自分が観てきた戦争の映画やドラマとも重なった。たくさんの勇姿と命の犠牲のうえに僕たちの平和な日常が成り立っている。彼らが生きたかった“普通”を僕たちはいま生きている。決してそれを忘れてはならない。
あなたの意見(主観)に大いに賛同致します。この映画にいわゆる「ドンパチ」を求めるのは無意味だと思います。もっともっと深いところの命の尊さを感じるべきかと。付け加えておきますが、わたくしは皇室をご尊敬申し上げ、君が代日の丸自衛隊を大切に思っている日本人です。
コメントありがとうございます!共感してくださる方がいらっしゃり、胸がスカッとしました!CG云々仰っている方はこの作品からなんのメッセージも受け取れていないのだろうなと不憫に思います。本当に秀作でしたね。涙と決意が止まりませんでした。今を生きる我々の責任として普通の生活と平和を守っていきましょう。次の世代に繋げましょう。
同感です! 金が掛かって無いとか戦闘シーンがどうだこうだなど
どうでもいい感想が多すぎてうんざりしてました。多くの犠牲の上に今の平和な時間がある事を幅広い年齢層でも感じさせてくれる素晴らしい映画だと思います。
幅広い世代の多くの人に見て欲しい秀作!
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