「誰に向けての作品かがよくわかる」雪風 YUKIKAZE モモンガさんの映画レビュー(感想・評価)
誰に向けての作品かがよくわかる
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昨今の戦争もの…戦時下を知っている人や戦後間もない頃を生きていた人からすれば大変に生ぬるいものなんだろう…と思われる。レビューを散見してそう感じる。でも昨今の作品の目的は、戦争の悲惨さを忘れない為に若者に伝えるのが主な目的だと思う。自分事と少しでも感じてもらうには感情に訴えていくしかないのだと思う。そういう意味でいい作品だと感じた。あっさりとしている感は全体に通してあるが、戦線が維持できずに追い詰められていく過程が分かりやすく描かれていたと思う。フィリピンが陥落したら燃料が…サイパンが陥落したら本土に空襲が…と。長期戦では勝ち目がなく、人的にも物量でもどんどん押し負けていく…敗戦に向けての流れの復習をさせてもらっている感じ。ただ悲惨さを、リアルさを伝えるのではなく、どうかこの歴史を忘れないで…という祈りがこめられているように感じた。
そして一番に…繋ぐ、ということ。雪風の救助シ―ンは印象的だった。実際に命を繋ぐ、次の世代へ思いを繋ぐ…。艦長の娘さんが出てきた時はホッとした。過去から現代へ…ちゃんと繋がった、と。
色々な意見があると思うが、今の若者にパワハラなんてものでは済まない制裁は見せられないし、無残な死体なんてものは論外。映画を観てもらえなくなる!なので、なるべく幅広く年代を惹きつけるためにはこれくらいでいいんだと思う。
だから若者たちよ、ぜひ見てください!あなた達に見てほしいんだよ!
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